平成30年8月 定例記者会見を開催しました

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ページ番号1003112  更新日 平成31年2月12日

写真:記者会見の様子

開催日時

平成30年8月29日(水曜)午前11時から午前11時40分まで

開催場所

花巻市役所本庁本館3階 302・303会議室

市長からの報告事項

花巻まつりの開催が近づいてきました

会見項目

  1. 山折哲雄氏を花巻市名誉市民に推挙することに関し花巻市議会9月定例会に提案します(担当 総合政策部 総務課)
  2. 「ワインツーリズムいわて2018」を10月14日に開催します(ワインを育む花巻の魅力をお楽しみください)(担当 地域振興部 定住推進課)
  3. ホットスプリングス市・花巻市姉妹都市提携25周年を記念してホットスプリングス市訪問団歓迎交流会を9月6日に開催します(担当 生涯学習部 国際交流室)
  4. 10月1日から市街地循環バスを増便し、ふくろう号(右回り)と星めぐり号(左回り)を運行します(担当 建設部 都市政策課)
  5. 「大迫神楽の日特別公演」を開催します〔9月15日(土曜)大迫カントリープラザで4団体が上演〕(担当 大迫総合支所 地域振興課)
  6. 「第49回おおはさまワインまつり」を開催します(9月16日、エーデルの丘がワイン色に染まる)(担当 大迫総合支所 地域振興課)
  7. 地域密着型サービス事業者を募集します(介護サービスの充実のため9月10日から募集開始)(担当 健康福祉部 長寿福祉課)
  8. 大迫中学校屋内運動場棟の改築が完了、8月20日から使用を開始しました(担当 教育部 教育企画課)
  9. 今年度も市内小中学校の給食に花巻産りんごを提供します(市内小・中学校30校に9月から12月まで毎月19日に4品種を提供)(担当 教育部 学務管理課学校給食管理室、農林部 農政課)

花巻まつりの開催が近づいてきました

市長

花巻まつりの開催がいよいよ近づいてまいりました。
たくさんの人たちが訪れる420年を超える歴史を誇る花巻まつりですが、昨年のように3日間天気に恵まれることを期待しています。

8月27日、宮沢賢治の生家のある豊沢町と賢治詩碑のある桜町を結ぶ市道上町成田線「豊沢橋」が開通しました。8月27日は宮沢賢治の誕生日ですが、その日にゆかりの地で開通式ができたということは大変ありがたいことですし、市民の方々にも喜んでいただいたと感じています。

今年の花巻まつりでは、この豊沢橋を山車が渡る計画もあると伺っていますので、盛り上がればいいなと思っています。

山折哲雄氏を花巻市名誉市民に推挙することに関し花巻市議会9月定例会に提案します

市長

山折哲雄氏は、日本における宗教学の第一人者で、花巻市にゆかりのある方です。
お母様が花巻の出身で、第2次世界大戦中の東京における被災を避けるため花巻に疎開され、地元の高校を卒業して東北大学に進学されるまでの間、花巻にお住まいになったということです。

山折哲雄氏は本年、日本経済新聞の「私の履歴書」に全31回の連載でご自身の自叙伝をお書きになっていますが、第5回から第16回にかけて花巻時代の思い出をお書きになっています。

そういう縁のある方ということで、今回、花巻市名誉市民に推挙することについて手続きを行っています。山折哲雄氏には、私からお会いした時に花巻市名誉市民の意義について説明させていただき、引き受けについては同意をいただいています。

この花巻市名誉市民は、今年6月の議会定例会において条例を制定したところで、選考委員会で審議し、議会の同意を得た後に市長が決定するということになっています。花巻市名誉市民の対象は、花巻市内に居住していない方で、市民に準じた形で名誉市民になっていただくという制度です。大学における名誉教授と同じような位置付けとなっています。

我々としては、市民の中にいくら立派な方がいても特別な市民であってはいけない、市民はあくまで市民ということで、市民は対象にしないと決めたところです。山折哲雄氏は京都にお住まいですので花巻市民ではありません。このような方に市民に準じた名誉市民になっていただくということです。

山折哲雄氏のお母様は花巻の出身で、花巻の血筋を引いている方です。市民と同じ血筋を引いており、そして花巻で過ごされた山折哲雄氏は、日本の宗教学会の第一人者になるほどのすばらしい業績を上げられている方です。

花巻市にはすばらしい先人たちがいます。
新渡戸稲造の先祖・新渡戸家は花巻の地に200年以上居住した一族で、稲造の父の代まで花巻に住んでいました。また、北海道帝国大学初代総長の佐藤昌介は花巻の生まれで、有名な札幌農学校に一期生として入学し、クラーク博士に学びました。一期生のリーダー的な存在だったという方です。宮沢賢治も花巻で生まれ花巻で過ごし花巻で亡くなりました。

このようなすばらしい先人たちがおりますが、現在では、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手や、プロ野球で活躍する菊池雄星選手など、花巻にゆかりのあるスポーツ選手が日本あるいはアメリカで羽ばたいています。このような方々の存在が子どもたちに大きな自信と誇りを与えていると私は思っています。

スポーツだけではなく、学問など文化的な世界でも活躍する花巻ゆかりの方に、花巻市名誉市民としてお受けいただくことによって、今の子どもたちあるいは将来の子どもたちに自信と誇りを持っていただく意図で山折哲雄氏を花巻市名誉市民として選定させていただきたいと思っているところです。

花巻市名誉市民の決定は議会の同意を得るということが前提となっていますので、現時点では決定できないわけですが、議会の同意を得た後、正式に山折哲雄氏を花巻市名誉市民に推挙することを考えています。

山折哲雄氏は平成13年から平成17年まで国際日本文化研究センター所長を務められ、また、京都学派のリーダーの一人と言っていいすばらしい方です。山折哲雄氏には9月1日に花巻市で開催される市民憲章運動推進全国大会でご講演いただくことになっています。

山折哲雄氏の花巻市名誉市民選定が決まった場合、花巻で授与式等開催させていただきたいと考えておりますが、山折哲雄氏のご都合もありますので、正式に決定した後に相談の上、決めさせていただきたいと考えています。

「ワインツーリズムいわて2018」を10月14日に開催します(ワインを育む花巻の魅力をお楽しみください)

市長

現在、日本では山梨あるいは長野等がワインの産地として有名で、一つ一つのワイナリーが非常にすばらしいということもありますが、産地としての名声がワインやワイナリーの発展につながっていると思っています。そういう意味で花巻市だけではなく、この北上山地に位置するワイナリー等との連携も大変重要だと思っています。

今回の「ワインツーリズムいわて2018」は花巻市が企画したものです。「ワインツーリズム2018」は今年の7月に山形県上山市と南陽市で開催された「ワインツーリズムやまがた2018」が東北初開催ということで、今回のワインツーリズムは東北で2番目の開催ということになります。

ワインツーリズムは山梨県甲府市にある一般社団法人ワインツーリズムの商標登録です。今年の5月に開催した「日本ワインフェスティバル花巻大迫」では、山梨県のたくさんのワイナリーからも出店いただき、非常に高い評価を得ていますので、そういう意味では好関係にあると思っています。

国産ブドウ100パーセントを原料とする「日本ワイン」をブランド化し、その他のワインと明確に区別するため、日本のワインの表示制度を変更して日本ワインの振興を図ることが国の施策になっていますが、そういう意味で山梨のワインも含めて我々は日本ワインの振興に一緒に努めていくことが重要だと考えています。今回の「ワインツーリズムいわて2018」は、国からの地方創生推進交付金もいただいて、その支援も得ながら実施します。

「ワインツーリズムいわて2018」の開催日時は、10月14日(日曜)、午前8時30分頃から午後5時頃までです。参加者には、当日限定の路線バスに乗っていただき、市内のワイナリーや商店街などを巡っていただくということになっています。

路線バスの発着所は、JR花巻駅、JR新花巻駅、JR石鳥谷駅、いわて花巻空港、カントリープラザで、全国からたくさんの方々に来ていただきたいと考えているところです。
路線バスの停留所は、大迫カントリープラザあるいはJR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」にも採用されたワインを作っている高橋葡萄園、大迫町にできた三つ目のワイナリーである亀ヶ森醸造所、大迫交流活性化センター、花巻市役所東和総合支所のほか、紫波町の自園自醸ワイン紫波、紫波町内の日本酒の酒蔵を予定しています。

参加費は5,000円で、訪問先ワイナリーはエーデルワイン、高橋葡萄園、亀ヶ森醸造所、自園自醸ワイン紫波、紫波町内酒蔵です。

先ほど申し上げたように企画は花巻市ですが、紫波町にもバスの配車等について一定の支援をいただけるということで今話をしているところです。紫波町長さんともお話をしましたが、紫波町の方々も大変喜んでいただいていると思っていますので、我々としては今後とも協力関係をつくっていきたいと思っています。

イベント内容につきましては、ワイナリーや大迫商店街あるいは土沢商店街、そして紫波町にいろいろな工夫をしていただきます。ワインを提供していただいたり、フードコート等を用意していただいたり、あるいは希望者に対して神楽を披露していただくというようなことを考えています。亀ヶ森醸造所では、イタリア料理店のスペシャルランチを用意していただくというような工夫もしていただきます。

また、市内の温泉旅館にもご協力いただきまして、「藤三旅館」と「心の刻 十三月」などでは特別宿泊プランを用意していただきますし、ワインツーリズム協力施設として、花巻南温泉峡の各温泉宿にもご協力いただくということになっています。

ホットスプリングス市・花巻市姉妹都市提携25周年を記念してホットスプリングス市訪問団歓迎交流会を9月6日に開催します

市長

今回の訪問団は、ホットスプリングス市のパット・マッケイブ市長、そして25年前の姉妹都市提携時のホットスプリング市長メリンダ・バランさんを含め26名の方々で、9月4日から9月9日までの期間、市内の施設や三陸被災地などを訪問することになっています。たとえば大船渡市の碁石海岸では、美しい自然を見ていただくとともに、船等にも乗っていただくというような計画を立てていると伺っています。

さらに、花巻まつりにも参加いただくということで、パレード等にも参加いただくことになると私は思っています。場合によっては神輿を担いでいただいたり、山車を引き、一緒に回っていただいたりというようなことも計画したいと思っています。

訪問団歓迎交流会はホットスプリングス市・花巻市姉妹都市提携25周年記念事業実行委員会主催で、9月6日(木曜)に花巻温泉で開催します。
県選出の国会議員や県副知事、県議会議員あるいは花巻市議会議員、そしてホットスプリングスへ過去に派遣された方、訪問者、団体等、姉妹都市提携時の関係者、公益財団法人花巻国際交流会役員等、約100名でホットスプリングスの方々を歓迎する交流会を開きたいと考えています。

そして、25周年の記念式典については、10月6日にホットスプリングス市で開催する予定になっています。私を含め、約30人の訪問団がホットスプリングス市を訪問する予定になっており、盛大に25周年をお祝いしたいと考えています。

10月1日から市街地循環バスを増便し、ふくろう号(右回り)と星めぐり号(左回り)を運行します

市長

市内循環バス「ふくろう号」は現在、毎日左回り5便、右回り5便で花巻地域の中心市街地を回っていますが、10月から車両を1台増やし、右回り10便、左回り10便の計20便に増やす予定にしています。

これは市街地循環バスが好評であるということと、市内のみなし仮設住宅に入居されている方々が、来年の4月から花巻地域の中心部の災害公営住宅にお住まいになるということ、また、来年の10月には総合花巻病院の建物が完工する予定になっており、そのようなことを考えますと、花巻駅からの便も含め、市街地循環バスを拡充させることによって、中心市街地に住まいの方、あるいは中心市街地を訪問する方、災害公営住宅にお住まいになる方、総合花巻病院に行く方も含めて、交通手段を確保するということが重要になります。

ふくろう号については、岩手県交通が運営・運行しており、車両も岩手県交通が所有しています。もう一つの今回新たに増車する「星めぐり号」は車両を花巻市が用意し、花巻市の第三セクターである東和総合サービス公社が運行を担うということになります。東和地域の市営バスが去年の10月で廃止されており、東和総合サービス公社ではその分の収入が減っているわけですが、今回の市街地循環バスを運行していただくことによって、収入の一部については、元に戻る部分が出てくるということになります。

星めぐり号は、銀河鉄道など、宮沢賢治ゆかりのラッピングを施した車両を使用することにしています。左側面は、JR花巻駅のそばにある壁画「未来都市銀河地球鉄道」の図柄を利用させていただき、右側面は「童話村の森ライトアップ」のオブジェを利用させていただきます。市職員の方々にアイデアを出していただいて、デザインを決定しました。

利用料金については、1乗車100円で今までと変わりはありません。
ただ、ふくろう号についてはこれまで、岩手県交通のバスカードが使えたのですが、このカード読取機械の生産が既に終了しており、維持が困難になったということで、10月からは対応を終了します。これまでバスカードを利用されていた方に不便をおかけすることになりますが、100円という区切りのいい金額ですので、ぜひご利用いただければありがたいなと思っています。

「大迫神楽の日特別公演」を開催します〔9月15日(土曜)大迫カントリープラザで4団体が上演〕

市長

昨年度、「神楽の日」10周年を記念し、特別公演を開催したわけですが、大変評判がよかったということで、今年も大迫地域の合石神楽、八木巻神楽、岳神楽、大償神楽の4団体による特別公演を開催いたします。

神楽の日は、大迫交流活性化センターで開催しておりますが、今回の特別公演は昨年と同様に、花巻市が整備した大迫カントリープラザで開催いたします。

入場料については前売り800円、当日1,000円となっています。

「第49回おおはさまワインまつり」を開催します(9月16日、エーデルの丘がワイン色に染まる)

市長

国道396号大迫バイパス沿いの「大迫のエーデルの丘」を会場に、第49回おおはさまワインまつりを開催いたします。主会場は、エーデルワインのすぐそばの大迫カントリープラザです。

イベント内容は、ワイン娘によるぶどう踏みあるいは早池峰岳神楽上演、ワインゼリーの早食い、ぶどう早食い大会、ダンスショー、ワイン餅まきなどです。

会場内イベントとして、ガラス体験工房森のくにでのガラス制作体験やクラフト市の開催、早池峰焼星工房での陶芸体験あるいはワインシャトー大迫でのワイン工場見学・ワイン物産販売等も予定しています。

例年と同様、盛岡方面・花巻方面からワインまつり専用有料バスを運行いたします。
また、臨時駐車場から会場までを結ぶ無料シャトルバスを運行することとしています。

地域密着型サービス事業者を募集します(介護サービスの充実のため9月10日から募集開始)

市長

特別養護老人ホームについても、なかなか待機者ゼロというわけにはいかず、高齢者の方の絶対人数が増えています。65歳以上74歳未満の方について、今後絶対数はあまり増えないと予想をしていますが、75歳以上の高齢者の方いわゆる後期高齢者については、あと10年近くは絶対数が増えるという予測になっています。

そのような中、介護サービス施設の需要は今後ますます増えるということで、そういう観点から本年も花巻市民だけが利用できる地域密着型サービスを実施する施設の拡充を検討しているところです。

具体的には、1施設当たりの定員が29人のユニット型地域密着型介護老人福祉施設を3施設、1施設当たりの定員が9人の認知症対応型共同生活介護事業所を2施設、さらに登録定員が29人以下の小規模多機能型居宅介護事業所を1施設、これらの事業者の募集をしたいと考えています。

応募の受付期間は9月10日から10月10日までということになります。ぜひ老人福祉、介護についてしっかりした見識のある法人にご応募いただきたいと思っています。

大迫中学校屋内運動場棟の改築が完了、8月20日から使用を開始しました

市長

大迫中学校校舎については、昨年7月に校舎改築が完了し、昨年の2学期・8月末から生徒さんたちに新しい校舎で勉強していただいていますが、昨年11月に改築工事に着手していた屋内運動場棟についても今年7月に完成し、8月20日の2学期の始業から使用を開始しました。

今後につきましては、屋外環境施設の整備を平成31年度までに完了させ、平成31年度から32年度まで、学校に近い道路・愛宕山公園線の道路拡幅工事をする予定になっています。

屋内運動場棟の延べ床面積は1369.03平方メートルです。事業費は約4億6,000万円で、そのうち国から約1億2,000万円の学校施設環境改善交付金をいただいています。残りは合併特例債を利用して建設いたしました。

合併特例債は、返還金額の70パーセントについて国からの交付税措置がありますので、そういう意味では国からの大きな支援を得ながら改築事業ができたということになります。

現在の大迫中学校の生徒数は98名となっております。

今年度も市内小中学校の給食に花巻産りんごを提供します(市内小・中学校30校に9月から12月まで毎月19日に4品種を提供)

市長

本年度も9月から12月まで、毎月19日に市内小中学校の給食で花巻産リンゴを提供するということになっており、毎月1品種、計4品種を提供することにしています。

9月19日に提供する「紅いわて」は、甘みが強いのが特徴で、最近売出し中で人気が出てきています。10月19日に提供するのは主力品種の「ジョナゴールド」、11月19日に提供するのは、主力品種の「蜜入りふじ」となっています。そして12月19日には黄色品種でとても甘いということで人気が出ている「はるか」を提供します。ちなみに「はるか」の中でも厳選された上級品種を「冬恋」というブランド名で取り扱っているとのことです。

このような人気のあるリンゴを小中学校に提供して、楽しんでいただくあるいはリンゴを食べていただくということが大きな目的ですが、小中学生の皆さんには花巻においしいリンゴがあるということを知っていただき、生産者の方々にも小中学生のお子さんたちにも人気があるということで、生産に励みにしていただければありがたいというように思っています。

このほかにも出前授業と青空授業を実施することにしています。
出前授業の実施日は9月20日で、花巻小学校3年生46名が対象となります。
青空授業は10月24日、石鳥谷町滝田にあるリンゴ園地で実施します。対象は桜台小学校3年生106名となっています。

主な質問

ワインツーリズムいわて2018の貸し切りバスは何便の予定か

地域振興部長

今はまだ予定ですがバスルートについては、例えばJR花巻駅からJR土沢駅のルートを2台で6便とし、大体1時間1本程度で運行したいと思っています。

ツアーについては、大迫カントリープラザと高橋葡萄園、亀ヶ森醸造所を結ぶ形で大迫町内を巡る循環型バスということにして、右回り、左回りで運行する予定にしています。

ワインツーリズムいわて2018の申し込みはいつから開始か。また、定員は何人か
地域振興部長

申し込みは、本日の記者会見終了後から専用のホームページで受け付けいたします。

定員につきましては、山形県上山市・南陽市で7月に開催されたワインツーリズムやまがた2018の参加者が約300名だったとうかがっていますので、今回のワインツーリズムでは500人を目指したいと思っています。

ワインツーリズムの開催は東北で2番目ということだが、全国での開催状況は
定住推進課6次産業推進室次長

ワインツーリズムは、山梨県で10年ほど前から開催されており、今年で11年目と伺っています。山梨県では県全域で開催したり、市町村で開催したりと、規模の大きさを変えて開催しています。

また、長野県では、東御市でも東御型ツーリズムというワインツーリズムを開催していますし、今年は北海道の余市町でも違う形態で取り組んでいるようです。

大迫らしさをアピールしたワインツーリズムとなっているか
地域振興部長

会場やイベント内容など、ワインツーリズムの支援を受けて企画していますが、大迫町のぶどう農家やワイナリー、飲食店などが1回のセミナーと3回のワークショップを経てここまでつくり上げてきた企画となっています。

その中には、ブドウ作りを始められた方などさまざまな方々のお考え等も取り入れていますし、当日はもちろん大迫町でいろいろなイベント等も開催しますので、関わってきた方々のお力添えをいただけるものと思っています。

市長

新規就農者に対しいろいろな支援をしている花巻市葡萄が丘農業研究所でも、研究所内のブドウ園地ツアーも実施しますし、新たに造られた亀ヶ森醸造所でもブドウ園地やリンゴ園地でのツアーを実施することになるので、興味のお持ちを方はそういう情報も得られると思います。

花巻市名誉市民について、今後は宮沢賢治賞などと同様に毎年選考委員会を開いて決定するのか

市長

毎年選考委員会を開くということは考えていません。
今回の条例の制定も実は山折先生のような方がいらっしゃって、花巻市ゆかりの方だということで花巻市名誉市民になっていただき、市民の皆さんあるいは将来の子どもたちにもその功績を伝えたいという気持ちがあったわけです。

例えば新渡戸稲造や佐藤昌介、宮沢賢治あるいは斎藤宗次郎など、花巻にはいろいろな先人がいます。そういう方々を何らかの形で後世に伝えたいという場合あるいは文化的な部分だけでなく、幅広い範囲で、花巻のゆかりの人で市民ではないけれども、名誉市民という形で花巻市民に準じていただき、子どもたちあるいは市民の皆さんの励みになっていただければということで、花巻市名誉市民として選定させていただくことを考えていますので、すぐに選定ということにはならないと思っています。

ただ、今後いろいろな活躍をしてそういう方が出てくるかもしれないですし、ふさわしい方が出てくればいいなと思っているところです。

花巻市名誉市民にふさわしい方が出た場合、選考委員会を開き承認を得てその称号をお受けいただきたいと考えています。

文化スポーツ等の振興に寄与した方という条件だが、将来的にはスポーツの分野でも選ばれる可能性もあるか
市長

そういう方がいらっしゃれば可能性としてあります。政治などそういう世界ではなく、文化スポーツ等で振興に寄与した方を我々としては考えています。

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