ホットスプリングス市・花巻市姉妹都市提携25周年記念事業についてご紹介します

ホットスプリングス市と花巻市は、姉妹都市提携25周年を迎えます

平成30年（2018年）は、アメリカ合衆国アーカンソー州ホットスプリングス市と、花巻市が国際姉妹都市提携を結んでから25年の節目の年にあたります。
これを記念して、ホットスプリングス市からの市民訪問団受入れ、ホットスプリングス市を訪問する市民訪問団のツアー企画をはじめ、様々な記念行事が計画されています。両市を挙げて開催される記念行事や、両市の国境を越えた交流の様子を各ページを通じて発信していきます。

ホットスプリングス市をご紹介します

ホットスプリングス市ってどんなところ？

場所

ホットスプリングス市は、アメリカ南部のアーカンソー州中西部、ガーランド郡にあります。

広さ

面積は約85.5平方キロメートル。花巻の約10分の1程度の広さです。

距離と行き方

一例を紹介しますと、日本からテキサス州のダラス空港まで約11時間、ダラス空港から最寄りのリトルロック空港までは1時間ほどで到着します。さらにリトルロック空港からは陸路で1時間ほどです。日本との時差は15時間（夏時間では14時間）で、日本のほうが進んでいます。

気候

一年を通して降水量が多く、比較的温暖な土地柄です。冬は夜に氷点下まで下がることもありますが、積雪はわずかです。

特徴

その名のとおり、温泉で有名な観光都市です。ホットスプリングス市の温泉は、もともとはケガの治療などの医療目的で使用されることが主流で、かのメジャーリーガー、ベイブ・ルースも保養のために訪れた有名な保養地でした。医療技術の発達により需要が薄れ、一時は利用客が大幅に減ったといいますが、プールなどを併設した娯楽施設として整備が進められたことで、リゾート地・観光地として再び活気を取り戻しました。
市内の歴史ある温泉施設が立ち並ぶ「バスハウス・ロウ」と呼ばれる通りは、ホットスプリングス国立公園に指定されている区域に内にあります。これら8軒のバスハウスの建造物は、アメリカ合衆国の国家歴史登録財及び国定歴史建造物に指定され、このうち2軒は現在も実際に営業を続けています。
またホットスプリングス市は、アーカンソー州知事、そして第42代アメリカ合衆国大統領となったビル・クリントン氏が少年期から高校時代までを過ごした故郷の町として知られています。

ホットスプリングス市との交流のあゆみ

ホットスプリングス市と花巻市との交流は、昭和59(1984)年にさかのぼります。当時花巻市では、市民憲章に国際化が謳われたことをきっかけに姉妹都市交流の機運が高まっていました。外務省などの関係機関を通じ、候補として挙げられた都市のひとつがこのホットスプリングス市でした。両市は相互に調査団を派遣するなどして相互理解を深め、互いの都市が美しい自然や温泉に恵まれた都市であるという大きな共通点を見出しました。これが縁となり、平成5(1993)年1月15日、両市は姉妹都市の提携を調印するに至ったのです。
それから市民訪問団や学生の派遣団などの相互交流を経て絆を深めてきた両市は、平成18(2006)年に花巻市、石鳥谷町、大迫町、東和町の1市3町が合併したことにより、国際姉妹都市の盟約を同年4月25日に更新しました。
現在でも、両市は青少年派遣研修事業や教員の受入事業などを継続しているほか、青少年作品展への参加、市内複数の姉妹校締結など、多岐にわたる交流を継続、拡大し続けています。
また、市民団体による活発な交流が評価され、平成26(2014)年、「ホットスプリングス-花巻姉妹都市プログラム」が日本の外務大臣表彰を受け、団体部門でホットスプリングス市が受賞しました。
そして今年、平成30(2018)年。25年にわたる両市の友情に、新たな歴史が刻まれようとしています。

”Visit Hot Springs" Webページのご紹介

「Visit Hot Springs」は、観光・リラクゼーション・レジャー・文化などの様々な観点からホットスプリングス市の魅力を発信している団体です。このWebページでは、様々な魅力が盛りだくさんのホットスプリングス市の様子が、たくさんの写真を交えて詳しく紹介されています。

• Hot Springs, Arkansas（外部リンク）

周辺地図

• ホットスプリングス市（Googleマップ）（外部リンク）