岩手県盛岡市で回収された死亡野鳥から高病原性鳥インフルエンザウィルスが検出されました(12月19日掲載)

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ページ番号1022738  更新日 令和6年12月19日

岩手県盛岡市で回収された死亡野鳥から高病原性鳥インフルエンザウィルスが検出されました

12月18日(水曜)、岩手県は盛岡市で12月11日(水曜)に回収された死亡野鳥(オオハクチョウ)1羽から、高病原性鳥インフルエンザウィルスが検出されたことを発表しました。このため、岩手県では回収地点の周辺10キロメートルを野鳥監視重点区域とし、野鳥の衰弱個体や死亡個体の早期発見に努めています。なお、家きん飼養者は、ウィルスの侵入・発生を防ぐため、消毒等や野生動物の侵入防止柵による対策を徹底してください。

野鳥の死がいを発見したら

同じ場所に3羽以上の複数の鳥又は鳥インフルエンザ検査対象の鳥の死がいを発見した場合

岩手県花巻保健福祉環境センターへ連絡してください。

岩手県花巻保健福祉環境センター
所在地:花巻市花城町1番41号
電話番号:0198-41-5405

鳥インフルエンザ検査対象:ハクチョウ、ガン、カモ類やタカなどの猛禽類
具体的にどのような鳥が検査対象になるかは、岩手県のホームページからご確認ください。

検査対象外の鳥(カラス、スズメ、ハトなど)の死がい1羽を発見した場合

手袋をするなど、直接触れないようにして、小動物の死がいを発見した時と同じような対応をお願いします。

高病原性鳥インフルエンザとは

高病原性鳥インフルエンザとは、主に鳥類が感染する感染症で、野生の水鳥や鶏等の家きんなど多種にわたって感染します。感染した鳥は高い致死率を示し、養鶏農家等の経営に多大な影響を及ぼすため、感染が発生した場合、速やかに消毒、殺処分などの防疫措置が講じられます。
なお、感染の疑いが出た時点で関連農場からの飼養家きん、家きん卵等の移動は自粛されます。したがって、鳥インフルエンザウィルスに感染した鶏肉等が市場に出回ることはありません。また、国内ではこれまで家きん肉及び家きん卵を食べることにより、鳥インフルエンザウィルスが人に感染した事例は報告されていません。

家きんの高病原性鳥インフルエンザへの感染を予防するために

  1. 小型の野生動物が家きん舎の外部から侵入することができる経路がないか、家きん舎の内部及び外部から点検を行い、対策が十分でない場合は、修繕等を行いましょう。
  2. 野生生物を家きん舎に近づけないように
    死亡家きんを家きん舎内に保管しないようにしましょう。
    家きん舎周辺の清掃、整理整頓(草刈り、樹木の剪定等)を行いましょう。
  3. 農場内に入る車両及び家きん舎内に入る人、物(長靴、衣服等)の交換は、必ず実施しましょう。
  4. 飼養家きんの健康観察を毎日実施し、異常確認時の早期通報を徹底しましょう。
  5. 農場周辺の消石灰散布など、消毒を徹底しましょう。
  6. 家きん飼養者は、本病のまん延防止のため、他の農場への不要不急の出入りは控えましょう。

家きんに異常が見られた場合の連絡先

家きんに異常があった場合は、早急に以下の連絡先に通報してください。

  1. 岩手県県南家畜保健衛生所 (電話:0197-23-3531)
  2. 岩手県花巻保健福祉環境センター (電話:0198-41-5405)
  3. 花巻市農政課畜産振興係 (電話:0198-23-1400)

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このページに関するお問い合わせ

農政課
〒025-0052 岩手県花巻市野田335番地2(花巻農協総合営農指導拠点センター内)
電話:0198-23-1400(課直通) ファクス:0198-23-1403
農政課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。