令和8年4月 定例記者会見を開催しました

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ページ番号1025306  更新日 令和8年5月11日

記者会見の様子

開催日時

令和8年4月28日(火曜)午前11時から11時45分まで

開催場所

花巻市役所本庁本館3階 302会議室

会見項目

  1. クマの出没にご注意ください
    <担当 農林部 農村林務課>
  2. ~花巻みち活street to park challenge2026~まちなかの公共空間を活用したい方を募集します
    <担当 商工観光部 商工労政課>
  3. 新花巻図書館整備基本・実施設計業務を行う「新花巻図書館まちなか設計拠点“プレ室”」をオープンしました
    <担当 生涯学習部 新花巻図書館整備室>
  4. 「日本ワインフェスティバル花巻大迫2026」を5月30日、31日に開催します
    全国最大級の45ワイナリーが出展 ~北の小さな町がワインの王国になる~

    <担当 大迫総合支所 地域振興課>

冒頭コメント

小原市長

4月の定例記者会見にお越しいただきありがとうございます。本日は、4項目についてお話しさせていただきますので、よろしくお願いします。

クマの出没にご注意ください

小原市長

項目の1番目「クマの出没」について、ご説明します。

昨年度の市内におけるクマの目撃件数は、一昨年度より583件多い886件、捕獲頭数は59頭多い73頭と過去最多でした。本年度も4月24日時点ですでに14件のクマの目撃情報が市などに寄せられているほか、県は4月22日に県内全域に「ツキノワグマの出没に関する警報」を発表しており、注意が必要です。

市では、市民の皆さんの命を守ることを最優先にさまざまなクマ対策を行っていますので、その概要についてお知らせします。

まずは、「警備体制の強化」についてです。

令和6年度から本格的に運用しているAI(人工知能)カメラについて、本年度は40台増やし、計120台体制でクマの早期発見・追い払いができる警備体制の強化を図るほか、岩手大学と連携しクマの生息密度調査(ヘアトラップ調査)を、本年度は市内複数カ所、金矢・北湯口・湯口地区で実施し、人里周辺で活動しているクマの状況などを明らかにします。

さらに、クマの移動経路と思われる河川敷やクマが隠れる可能性のあるやぶなどの草刈りを継続します。

次に、「子どもたちが安全に通学できる環境の整備」についてです。

クマが市街地などに出没して危険だと考えられる場合は、保護者の皆さんによる車での送迎をお願いします。送迎が難しい家庭については、引き続き市の費用負担でタクシーや貸切バスなどによる送迎を臨時的に行い、子どもたちが安全に登下校できる環境を整えます。また、保護者の皆さまにお願いですが、市や学校から保護者の皆さんに車による子どもの送迎依頼があった場合には、危険ですので、子どもたちの徒歩や自転車での登下校は控え、車での送迎を徹底していただくようお願いいたします。

そのほか、市では、クマをはじめとした有害鳥獣対策の専門家である「有害鳥獣対策アドバイザー」や、罠の設置や見回り、追い払いなど現場対応に特化した活動を行う「有害鳥獣対策推進員」などを雇用していますが、本年度は、有害鳥獣対策に関する広報活動や現場確認、パトロールを中心に行う「有害鳥獣対策支援員」を1人増員しました。

資料2ページには、市が行っているクマをはじめとした有害獣対策に関する補助制度について記載しています。詳細については資料をご覧いただければと思いますが、クマスプレーの購入や放任果樹の伐採、電気柵、ガンロッカーの購入などに対して支援を行っています。ご不明な点については、農村林務課にお問い合わせいただければと思います。

資料2ページの下段から3ページにかけては、クマの被害に遭わないための対策、またクマに遭ってしまった場合の対応について、まとめています。

まず、クマを引き寄せないための対策ですが、クマの通り道となり得る住宅や通学路周辺のやぶを刈り払い、見通しをよくすることが重要です。また、人家の周りに残飯などを捨てないこと、農作物は早めに収穫し、廃棄予定のものも放置しないこと、収穫しない不要なカキやクリなどの果樹を伐採することも大切です。

次に、クマの被害に遭わないためには、クマの行動が活発な朝夕や霧が出ているときには周囲に注意するとともに、鈴・笛・ラジオなど、音のするものを身につけていることが重要です。また、クマのふんや足跡を見つけた場合はすぐにその場を離れること、また子グマを見つけた際は近くに親グマがいる可能性があるため、そっとその場を立ち去ることが大切です。

そして、万が一クマに遭ってしまった場合には、急に立ち上がったり、大声を出したりしてクマを刺激しないこと、背中を見せて走って逃げないことが重要です。クマに突進された際には、体勢を低くして両手で頭や顔を防御することが大切です。

資料の最後には、市公式ラインについて記載しています。市内のクマの目撃情報については、市公式ラインで随時発信していますので、資料に記載の二次元コードを読み込んでいただいて、ぜひ、「友だち追加」と、欲しい情報を受け取ることができる「受信設定」をお願いします。

市では、市民の皆さんの命を守ることを最優先にさまざまなクマ被害対策を行っていますが、クマ対策については、地域の皆さまと協力して取り組むことが非常に大切と考えています。そのために皆さまへのお願いとして、自身がお住まいの付近でクマを目撃した場合、または目撃情報があった場合は、可能な範囲で不要不急の外出や徒歩での外出を控えてください。

また、外出が必要な場合には、突発的なクマとの遭遇を避けるため、自分の存在をクマにアピールすることが効果的ですので、クマ除け鈴やラジオなど、音の出るものを携帯してください。加えて、先ほど述べたとおり、クマを引き寄せない環境を作るとともに、農作物被害を防止するための対策を行っていただくようお願いいたします。

~花巻みち活street to park challenge2026~ まちなかの公共空間を活用したい方を募集します

小原市長

項目の2番目「花巻みち活street to park challenge2026」について、ご説明します。

花巻中央広場やその周辺道路を活用し、まちなかでの新たな過ごし方やイベントなどを開催したい方を募集します。本社会実験は、今年度で4年目を迎えますが、今年度は、社会実験開始時から参画してきたエリア内で事業を営んでいる株式会社上町家守舎が公共空間活用についての相談窓口となり、実施にあたり助言等の支援を行う形で実施します。これは、今後も継続的に活用されていくための仕組みづくりを試験的に行うものです。

募集概要は記載のとおりですが、社会実験の企画提案が承認された実施者については、施設使用料および道路使用申請料の負担はありません。その他の実施に係る費用は原則として実施者の負担となりますが、車両通行規制に係る交通誘導員の配置費用については、一部市が支援を行います。

社会実験実施の申し込みや公共空間の活用をご検討の方は、上町家守舎までご相談ください。多くの皆さまからのご提案をお待ちしております。なお、参考までに資料5ページには、令和5年度から7年度までに開催した社会実験の実績を掲載しております。

新花巻図書館整備基本・実施設計業務を行う 「新花巻図書館まちなか設計拠点“プレ室”」をオープンしました

小原市長

項目の3番目「新花巻図書館まちなか設計拠点 プレ室 のオープン」について、ご説明します。

JR花巻駅前に整備を進めている新花巻図書館の設計者については、昨年実施した公募プロポーザル審査により、「昭和設計・tデ・山田妙子建築設計事務所共同企業体」を選定しました。市では本年1月7日付で、同企業体と契約を締結し、現在、基本設計の作業を進めています。

設計者からは、公募プロポーザルの提案段階において、「地域に開かれた拠点を設け市内で設計を行い、その過程を市民の皆様にも見てほしい」との提案がありました。その提案の実践の形として、この設計者が新花巻図書館まちなか設計拠点、プレ室を開設するものです。

市としても、設計の早い段階から設計者が、市民と関わりながら見える形で設計を進めることは、市民の皆様が新図書館を自分たちの図書館として捉えていただき、新図書館に関心を持つ人々がさらに広がるきっかけになるものと期待しています。

プレ室の概要ですが、開設日が本日4月28日、開設場所は花巻市花城町12-11プリミエール花城の1階です。開室日や開室時間などは不定期となりますので、プレ室のインスタグラムやFacebookをご確認ください。今週は4月28日、29日、5月1日の3日間、開室しており、時間は午前11時から午後7時までです。

設計者は、プレ室を単なる設計事務所の分室にとどまらず、複合的な役割を持つ拠点にしたいという意向をお持ちであります。具体的には、設計事務所の分室としての機能だけではなく、地域の人が気軽に本に触れられる場所や新図書館に関する市民の活動拠点としての役割も担えるような場所にしたいと考えているとのことです。

また、プレ室を市民の皆様が気軽に立ち寄れる場所にしたいとのことで、ワークショップで使用した資料や模型を始め、具体化する設計状況がわかる資料や模型などを展示する予定と伺っています。大きなガラス窓もありますので、夜間でも歩道から展示物を見ることができます。将来的には設計に関するイベントや子供たち向けの見学会なども検討しているとのことでございますので、どうぞご注目ください。

「日本ワインフェスティバル花巻大迫2026」を5月30日、31日に開催します 全国最大級の45ワイナリーが出展 ~北の小さな町がワインの王国になる~

小原市長

項目の4番目「『日本ワインフェスティバル花巻大迫2026』の開催」について、ご説明します。

このイベントは、日本ワインの普及と需要拡大を目的として、岩手のワイン発祥の地である大迫で開催します。開催日は5月30日(土曜)、31日(日曜)の2日間で、大迫交流活性化センター周辺を会場に開催します。開催時間は、5月30日(土曜)が正午から午後5時まで、31日(日曜)が午前10時から午後4時までです。今年は北海道・東北・関東・甲信越・近畿・九州地方から合わせて45のワイナリーが出展します。このうち新規出展のワイナリーは6社となっています。

各ブースでは赤・白・ロゼ・スパークリング等、約200種類のワインを楽しむことができます。お車でお越しの方やお酒を飲めない方のために、ノンアルコールワインやぶどうジュースもご用意しています。会場内での有料試飲には、専用ワイングラスの購入が必要となり、会場内インフォメーションにて500円で販売します。

試飲代金は各ワイナリーのブースで直接お支払いいただきます。お支払方法は、現金に加えて、一部のブースではキャッシュレス決済にも対応しています。また、ワインに合うチーズや肉料理などのフードコーナーもご用意しています。こちらも各ブースで現金やキャッシュレス決済が可能です。

今年からの新たな取り組みとして、各ワイナリーのブースで直接ボトル購入ができるようになります。一部、ボトル販売を行わないワイナリーもありますが、試飲して気に入ったワインをその場で購入することができます。ただし、会場内での開栓はできませんのでご了承ください。さらに会場内のステージでは、クラシックの生演奏や日本ワインに関するミニ講座、昨年も好評だったブラインドテイスティングコンテストも開催するほか、30日(土曜)にはIBCラジオの公開生放送も予定しています。

会場へのアクセス方法ですが、JR石鳥谷駅と会場間を往復する無料シャトルバスを随時運行します。両日とも9〜12往復の運行を予定しています。そのほか、既存の路線バスとしては大迫石鳥谷線、大迫花巻線、大船渡盛岡線もあります。また、車でお越しの方は会場周辺の臨時駐車場をご利用ください。

ご来場される皆さまには、安全で快適にイベントを楽しんでいただくため、飲酒運転の防止や適切なマナーの順守を改めてお願いします。車でお越しになってワインを楽しむ場合は、ハンドルキーパーの確保など、安全対策をお願いします。

イベントの詳細情報や出展ワイナリーの出品アイテム、当日のタイムスケジュール等は専用のホームページで随時更新しますので、そちらをご確認ください。

記者会見項目以外

小原市長

記者会見の項目にはありませんが、ゴールデンウイーク期間中に市内で開催されるイベントの一覧を添付していますので、後ほどご覧いただければと思います。

そのほか、資料にはございませんが、大槌町の林野火災に係る花巻市の対応、支援の状況について、主な内容をお伝えしたいと思います。

まず、本市の消防本部の対応についてですが、要請によりまして、ポンプ車隊、水槽車隊、防災ヘリコプター支援員を派遣しております。

ポンプ車隊、水槽車隊については、山林内の消火活動や建物と山林の境界付近の警戒、巡視にあたっています。防災ヘリコプター支援員については、各県から来ているヘリコプターの調整支援、消火活動の支援などを行っています。

次に、ふるさと納税の代理寄付についてです。花巻市のふるさと納税ポータルサイトから大槌町に寄付ができるという対応をしてまいります。準備ができ次第随時、ポータルサイトに災害支援のページを開設予定です。なお、この寄付に対する返礼品はありません。寄付金は全額、大槌町へお渡しいたします。本件については、今日の午後3時頃までに、皆さまにリリースいたしますので、そちらをご覧くださるようお願いします。

最後に、職員派遣についてです。県から支援要請がありましたので、避難所運営について、市職員を派遣して支援していくということをやっていきます。派遣する職員については、現在選定中でありまして、おそらくゴールデンウイーク中の対応になるという見通しであります。概ね常時2名が対応するような規模感であります。

注)4月30日に県から、派遣は行わないとの連絡があったことから、職員派遣は取りやめ

そのほか、市営住宅の提供や、温泉を利用した被災者のケアなども、市として考えていますが、そのような形で大槌町の林野火災によって避難されている方、被害に遭われている方の支援を行っていく考えでありますので、お伝えをしておきたいと思います。

私からの発表は以上です。

主な質問

社会実験(花巻みち活)について、市長も力を入れたい市街地の活性化に直結するような事業だと思うが、今後これをどのようにまちづくりに活かしていきたいか。

小原市長

本年度で4年目の事業になります。資料にもあるとおり、これまでバラエティーに富んださまざまな取り組みが行われています。これをきっかけに、さらに盛り上げていこうというような機運が高まっているグループもあるというふうに伺っています。

まさに私も訴えてきたチャレンジするまち、市街地を活性化させていこうという動きですので、しっかりと応援していきたいと思っておりますし、ぜひ多くの方々にいろんなアイディアを持ち寄って参加していただきたいと思っています。我々が想像もつかなかったような取り組みなどがある。そういうことも期待をしています。

新花巻図書館のプレ室について、今日開設ということだが、いつまで開設するか決まっているのか。

生涯学習部長

今、基本設計をしていますけれども、実施設計も含めて、今年度いっぱいという予定でございます。設計者など3人の方が花巻に住みながら、プレ室の対応をしていただいております。

社会実験(花巻みち活)について、実験というのは、いつまでやって、いつ頃に本格稼働という形になるのか。

小原市長

まず社会実験というのは、道路としての本来の使い方ではないという意味で社会実験としていますので、いつから本格稼働とか、そういったことではないです。恒例のイベントにはなるかもしれませんが、それはあくまでも、道路としての本来の使い方ではない使い方で、対象のスペースを面白く使っていこうということでございます。

この事業は、民間が行う取組みに対して道路使用許可の申請などを行政がフォローするということで始まったと記憶しているが、それがまだ民間単独で行うのは難しいというようなことで、一緒にやっている、実験をしている、ということなのか。

小原市長

そうですね、そこがスムーズにいくように市としても応援しているわけですけれども、やはり道路を道路じゃないように使うということは、簡単なことではないわけですから、そこには市がある程度関与していくことが必要だと思っています。

ヘアトラップ調査とはどういった調査方法なのか。

農林部長

山にクマの餌を置いて、その周りに有刺鉄線を設置します。そうすると、そこにクマが寄ってきます。有刺鉄線に付着したクマの体毛を回収してDNA鑑定をして、個体の識別を行う調査方法です。令和6年度にも市内の太田地区で同じような調査を行っていますけれども、場所を変えて本年度は金矢地区、北湯口地区、湯口地区で実施するということになります。

現在、設置場所などを検討中でございますので、期間についてははっきりしてないところでございます。

市が単独でヘアトラップ調査を実施することは、あまり聞いたことないが、珍しいことか。

小原市長

県の環境保健研究センターで、研究事業として実施しているのは聞いていますが、今回のように市町村が実施するのはあまり聞いたことがありません。

花巻には有数の温泉施設があるが、そこについてのクマ対策は何か行っているか。

小原市長

市としては、クマの目撃情報を迅速にお知らせしたり、必要に応じて捕獲したり、そういった面で引き続き対応していきたいと思います。また、それぞれの温泉や旅館などでも、外出する際にはこういったことに注意してくださいとか、いろいろと対策をしたり注意を促したりしているということを伺っています。

現在我々が用意しているクマ対策は、先ほどお話しさせていただいたとおりですが、そういった対策を行うことで、市民の皆さんはもちろんのこと、観光客の皆さんにも安心して花巻を訪れていただきたいと思っています。

農林部長

市では電気柵の購入費用を補助しておりますけれども、市内の温泉施設からも申請をいただいて実際に電気柵を設置している事例もありますので、そういった面からも引き続き支援させていただきたいと考えています。

クマについて、本年度は4月24日時点ですでに14件の目撃情報があるということだが、この状況についてどう考えているか。

小原市長

この時期としてはやはり多いなと思っていますし、年々多くなってきている状況ですので、注意をしていかなければならないと思っています。

ヘアトラップ調査について、県でも昨年度、全県的に実施しているかと思うが、今回の取り組みは花巻市独自の取り組みという理解でいいか。

農林部長

県でもやっておりましたけれども、私どもの方でも地域的なところで調査をしたいということで行うものでございます。また、県で行った調査結果がなかなか公表されないということもありまして、私どもの方でも行えればなということで、岩手大学の准教授に相談をして、実施をすることとなりました。

AIカメラのよるクマ対策について、これまでどのような効果を上げてきたのか。

農林部長

まずは、市街地へ侵入するクマを早期に発見して対応したいということで、AIカメラを導入しました。また、クマの市街地への侵入経路が分かることで、適切な場所に罠を設置し、クマを捕獲しやすくなっているというようなところもございますし、子どもたちの通学路の安全対策というようなところにも効果があると考えています。

大槌町への支援について、今後、市営住宅の提供や、温泉を利用した被災者のケアも考えていきたいとのことだが、現時点で何か具体的なものは決まっているか。

小原市長

今考えていますのは、物資支援やふるさと納税、市職員の派遣についてです。市営住宅や温泉については、そういったことを提供できる場面がないか、これまでの災害時の例などから検討しているところですので、現地の考えや必要性を確認しながら対応していきたいと考えています。

担当

総合政策部 広報情報課 広報係

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