花巻の遺跡(48)「下中居1遺跡」を紹介します

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ページ番号1024997  更新日 令和8年2月27日

花巻の遺跡紹介(48) 下中居1遺跡

遺跡の概要

所在地

花巻市大迫町外川目第28地割

時代

縄文・中世・近世

出土遺物

縄文土器・土偶・土製品・石器・石製品・フイゴ羽口・古銭・銅鏡・煙管

出土遺構

縄 文:竪穴住居跡・土坑・炉跡
中 世:竪穴建物跡
近世以降:掘立柱建物跡・柱穴列・近世墓・土坑・採掘坑

報告書

○大迫町埋蔵文化財報告第23集
町内遺跡詳細分布調査報告書(平成17年度)

○岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書第565集
下中居1・2遺跡発掘調査報告書(平成22年度)

遺跡範囲です
遺跡範囲

解説

下中居1遺跡(しもなかいいちいせき)は、花巻市大迫町(はなまきしおおはさままち)の南東部(なんとうぶ)に位置します。花巻市大迫総合支所(おおはさまそうごうししょ)から東南東(とうなんとう)へ約2キロメートル、国道396号線沿い東側の緩斜面上(かんしゃめんじょう)に立地(りっち)しています。
本遺跡では、平成15年度の旧大迫町教育委員会による試掘調査(しくつちょうさ)や平成20年度の財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターによる発掘(はっくつ)調査が行われています。
平成15年度の調査では、縄文時代前期末葉(じょうもんじだいぜんきまつよう)(約5,000年前)の竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)1棟(とう)のほか、炉跡(ろあと)や土坑(どこう)が確認されました。出土遺物は、縄文土器(じょうもんどき)、土偶(どぐう)、石製円盤(せきせいえんばん)や垂飾品(すいしょくひん)などの石製品(せきせいひん)、石鏃(せきぞく)や石匙(いしさじ)などの石器(せっき)があります。
平成20年度の発掘調査では、縄文時代前期末から中期初頭(約5,000年前)の竪穴住居跡5棟、土坑や炉跡、遺物は縄文土器、土偶や耳飾(みみかざり)、石棒(せきぼう)や板状石製品(ばんじょうせきせいひん)、石鏃や石匙などの石器が発見されました。
このほか、中世の竪穴建物跡(たてあなたてものあと)3棟、近世以降の掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)2棟や柱穴列(ちゅうけつれつ)、採掘坑(さいくつこう)、近世墓(きんせいぼ)が見つかりました。近世墓からは人骨(じんこつ)や古銭(こせん)、銅鏡(どうきょう)、煙管(きせる)などの副葬品(ふくそうひん)も見つかっています。

出土した土製品・石製品(2003年度調査)です
出土した土製品・石製品(2003年度調査)

下中居1遺跡シート1-1

下中居1遺跡シート1-2

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このページに関するお問い合わせ

花巻市総合文化財センター
〒028-3203 岩手県花巻市大迫町大迫第3地割39番地1
電話:0198-29-4567 ファクス:0198-48-3001
花巻市総合文化財センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。