令和2年度花巻市市勢功労者の一覧

令和2年度の花巻市市勢功労者が決定しましたのでお知らせします。

令和2年度花巻市市勢功労者

地方自治功労

似内 英悦(にたない えいえつ) 氏（石鳥谷町新堀）

元石鳥谷町教育委員会教育長（平成11年10月から平成17年12月）

氏は、平成11年10月に石鳥谷町教育委員会教育長に選任されて以来、平成17年12月までの6年余りにわたり豊富な経験と優れた見識により、学校教育及び社会教育の充実、芸術文化の振興、生涯スポーツの推進など町の教育の発展に尽力したほか、平成18年の市町合併に向けた調整に当たり、合併後の学校運営等に支障が出ないよう努めた。
また、在職中に完全学校週5日制がスタートするなど、教育環境が劇的に変化する中、事務局職員を指揮し、その円滑な移行に努めたほか、学校給食共同調理場を移転新築し、安全、安心な給食を提供する体制を整えた。
このほか、地区の社会教育振興、郷土芸能を通じた文化交流、先人の顕彰、競技・生涯スポーツの振興に貢献するなど、長年にわたり市勢の発展と地方自治の進展に寄与した功績は極めて顕著である。

 

山影 義一（やまかげ よしかず）氏（大迫町内川目）

元花巻市議会議員（平成18年1月から平成22年7月）、元大迫町議会議長（平成15年5月から平成17年12月）

氏は、平成7年4月に大迫町議会議員として初当選以来、連続5期15年4か月にわたり市（町）議会議員を務めた。
平成15年5月から平成17年12月までの2年8か月間は大迫町議会議長を務め、議会の円滑な運営及び議会体制の構築に努めた。
大迫町議会議員在任中、農林建設常任委員会委員、教育住民常任委員会委員長を務め、市民生活の向上と町勢発展に尽力した。
平成18年1月の市町合併後、花巻市議会においては、総務、産業建設の各常任委員会に所属し、産業建設常任委員会では委員長を務めるなど、市勢発展に尽力するとともに、岩手中部広域水道企業団議会議員や花巻市土地開発公社監事を務めるなど、長年にわたり市勢の発展と地方自治の進展に寄与した功績は極めて顕著である。

 

髙橋 淑郎（たかはし としお）氏（石鳥谷町新堀）

元花巻市議会議長（平成20年8月から平成22年7月）

氏は、平成11年9月に石鳥谷町議会議員として初当選以来、連続5期14年11か月にわたり市（町）議会議員を務めた。
石鳥谷町議会議員在任中、教育民生常任委員会委員、合併問題調査特別委員会委員、産業土木常任委員会委員長を務め、産業振興と町勢発展及び4市町合併の推進に尽力した。
平成18年1月の市町合併後、花巻市議会においては、総務、文教、産業建設の各常任委員会に所属し、議会運営委員会では委員長を務めたほか、平成20年8月から平成22年7月までの2年間は新市発足後の3代目花巻市議会議長を務め、市勢発展に尽力するとともに合併後の議会の円滑な運営及び議会体制の構築に努めた。
また、花巻地区広域行政組合議会副議長や紫波、稗貫衛生処理組合議会議員を務めるなど、長年にわたり市勢の発展と地方自治の進展に寄与した功績は極めて顕著である。

産業功労

髙橋 勉（たかはし つとむ）氏（鍋倉）

元花巻農業協同組合 代表理事組合長（令和元年6月から令和2年5月）

氏は、農業振興と農協経営の健全化のために努力を重ね、昭和43年湯口農業協同組合に入組以来、令和2年5月まで農業・農協の発展に尽力した。
特に農家組合・青年部・女性部など組合員組織と連携しながら、支店を中心とした婚活事業や子育て支援など地域コミュニティの活性化に努め、総合事業を活かした福祉事業では、福祉施設を地域住民の憩いの場として活用する健康寿命延伸活動によって、組合員と地域住民との結びつきの強化を図った。
また、10年先を見据えた活動拠点の再構築の取組では、農協運営の効率化戦略として支店再編等の施設の集約を進め、事業管理費の圧縮や収益面の改善に尽力した。さらには、成長戦略において、最重点目標として掲げた所得増大に向け米の買取・複数年契約の拡充に取り組み、米集荷173万袋の達成に貢献した。
農業情勢や農協運営が厳しい環境において、卓越した指導力を発揮し、農業の発展と組合員・地域住民の生活向上を図り、さまざまな農協事業を通じて地域に貢献するなど、長年にわたり市勢の発展と産業の振興に寄与した功績は極めて顕著である。

民生安定功労

藤井 公博（ふじい きみひろ）氏（東和町中内）

花巻市身体障害者福祉協会会長（平成19年2月から現在）

氏は、平成10年から東和町身体障害者協助会の顧問を務め、平成18年の旧1市3町の合併に伴う4市町の身体障害者福祉協会の合併の際には、各地域の役員と連絡調整を行い、合併後の円滑な協会活動に大きく寄与した。
平成19年2月には花巻市身体障害者福祉協会の初代会長に就任し、現在も会長として、身体障がい者の自立支援や社会参画に尽力している。
平成24年5月からは岩手県身体障害者福祉協会の会長を務め、平成28年10月に開催された第16回全国障害者スポーツ大会（希望郷いわて大会）の成功に尽力し、障がい者が競技を通じてスポーツの楽しさを体感することにより、障がい者の社会参加の推進に寄与するとともに、障がいに対する理解の深まりに貢献した。
卓越した指導力を発揮し、さまざまな福祉事業を通じて、身体障がい者の地位の向上に努め、身体障がい者の社会参画の推進に尽力するなど、長年にわたり市勢の発展と福祉の向上に寄与した功績は極めて顕著である。

表彰式

【日時】令和2年11月3日（火曜・祝日）午前11時より

【場所】花巻温泉 ホテル紅葉館