令和8年6月 定例記者会見を開催しました

開催日時
令和8年6月24日(水曜)午前11時から11時30分
開催場所
花巻市役所本庁本館3階 302会議室
会見項目
- 物価高騰の影響を受けている世帯・事業者を支援します
<担当 福祉部 地域福祉課・商工観光部 商工労政課> - 花巻市防災訓練を6月28日に実施します
<担当 地域振興部 防災危機管理課> - 7月から産後ケア事業の宿泊型サービスを開始します
<担当 健康こども部 こども家庭センター> - 宮沢賢治生誕130年「童話村の森ライトアップ2026」を開催します
<担当 生涯学習部 賢治まちづくり課>
冒頭コメント
小原市長
6月の定例記者会見にお越しいただきましてありがとうございます。本日は、4項目についてお話しさせていただきますので、よろしくお願いします。
物価高騰の影響を受けている世帯・事業者を支援します
小原市長
項目の1番目「物価高騰の影響を受けている世帯・事業者への支援」について、ご説明します。
市では、物価高騰の影響を受けている市民の皆さんや市内事業者の負担軽減のため、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用した支援策を実施します。
まず、市民の皆さんへの支援として「価格高騰対応緊急支援給付金給付事業」を実施します。対象世帯は、令和8年6月1日時点で市内に住所を有し、世帯全員が令和8年度の住民税非課税者または均等割のみ課税者で構成される世帯で、かつ「令和7年度価格高騰対応緊急支援給付金」の給付対象外であった世帯です。具体的には、住民税非課税世帯 約800世帯、住民税均等割のみ課税世帯 約700世帯、合計約1,500世帯が対象となります。給付金額は、1世帯当たり13,000円です。
給付の方法ですが、まず8月上旬から順次、対象世帯にお知らせを発送します。市で口座を把握している方は、原則市への手続は不要です。最短で9月上旬に指定口座に振込む予定です。市で口座を把握できていない方へは、申請書の提出をお願いします。申請書の受付後、4週間程度で指定口座に振り込みます。申請書の受付期間は、10月30日までを予定しています。詳細につきましては、広報はなまきや市ホームページに掲載します。
次に、市内事業者への支援として「省力化・生産性向上支援緊急対策補助金」を交付します。対象事業者は、令和8年7月1日以降に対象となる国の補助金交付決定を受け、補助金を活用して生産性向上やデジタルトランスフォーメーションに取り組むため、市内に有する事業所の設備投資等を行う市内事業者です。ただし、令和9年2月末までに市へ実績報告書を提出できることが条件ですので、ご注意ください。
支援の内容ですが、補助対象事業費から国の補助金を除いた自己負担額の2分の1以内の金額を市が上乗せ補助します。補助金額の上限は500,000円です。20事業者程度の申請を見込んでいます。申請受付は7月下旬の開始を予定しており、申請方法は市ホームページやメールマガジンにより7月中に事業者に周知する予定です。
このほか、物価高騰の影響を受けている社会福祉施設や医療施設、運輸事業者等に対して支援を行うための補正予算について、6月26日(金曜)の6月議会定例会の最終日に追加提案する予定です。支援内容などについては、議決をいただければ、広報はなまきや市ホームページでお知らせします。
市では、今後とも、「市民が安心して暮らせる花巻」の実現に向けて、取り組みを進めていきます。
花巻市防災訓練を6月28日に実施します
小原市長
項目の2番目「花巻市防災訓練の実施」について、ご説明します。
今回の花巻市防災訓練は、大雨により北上川が避難判断水位や氾濫危険水位に達する見込みであることに加え、河川洪水や土砂災害の危険性が高まっている状況を想定して行うもので、6月28日(日曜)に実施します。
訓練内容は、資料の表に記載していますのでご覧ください。
まず、指定緊急避難場所への避難訓練についてですが、午前9時に「警戒レベル3 高齢者等避難」を発令し、午前9時30分に「警戒レベル4 避難指示」を発令します。この情報は、緊急速報メールを通じて市内に送信するほか、電話一斉発信システム「オトコル」を使って自主防災組織の代表者などに伝達します。
また並行して、午前9時から市内29か所の指定緊急避難場所で避難場所の開設訓練を行います。この訓練では、自主防災組織や地域住民による避難行動の訓練を行った後、昨年、国の交付金を活用して新たに購入した間仕切りテントや簡易ベッド等のほか、食料や飲料水、タオル、アルミブランケット、下着、防犯ブザー等の備蓄物品を参加者に確認していただきます。そして、防災備品の段ボールベッドや簡易ベッド、間仕切りテント等の設営体験を行い、午前11時に終了する予定です。
次に、避難行動要支援者の避難支援訓練ですが、花巻・大迫・石鳥谷・東和地域からそれぞれ1団体を選定し、その団体に属する自主防災組織を中心に、高齢者や障がいのある方など、避難に時間を要する方への支援手順や指定緊急避難場所への搬送方法、安否確認の流れを確認する訓練を行います。今回は花巻小学校、大迫ふるさとセンター、花巻農業高校愛農農場、土沢振興センターの4か所で行います。
また、花巻小学校、大迫ふるさとセンター、花巻農業高校愛農農場、田瀬振興センターの4会場では、LINEを活用したデジタル受付を行うほか、本年も花巻市医師会と花巻市薬剤師会にご協力をいただき、まなび学園を会場に、負傷者への初期対応や医療救護所の開設訓練を行います。
その他にも、市内4つの社会福祉施設で入所者向けの避難訓練や市内5か所の温泉宿泊施設で避難訓練を行います。
市民の皆さまには、防災訓練の実施にご理解とご協力をお願いするとともに、日頃から災害への備えに取り組んでいただくようお願いいたします。
7月から産後ケア事業の宿泊型サービスを開始します
小原市長
項目の3番目「産後ケア事業の宿泊型サービスの開始」について、ご説明します。
市では、産前産後サポートの一環である産後ケア事業について、7月から新たに工藤医院での宿泊型サービスを開始します。この宿泊型サービスは、本市で初の取り組みであり、これまで実施していた日帰り型と訪問型に加え、産後間もないお母さんと赤ちゃんが安心して心身を休める場を提供し、サポートの充実を図ろうとするものです。
宿泊型サービスを利用できる対象者は、工藤医院で出産、または妊婦健診を受けたことがある「産後3か月未満の母子」です。サービスの内容は、お母さんの心身ケアとして乳房(にゅうぼう)ケアなどを行うほか、赤ちゃんの沐浴や体重測定、育児相談などのサポートが受けられます。また、栄養バランスのとれた手作りの食事やおやつも提供します。
利用日は、原則、毎週月曜日から火曜日まで、または火曜日から水曜日までの1泊2日で、定員は1日1組です。サービス利用料は、令和8年度は国・県・市の補助により無料ですが、食事代等は実費負担となります。実費負担額は、3回分の食事代と2回分のおやつ代で3,600円ですが、住民税非課税世帯または生活保護世帯の方は1,100円です。サービスの利用を希望する方は、工藤医院のホームページから申し込みいただくと、工藤医院から日程調整等の連絡があります。
市内には、他にも産後ケアに取り組んでいただいている事業者があり、宿泊型の産後ケアの取り組みにも意欲を示されていると伺っております。宿泊型サービスの利点は、助産師や看護師等がいる場所で、夜間も安心して過ごせることですので、授乳がうまくいっているか分からない、子育てに不安を感じている、などの心配事がある方や、赤ちゃんの世話に追われ、睡眠が十分に取れない、といったような方は、まずはご活用いただきたいと思います。
宮沢賢治生誕130年「童話村の森ライトアップ2026」を開催します
小原市長
項目の4番目「宮沢賢治生誕130年 童話村の森ライトアップ2026の開催」について、ご説明します。
本イベントにつきましては、市と関係団体が実行委員会を組織して開催するものであり、また、本日お集りいただいた報道機関の皆さまからもご後援をいただいております。この場をお借りして感謝を申し上げます。
開催11回目を迎える童話村の森ライトアップですが、今年は7月18日(土曜)から10月31日(土曜)までの期間中、宮沢賢治童話村で毎週土曜・日曜・祝日に開催します。なお、お盆期間である8月8日(土曜)から16日(日曜)までは毎日開催する予定です。期間中は童話村内の「賢治の学校」「賢治の教室」の開館時間と「森の店っこや」の営業時間をライトアップ終了時間の30分前まで延長します。
ライトアップ期間中は、様々なイベントを予定しています。例年好評をいただいているオブジェ絵付け体験では、「動物たちのせかい」をテーマに、市内の小学生が絵付けしたアクリル板をオブジェとして仕上げ、展示します。また、星空観察会や、成島和紙を使用した和紙ランプシェードの制作体験をはじめ、10月3日(土曜)には、地元高校生による賢治作品の朗読や鹿踊の披露が行われるオータムイベントを開催する予定です。童話村入口の銀河ステーション前には屋台村も開設します。
さらに、今年もイーハトーブフェスティバル2026と題して宮沢賢治の作品世界に想いを寄せるクリエイターやアーティストをお招きし、ライブやスペシャルトーク、映画上映を実施します。期日は8月22日(土曜)、23日(日曜)の2日間で、会場は童話村の野外ステージと芝生広場です。出演者などの詳細は、現在調整中ですので、後日お知らせします。
童話村の森ライトアップでは、インスタグラムのハッシュタグキャンペーンも実施します。「#(ハッシュタグ)童話村の森ライトアップ2026キャンペーン」を付けてライトアップの画像や動画を投稿していただいた方の中から抽選で花巻の名産品が当たります。詳細は、市ホームページをご覧いただき、多くの皆さまにご参加いただければと思います。
今年は宮沢賢治生誕130年にあたります。ぜひ、皆さまお誘い合せの上、童話村の森ライトアップにお越しいただき、幻想的な賢治の作品世界をご体感いただければと思います。
最後になりますが、先月の記者会見で発表しました「花巻市合併20周年記念式典」を、7月12日(日曜)午前10時から、花巻温泉ホテル千秋閣のグレイトホール瑞雲で開催しますので、ぜひ取材いただきますようお願いいたします。
主な質問
防災訓練の中の、社会福祉施設の入所者の避難訓練および温泉宿泊施設による避難訓練については、本年度からの新たな取り組みか。
地域振興部長
社会福祉施設の入居者の避難訓練については、昨年度も特別養護老人ホーム東和荘で実施しておりました。本年度については、社会福祉施設にこちらからお声掛けさせていただいたところ、資料に記載の施設においても実施いただけることとなりました。温泉宿泊施設については、これまでは独自に避難訓練を実施しておりましたが、こちらについても市からお声掛けさせていただきまして、市の防災訓練と同じタイミングで実施いただけることとなった次第です。
産後ケア事業について、新たに別な事業者も実施予定と伺っていたが、そちらの進捗状況が分かれば教えてほしい。
健康こども部長
別な事業者については現在、建物の工事中でございまして、7月いっぱいで完成して、8月から産後ケア事業を実施すると伺っていましたが、具体的な日程については未定です。
工藤医院の宿泊型産後ケアについて、対象者は何回利用できるのか。また、年齢が近い子どもがいる場合は、一緒に利用することも可能なのか。
健康こども部長
宿泊型について、複数回利用は可能ですが、1人7回までという制限があります。宿泊型を利用すると1泊2日ですので、1度の利用で2回使ったことになりますので、その点は気を付けていただければと思います。また、年齢が近い子どもがいる場合については、保育士などの専門スタッフはおりませんので、工藤医院と直接相談いただくことになろうかと思います。
童話村の森ライトアップについて、クマ対策はどのようになっているか。
生涯学習部長
業者と電気柵を設置する契約をしており、ライトアップが始まる前には、童話村と、隣の博物館を囲むような形で、電気柵の設置が完了する予定です。そのほか、近隣でクマが目撃された場合には、爆竹を鳴らすなどクマを近付けないような対策を引き続き実施してまいります。
宿泊型産後ケアに関連して、産後うつになってしまうお母さんたちへのケアも含めて、対象(産後3カ月未満の母子)の拡大などについて、何かお考えはあるか。
小原市長
現在の工藤医院のリソース等を踏まえて、今回はこういった形でスタートさせていただいたものです。産後うつへのケアなどについては、こども家庭センターなどを中心に、しっかり体制を整えています。
宿泊型産後ケアの体制については、さらに拡充することができるよう、事業者と相談しながら考えていきたいと思います。
物価高騰への支援について、他の自治体ではPayPayキャンペーンなどを実施しているところもあるが、今後何か考えていることはあるか。
小原市長
物価高騰対策については、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用しながら、実施してまいりますが、今のところは、目に見える形での事業者支援、そして市民の中で恐らく最も苦しんでいるだろうと考えられる層の方々へ重点的に支援していくという形をとっています。
今後、世の中の流れなどを見ながら、どういった支援が適当なのかということについて検討していきたいと思いますし、国の交付金は今回で全て使い切るわけではありませんから、そういった予算の面も含めて今後の支援について検討してまいりたいと思っています。
防災訓練に関連して、個別避難計画の策定状況はどうなっているか。
地域振興部長
現在のところ全体の5割程度の策定状況です。
会見項目以外のことだが、化製場の問題について今後どのように進めていくのか、考えを聞かせてほしい。
小原市長
化製場に関する現在の市の取り組みとしては、県への要望の中でお示しすることとなりますが、まずは県として他の都道府県のように基準を設けた条例へ改正してほしいということを要望しているところでございます。
それと並行しまして、国や県の畜産政策の一つとして、畜産現場から出る畜産副産物は、化製場にとっては原料になるわけでございますが、そういったものの処理を畜産政策として、適切に行うべきであるということを訴えているところでございます。
化製場の悪臭問題については、関係者も多い中ですので、まずはそうした関係する人たちが話し合いを持ちながら、どういうことなら解決にむかうのかというところを、取り組んでいきたいと思っていますし、住民が苦しんでいるという実態を、国や県に改めて訴えるというのが大切でありまして、そこをまずは理解していただく、次に、それに対する対策のアイディア出しを関係者で集まって考えていこうと、そういった手順で考えています。なかなか簡単なことではありませんが、しっかりと手順を踏んで取り組んでいきたいと思っています。
担当
総合政策部 広報情報課 広報係
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
広報情報課
〒025-8601 岩手県花巻市花城町9番30号
広報係 電話:0198-41-3504 ファクス:0198-24-0259
情報政策係 電話:0198-41-3508 ファクス:0198-24-0259
広報情報課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
