北海道の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生しました(4月3日掲載)

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ページ番号1018116  更新日 令和5年4月3日

北海道千歳市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生しました

4月3日(月曜)、農林水産省は北海道千歳市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを発表しました。北海道では対策本部を設置し、飼養されている採卵鶏約35万羽を殺処分するとともに、鶏や卵の移動を制限する区域の設定、農場周辺の消毒等の防疫措置を行っています。これを受け農林水産省では、国内の家きん飼養者に対し、高病原性鳥インフルエンザウィルスの侵入防止策を徹底するよう呼びかけています。

高病原性鳥インフルエンザとは

高病原性鳥インフルエンザとは、主に鳥類が感染する感染症で、野生の水鳥や鶏等の家きんなど多種にわたって感染します。感染した鳥は高い致死率を示し、養鶏農家等の経営に多大な影響を及ぼすため、感染が発生した場合や疑似患畜が確認された場合、速やかに消毒、殺処分などの防疫措置が講じられます。
なお、感染の疑いが出た時点で関連農場からの飼養家きん、家きん卵等の移動は自粛されます。したがって、鳥インフルエンザウィルスに感染した鶏肉等が市場に出回ることはありません。また、国内ではこれまで家きん肉及び家きん卵を食べることにより、鳥インフルエンザウィルスが人に感染した事例は報告されていません。

家きんの高病原性鳥インフルエンザへの感染を予防するために

  1. 毎日健康状態を入念に観察し、異常が見られた場合には、最寄りの獣医師または家畜保健衛生所まで連絡しましょう。

  2. 野鳥・野生動物の侵入を防ぐため、飼育施設の破損部位を修繕し、防鳥ネットで覆いましょう。餌箱は常に飼育施設内に置き、散乱した餌の清掃、整理整頓(草刈り、樹木の剪定等)を行いましょう。

  3. 飼育施設の周囲は消石灰(1平方メートルあたり1キログラムを目安)を散布するなど、消毒に努めましょう。

  4. 飲み水には水道水を使用し、野鳥が飛来する池や川の水の使用を控えましょう。

  5. 家きんに触れる際は、手指をよく洗浄しましょう。また、飼育施設に入る際は、外出時に着用した衣服や靴を着替えましょう。農場内に入る車両の消毒及び家きん舎内に入る際の長靴を徹底しましょう。

  6. 本病のまん延防止のため、他の農場への不要不急の出入りは控えましょう。

家きんに異常が見られた場合の連絡先

家きんに異常があった場合は、早急に以下の連絡先に通報してください。

  • 岩手県県南家畜保健衛生所 (電話:0197-23-3531)
  • 岩手県県南広域振興局花巻保健福祉環境センター (電話:0198-22-4921)
  • 花巻市農政課畜産振興係 (電話:0198-23-1400)

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このページに関するお問い合わせ

農政課
〒025-0052 岩手県花巻市野田335番地2(花巻農協総合営農指導拠点センター内)
電話:0198-23-1400(課直通) ファクス:0198-23-1403
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