山口県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザウィルスが発生しました(1月29日掲載)
山口県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生しました
農林水産省は、1月27日(土曜)に山口県防府市の養鶏場(採卵鶏23羽)で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを発表しました。山口県は対策本部を設置し、飼養されている家きんを殺処分するとともに、鶏や卵の移動を制限する区域の設定、農場周辺の消毒等の防疫措置を行っています。これを受け岩手県では、県内の家きん飼養者に対し、高病原性鳥インフルエンザウィルスの侵入防止策を徹底するよう呼びかけています。
高病原性鳥インフルエンザとは
高病原性鳥インフルエンザとは、主に鳥類が感染する感染症で、野生の水鳥や鶏等の家きんなど多種にわたって感染します。感染した鳥は高い致死率を示し、養鶏農家等の経営に多大な影響を及ぼすため、感染が発生した場合、速やかに消毒、殺処分などの防疫措置が講じられます。
なお、感染の疑いが出た時点で関連農場からの飼養家きん、家きん卵等の移動は自粛されます。したがって、鳥インフルエンザウィルスに感染した鶏肉等が市場に出回ることはありません。また、国内ではこれまで家きん肉及び家きん卵を食べることにより、鳥インフルエンザウィルスが人に感染した事例は報告されていません。
家きんの高病原性鳥インフルエンザへの感染を予防するために
- 小型の野生動物が家きん舎の外部から侵入することができる経路がないか、家きん舎の内部及び外部から点検を行い、対策が十分でない場合は、修繕等を行いましょう。
- 野生動物を家きん舎に近づけないように
死亡家きんを家きん舎内に保管しないようにしましょう。
家きん舎周辺の清掃、整理・整頓(草刈り・樹木の剪定等)を行うようにしましょう。 - 農場内に入る車両及び家きん舎内に入る人・物(長靴・衣服等)の交換は、必ず実施しましょう。
- 飼養家きんの健康観察を毎日実施し、異常確認時の早期通報を徹底しましょう。
- 農場周辺の消石灰散布など、消毒を徹底しましょう。
- 家きん飼養者は、本病のまん延防止のため、他の農場への不要不急の出入りは控えましょう。
家きんに異常が見られた場合の連絡先
家きんに異常があった場合は、早急に以下の連絡先に通報してください。
- 岩手県県南家畜保健衛生所 (電話:0197-23-3531)
- 岩手県県南広域振興局花巻保健福祉環境センター (電話:0198-41-5405)
- 花巻市農政課畜産振興係 (電話:0198-23-1400)
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〒025-0052 岩手県花巻市野田335番地2(花巻農協総合営農指導拠点センター内)
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