令和4年度花巻市市勢功労者の一覧

令和4年度の花巻市市勢功労者が決定しましたのでお知らせします。

令和4年度花巻市市勢功労者

地方自治功労

岩渕 満智子(いわぶち まちこ) 氏（上小舟渡）

前花巻市地域自治推進委員会会長（平成18年3月から令和4年4月）

平成18年1月1日に1市3町の合併により新花巻市が誕生した。新市においては、それまでの旧市町地域での地域自治の推進を図るため、新たに花巻地域に花巻市地域自治推進委員会、旧町地域には、地域協議会をそれぞれ設置した。氏は、旧市町地域での地域自治の推進を図るために設置された花巻市地域自治推進委員会設置当初の平成18年3月から委員会の会長を務め、豊富な知識と経験に基づき、委員の意見を引き出し、活発な議論を行いながら、会議の円滑な運営を図り、総合計画や新市建設計画などの重要な計画の策定時に市から意見を求められた際の答申に地域住民の意見を適切に反映させるなど、市政への市民参画を促進し、長年にわたり地域自治の推進に尽力した。
このほか、花巻市民生児童委員、花巻市少年補導委員、花巻市行政相談委員、花巻市男女共同参画審議会委員など、市の審議会委員等の役職を数多く務められ、市勢の発展と地方自治の推進に寄与した功績は極めて顕著である。

三田 望(みた のぞむ) 氏（高木）

花巻市市民憲章推進協議会会長（平成10年5月から現在）

花巻市民として、誰もが住みよいと思えるようなまちにしていくための指針や目標として、市が花巻市民憲章を制定。この市民憲章の精神に共感された有志が、市民自らが力を合わせて明るいイーハトーブを実現するため、市民憲章運動を積極的に推進することを目的に花巻市市民憲章推進協議会を設立。氏は、合併前の平成10年5月から協議会の会長を務め、市民憲章運動の実践活動の促進や花巻市民憲章の市民への浸透を図るため、各種団体の会議やイベント等での花巻市民憲章の唱和を呼びかけしたほか、小学生を対象とした標語の募集、実践活動を継続している個人や団体の表彰などにより、市民憲章運動の普及や啓発に努め、長年にわたり地域自治の推進に尽力した。
このほか、花巻市防災会議委員、宮沢賢治イーハトーブ館運営審議会委員、国民保護協議会委員の審議会委員の役職を務められ、市勢の発展と地方自治の推進に寄与した功績は極めて顕著である。

産業功労

佐藤 良介（さとう りょうすけ）氏（高木）

花巻商工会議所副会頭（平成22年11月から現在）

氏は、花巻商工会議所において長年にわたり、地域総合経済団体としての商工会議所の使命を深く認識し、商工会議所活動の伸展と円滑な運営にあたり、地域発展に寄与し商工会議所の社会的信用と地位、存在感の向上に努めてきている。
中心市街地活性化に関しては、地域開発委員会担当副会頭として、市街地の活性化や広域的な街づくりの調査研究において、コンパクトシティに向けた都市基盤の研究、地域特性を生かした街づくりの推進に貢献した。
また、平成22年6月に花巻市商店街振興組合協議会の会長に就任。花巻市内では、花巻厚生病院・地元企業の移転、郊外型SCの進出、商店街に隣接する百貨店の食品部門撤退等による環境変化で来街客の減少が著しく、その対応を迫られている状況下において、その対応策探求のため先進地視察や研修事業を積極的に実施するなど、花巻市商店街振興組合協議会の会長・大町商店街の理事長として統率力を発揮し、どでびっくり市実行委員会の相談役として中心商店街の活性化イベントに参画し賑わいと売上に貢献するとともに、大町商店街においては、ユニバーサルデザインによる融雪歩道や賢治童話モニュメントの設置など商店街の活性化、来街客や誘客の増加策等に取り組むなど、長年にわたり市勢の発展と産業の振興に寄与した功績は極めて顕著である。

民生安定功労

三浦 良雄（みうら よしお）氏（若葉町）

前花巻市医師会会長（平成28年5月から令和4年4月）

氏は、花巻市医師会会長として同会の活動を牽引し、花巻市民の生活と健康を守り、支えるための活動に尽力いただき、同会理事就任から通算して28年間の長年にわたり、花巻市の地域医療提供体制の確保・充実に多大な貢献をした。
氏は、花巻市国保運営協議会委員、花巻市総合計画審議会委員を歴任し、また、花巻地域メディカルコントロール協議会会長、花巻市在宅医療・介護連携推進協議会会長、花巻市健康づくり推進協議会会長を務めていただき、卓越した知識と高い見識に基づき的確なご意見をいただいたほか、市の諮問機関での意見集約を図っていただくなど、花巻市民の健康づくり推進や保健衛生行政の進展に多大な貢献をした。
さらに、令和2年7月から令和3年3月までの間においては、新型コロナウイルス感染症対策として花巻市が開設した花巻・遠野地域外来・検査センター管理者に就いていただいたほか、令和3年4月から開始した新型コロナウイルスワクチン接種において花巻市医師会長として全面的に花巻市の接種体制構築にご指導いただき、同感染症の蔓延防止に花巻市医師会を挙げてご尽力いただくなど、市勢の発展と市民福祉の向上に寄与した功績は極めて顕著である。

畠山 良彦（はたけやま よしひこ）氏（西宮野目）

前花巻市歯科医師会会長（平成18年4月から令和3年6月）

氏は、花巻市歯科医師会会長として同会の活動を牽引し、花巻市民の生活と健康を守り、支えるための活動に尽力いただき、同会理事就任から通算して30年間の長年にわたり、花巻市の歯科口腔保健体制の確保・充実に多大な貢献をした。
また、39年間の長年にわたり地域の小・中学校の学校歯科医を務め、昭和60年からは日居城野保育園の嘱託の歯科医に就任以降、現在は地元の保育園の嘱託の歯科医を務め花巻市の未来を担う園児、児童、生徒の保健衛生増進に尽力した。
岩手県中部保健所運営協議会委員、花巻市地域包括支援センター運営協議会委員、花巻市介護保険運営協議会委員など多くの審議会等の委員を歴任するとともに、市民への「歯と口の健康」に関する知識の普及及び予防の啓発のため、保健大学や各種講演会の講師を務めるなど、市民の歯科口腔保健の推進や保健衛生行政の進展に多大な貢献をした。
さらには、令和4年で21回を数える「花巻市歯科保健大会」を発案し、第1回目の大会から運営に携わり「8020運動」実践者の表彰や、歯と口の健康に関する図画・ポスターや標語の募集、表彰を通して、広く花巻市民に歯科口腔保健の重要性についての普及、啓発に尽力するなど、市勢の発展と市民の健康福祉の向上に寄与した功績は極めて顕著である。

表彰式

【日時】令和4年11月3日（木曜・祝日）午前11時より

【場所】花巻温泉 ホテル紅葉館

担当

法規文書係