重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の感染にご注意ください

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ページ番号1024175  更新日 令和7年9月3日

厚生労働省チラシ

マダニに咬まれないように対策をしましょう

重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombo cytopenia Syndrome:SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染し、引き起こされる病気です。

これまでは、西日本を中心に感染症例が報告されていましたが、今般、北海道で初めてSFTSの症例が確認されました。今後は、西日本に限らず他の地域においても患者が報告される可能性があります。また、SFTSに感染した場合には重症化することもあることから、発症後速やかに診断を受ける必要があります。

マダニに咬まれないようにすることが感染予防となります。 

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の概要

病原体

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス

生息場所

野生動物(シカ、イノシシ、野ウサギなど)が出没する森林や草地に多く生息している。郊外、市街地でも生息している。

感染経路

ウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染する。また、SFTSウイルスに感染した野生動物やペットとの接触により感染することもある。

潜伏期

6日~2週間程度

症状

主な初期症状は、発熱、全身倦怠感、消化器症状(食欲低下、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛)で、重症化し、死亡することもある。

予防方法

マダニに咬まれないように対策する。

  • 森林や草地に入るときは肌の露出を少なくし、袖口や裾は中に入れたり、マダニに対する忌避剤(虫よけ剤)を使用したりする。
  • 森林や草地から帰宅したら、上着や作業服は家の中に持ち込まないようにし、早めに入浴し、ダニ類に咬まれていないか確認する。
  • ペットの散歩から帰ったらブラッシングするなど、ダニがついていないか確認する。

マダニに咬まれた時の対処法

  • 無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置を受ける
  • マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください
    【受診時に医師に伝えること】野外活動の日付、場所、発症前の行動

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