「第34回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞贈呈式」が開催されました
宮沢賢治賞・イーハトーブ賞について
宮沢賢治賞は、宮沢賢治の名において顕彰されるにふさわしい研究・評論・創作などに贈られます。おおむね過去3年以内に発表されたものが対象になります。なお、本賞に準ずるものとして奨励賞があります。
イーハトーブ賞は、宮沢賢治の名において顕彰されるにふさわしい実践的な活動を行った個人または団体に贈られます。なお、本賞に準ずるものとして奨励賞があります。
更新情報
- 令和6年9月22日「第34回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞贈呈式」の写真を追加しました。
贈呈式について
贈呈式は以下の通り開催されました。
開催日
令和6年9月22日(日曜)
会場
花巻市定住交流センター(なはんプラザ)
内容
賞贈呈式 午前10時から
【宮沢賢治賞】杉浦 静 様
【イーハトーブ賞】伊藤 卓美 様
【イーハトーブ賞奨励賞】アスィエ・サベル・モガッダム 様、海津 研 様
受賞者記念講演 午前10時40分から
【宮沢賢治賞】杉浦 静 様
演題:「セロ弾きのゴーシュ」の生成ー賢治草稿の考古学(アルケオロジー)
受賞者記念講演 午前11時15分から
【イーハトーブ賞】伊藤 卓美 様
演題:賢治の描いた“絵”についてと賢治の見た“原体剣舞”について等
宮沢賢治賞
杉浦 静 様
宮沢賢治の詩の草稿を中心に、テクストの意味内容の変遷とその生涯における位置づけを精密に検討することによって、実証的な草稿研究と思想レベルの研究を新たな次元で統合した、著書『宮沢賢治 生成・転化する心象スケッチ』に対して。
宮沢賢治賞奨励賞
該当者なし
イーハトーブ賞
伊藤 卓美 様
木版画家として長年「宮沢賢治」と「民俗芸能」をライフワークに、賢治の作品の版画を暮らしの中で使える「歌留多」や「蔵書票」という形で制作し、また各地の民俗芸能を独自に調査して、詩情あふれる作品に記録し続けてきた業績に対して。
イーハトーブ賞奨励賞
アスィエ・サベル・モガッダム 様
宮沢賢治の作品や世界観に対する深い共感に基づいて、ペルシャ語翻訳による賢治の詩集と童話集を、いずれもイランで初めて刊行するとともに、長年にわたって日本とイランの相互理解と親善に貢献してきた功績に対して。
海津 研 様
宮沢賢治の童話や詩を題材として、温かく細密な絵画を数多く制作し、独自のアニメーション作品にも結実させる一方で、戦争やハンセン病など社会的に意義深いテーマでの制作活動にも、積極的に取り組んできた営為に対して。
これまでの受賞者
第9回 宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞
板垣 寛 様
父の代に宮沢賢治から直接受けた農業指導を受け継いで、賢治の教えを現代に生かす農業実践を続けるとともに、石鳥谷地区における賢治の顕彰活動の中心となって、その精神の普及に長年取り組んできた業績に対して。
受賞者の選考について
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賢治まちづくり課
〒025-8601 岩手県花巻市花城町9番30号
賢治まちづくり係 電話:0198-41-3591 ファクス:0198-24-0259(代表)
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