葛丸川渓流・たろし滝
葛丸川渓流
奥羽山脈を源とする渓流です。バードウォッチングや森林浴、渓流釣りにハイキング、そして紅葉狩りなど、自然に親しむのに絶好なところ。
宮沢賢治の童話『楢の木大学士の野宿』などの舞台となりました。
滝、奇岩などが多くあり、四季を通じて美しい景観をみることができます。
冬には「たろし滝」といわれる氷柱がみられ、毎年2月11日には、氷柱の太さを測り、その年の米の作柄を占う伝統行事「たろし滝測定会」が行われます。
たろし滝
たろし滝は、石鳥谷地域の中心部から西に10キロメートルほど入ったところにあります。
とげし森から葛丸川に注ぐ沢水が凍りついてできる大氷柱で、昔から大瀬川地区(古くは畑地区)の人たちは、この氷柱の太さでその年の作柄を占ってきたといわれています。
「たろし」とはつららを意味し、古語の垂氷(たるひ)がなまったもので、できる氷柱の形が滝に似ていることから「たろし滝」の呼び名がついたといわれています。
氷柱の高さは13メートルあり、太さは、記録として残っているものでは、大豊作となった昭和53年の8メートルが最高です。
令和6年の第50回測定会は令和6年2月11日(日曜)に行われ、計測不能という結果になりました。
仮設橋梁は葛丸川の増水に伴い、令和6年2月20日(火曜)に撤去いたしました。
記録データ
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たろし滝の太さと作況、会長川柳(令和6年まで) (PDF 91.7KB)
昭和50年の第1回測定会から、令和6年の第50回測定会までの、たろし滝の太さとその年の作況指数の一覧です。また、平成3年の第17回測定会から、たろし滝測定保存会会長の川柳が披露されています。
アクセス
JR石鳥谷駅から西に約10キロメートル(車で約15分)。たろし滝入口から徒歩約5分です。
なお、現地入口手前500メートルのところに、駐車場(ポケットパーク)がありますのでご利用ください。
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