夏季休暇期間中のアフリカ豚熱、口蹄疫、豚熱等の発生防止を徹底しましょう(8月1日掲載)
夏季休暇期間における家畜伝染病の防疫体制を徹底しましょう
夏季休暇期間に入り、国外への移動が増える時期となりましたが、近年、国内外で豚熱(CSF)、高病原性鳥インフルエンザの発生が相次いでいるほか、アジア地域においてアフリカ豚熱(ASF)及び口蹄疫の発生も確認されるなど、国外から家畜伝染病の病原体が持ち込まれるリスクが高まっています。
現在、新型コロナウィルスの影響により世界的に制限されていた国外への移動が緩和されており、海外への旅行者の増加あるいは訪日外国人旅行者が増加しています。
農林水産省は、国内への病原体の侵入防止のため、旅行者及び家畜飼養者に対し引き続き防疫対策の徹底と飼養衛生管理基準の遵守の徹底を呼び掛けています。
空港で行われる靴底消毒等への協力や家畜伝染病発生地域に立ち寄らないようにしましょう
1.畜産関係者は、家畜伝染病が発生している地域や現地の家畜飼養場所に理由なく立ち寄らないようにしましょう。
2.外国人技能実習生等の外国人従業員を受け入れている畜産関係者等の方は、日本への持ち込みが禁止されている肉製品等が持ち込まれないよう、従業員等への周知をしましょう。
3.海外旅行へ行く方は、空港で行われる靴底消毒など家畜伝染病防疫対策への協力をお願いします。また、病原体を運ぶ可能性のある食品等を持ち込まないようにしましょう。
家畜飼養者は衛生管理を徹底しましょう
- 飼養衛生管理区域内に関係の無い人が入らないように、看板等を設置しましょう。
- 衛生管理区域に立ち入るときは、専用の衣服や手袋・長靴を着用しましょう。
- 農場内、畜舎、車両、人、物品の消毒を徹底しましょう。
- 野生動物の侵入を防ぐ防護柵・防鳥ネット等を設置しましょう。
毎日の健康観察と早期発見・早期通報を徹底しましょう
- アフリカ豚熱(ASF)及び豚熱(CSF)、口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザ等家畜伝染病の症状についてあらかじめ把握しておくとともに、海外での発生情報を確認しましょう。
- 家畜の健康状態を毎日観察しましょう。
- 分娩・出荷・死亡等の記録を取るとともに、異常が見られた場合はその症状・体温を記録しましょう。
- 流死産、発熱、元気消失、食欲減退、結膜炎の症状が見られた場合、家畜保健衛生所に通報しましょう。
異常があった場合の通報先
岩手県県南家畜保健衛生所
住所:岩手県奥州市水沢佐倉河字東舘41-1
電話番号:0197-23-3531
ファクス:0197-23-3593
花巻市農林部農政課畜産振興係
住所:岩手県花巻市野田335-2
電話番号:0198-23-1400
ファクス:0198-23-1403
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農政課
〒025-0052 岩手県花巻市野田335番地2(花巻農協総合営農指導拠点センター内)
電話:0198-23-1400(課直通) ファクス:0198-23-1403
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