令和4年第6回花巻市議会臨時会 開催前報告 新型コロナウイルス感染症対策の内容について

新型コロナウイルス感染症対策について

市長

新型コロナウイルス感染症対策について

新型コロナウイルス感染症対策について報告いたします。

新型コロナウイルス感染症の状況でありますが、10月中旬以降、県内および県中部保健所管内の感染者の発表数が上昇傾向となっておりますことから、引き続き、基本的な感染予防の徹底とワクチン接種を呼びかけてまいります。

私も感染しまして、市民の皆様にはご迷惑、ご心配をおかけしました。このことにつきまして、大変申し訳なく思っている次第であります。今は回復しまして、仕事させていただいております。

抗原定性検査キットの配布について

次に抗原定性検査キットの配布について報告いたします。

市ではこれまでに3万4,925回分の医療用の抗原定性検査キットを確保して11月14日現在、高齢者・障がい者施設や小中学校及び幼児教育・保育施設での感染拡大防止、市やコミュニティ会議主催事業などで必要に応じ1万6,532回分の配布を行っております。

抗原定性検査キットにつきましては、事業所等が用意することが原則となりますが、感染の拡大に伴い確保が困難となる場合は、市が配布する検査キットを使用していただくことで、感染拡大の防止と、社会・経済活動の支援を行ってまいります。

また、高齢者世帯などで（高齢者世帯には限りませんが）陽性者が発生し、そのご家族で濃厚接触者となった方について、外出が難しい場合等を含めて、ご自身で検査キットを入手できないなどの事情がある場合には、個別に相談に応じて、抗原定性検査キットを例えば宅配便でお送りするということを行っていきたいと考えております。

新型コロナワクチンの接種の状況について

当市における、11月14日現在のワクチン接種状況でありますが、現在、初回接種を終えられた12歳以上の方7万8,881人の方を対象として、オミクロン株対応ワクチン接種を進めております。

オミクロン株対応ワクチンの接種対象者は前回接種から3ケ月経過した方となっており（国が5ケ月から3ケ月に変えました）、当市の接種計画におきましても9月末までに従来型のワクチンを接種された方でオミクロン株対応ワクチンの接種を希望する方全員について、今年中の接種が可能と見込んでおります。

11月14日現在のオミクロン株対応ワクチンの接種状況につきましては、対象となる初回接種を終えられた12歳以上の方、7万8,881人の13.1％にあたる1万333人の方が接種しております。

なお、12歳以上の従来型ワクチンによる初回接種については、使用する従来型ワクチンが年内で国からの供給が終了する見込とされており、まだ初回接種を受けていない方は接種を検討いただくよう広報紙等で周知に努めているところであります。

次に小児（5歳～11歳）のワクチン接種の状況でありますが、9月6日から接種を受ける努力義務が国によって適用されるとともに、2回目のワクチン接種から5か月以上経過した方を対象として3回目の接種ができることとなり、当市では10月1日から小児への3回目接種を実施しており11月14日現在、対象となる2回目接種を完了した方、2,050人の38.8％にあたる795人の方が接種しております。

さらに、10月24日より生後6か月から4歳までの乳幼児も新型コロナワクチンの接種が可能となりましたことから、12月までの接種対象者に対し接種券一体型予診票を10月28日に発送し、11月19日より集団接種を開始することとしております。このような乳幼児の個別接種につきましては、現在、市内小児科医院と実施に向けた調整を進めているところであります。

なお、本日、一部報道機関によって報道されたところでありますけれども、岩手県は、岩手県、岩手医科大学附属病院小児科予防接種外来、岩手県医師会の3者連名で、生後6ケ月から4歳のお子様の保護者の方へ、新型コロナワクチン接種に関するお知らせというチラシを発表いたしました。このチラシにつきましては、市のホームページに掲載することで早速準備しているところでありまして、接種を受けるかどうかの参考の資料としていただきたいと思う次第でございます。