小中学校適正規模・適正配置について
花巻市では、少子化の進展や地域環境の変化などにより、学校の小規模化、複式学級化や学習環境のアンバランス等の課題が生じています。
活力ある学習環境を維持するためには、一定規模以上の学校とすることが必要であることから、花巻市教育委員会では、平成19年8月に 「花巻市立小中学校の学区再編等に係る基本方針」を策定し、小規模校の統合による学校規模の適正化を図ってきました。
その後、更なる教育環境の変化により、平成31年4月に「花巻市立小中学校における適正規模・適正配置に関する基本方針」を策定しました。この方針は小中学校の適正規模・適正配置について望ましい姿をまとめたものであり、今後の教育環境における指針となるものです。
なお、この方針の策定から約5年が経過し、この間に更なる少子化の進行による市内の児童生徒数の減少が拡大していることから、令和6年3月に学校の現状と市内児童生徒数の今後の見通しの数値等を更新するとともに、義務教育学校を含む小中一貫教育の説明や、学校施設の長寿命化による改修事例等を追記しております。
市内小中学校の統合の状況
平成18年1月の市町合併時に小学校26校、中学校12校あったものが、現在では小学校16校、中学校11校となっています。
- 平成20年4月 東和中学校と田瀬中学校を統合
- 平成21年4月 大迫小学校と外川目小学校を統合
- 平成23年4月 東和地区6小学校を統合し、東和小学校開校
- 平成24年4月 湯口小学校と前田小学校を統合
- 令和3年4月 大迫小学校と内川目小学校と亀ケ森小学校を統合
- 令和5年4月 笹間第一小学校と笹間第二小学校を統合
今後も少子化により児童生徒数の減少が続くと推測されることから、望ましい学習環境を維持していくため、「花巻市立小中学校における適正規模・適正配置に関する基本方針」に基づき、保護者の声を重視しつつ、地域や学校支援組織の理解を得られるよう将来のビジョンを共有し対話を深めていくこととします。
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