溶連菌の感染にご注意ください
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)が流行しています
現在、岩手県内においてA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が流行しており、中部保健所管内の定点報告者数は2025年第6週(2月3日から2月9日)時点で1医療機関あたり5.80人となっています。
インフルエンザなどの感染症も流行していますので、今一度感染対策に取り組みましょう。
A群溶血性レンサ球菌感染症とは
A群溶血性レンサ球菌感染症は、A群溶血性レンサ球菌という菌が原因の感染症です。レンサ球菌は、菌の侵入部位や組織によってさまざまな症状を引き起こします。
最も頻度が高いのは、のどの痛みや発熱などの症状がでる咽頭炎です。
また、合併症には、肺炎、髄膜炎、敗血症、リウマチ熱、急性糸球体腎炎などがあります。非常にまれですが、命の危険を伴うものもあり注意が必要です。
感染経路と潜伏期間
A群溶血性レンサ球菌起感染症は、主に感染している方の咳やくしゃみに含まれる細菌を吸い込んだり、目や鼻などの粘膜に付着することによる「飛沫感染」で感染しますが、細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」でも感染します。
潜伏期間は、典型的に2日から5日間です。
A群溶血性レンサ球菌感染症の症状
発熱やのどの痛みが主な症状です。そのほかに、吐き気や嘔吐、腹痛などお腹の症状が出ることもあります。また、首のリンパ節が腫れることもあります。
感染を予防するために
A群溶血性レンサ球菌感染症には、予防のためのワクチンがありません。
日常生活での予防には、
- 手洗い、アルコールでの手指消毒
- マスク着用が可能なお子さんやご家族は、人混みでのマスク着用
が有効です。
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