【産業保安】ガス使用中の一酸化炭素中毒事故にご注意ください

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ページ番号1020269  更新日 令和5年12月15日

全国で一酸化炭素中毒事故が発生しています

近年、食品加工場および業務用厨房施設等において、液化石油ガス及び都市ガスの消費設備による一酸化炭素中毒事故が発生しております。

一酸化炭素は酸素の供給が不十分な状態で炭素化合物が燃焼する、不完全燃焼で発生します。発生した一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと結合、作用して血液の酸素運搬能力を低下させ、様々な中毒症状を引き起こします。

症状が軽い場合は頭痛や耳鳴り、めまい、吐き気等の症状に留まり、初期症状は風邪に似ているとも言われます。

しかし、重度の場合は自覚症状を覚えることなく、昏睡に至り、やがて心肺機能が抑制され、命を落とす場合もあり、助かった場合も重い後遺症が残ることがあります。

 

中毒事故を防ぐために毎日3つのポイントを確認しましょう

  1. ガス機器を使うときは、必ず換気(吸気と排気)!
  2. ガス機器や換気設備はきれいに清掃し、定期的に点検を!
  3. 厨房や工場にCO(一酸化炭素)警報器や業務用換気警報器の取り付けを!

また、火を使っているときに体調不良を感じたら換気の確保を確認しましょう。

ガス機器を使用する事業者向けのチラシ ガス機器を使用するときは必ず換気。ガス機器や換気設備はきれいに清掃し、定期点検をしましょう。また、万が一に備えて厨房や工場に一酸化炭素警報器を設置しましょう。

ガス機器を使用する事業者向けのチラシ(裏)一酸化炭素中毒の初期症状は風邪に似ていると言われています。火を使っている時に体調不良を感じたら、風邪と決めつけず換気を行いましょう。業務用換気警報器の設置もお勧めです。また、換気警報器が鳴ったら、1ガス機器や炭火の使用をやめる。2換気をする。3ガス会社に連絡する。

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