平成30年7月 定例記者会見を開催しました

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ページ番号1003114  更新日 平成31年2月12日

写真:記者会見の様子

開催日時

平成30年7月23日(月曜)午前11時から午後0時5分まで

開催場所

花巻市役所本庁本館3階 委員会室

市長からの報告事項

花巻東高校が全国高等学校野球選手権記念大会に出場今年から規模を大幅に増設 童話村の森ライトアップ2018を開催します

会見項目

  1. 慶應義塾大学SFC研究所の協力のもと、花巻市地域おこし研究所を8月1日に設置します(担当 地域振興部 定住推進課)
  2. 公共施設のブロック塀に関する調査経過と結果及び今後の対応について(担当 財務部 契約管財課)
  3. 「宝くじスポーツフェア ドリームベースボール」を開催します(9月29日・30日 元プロ野球の名選手が花巻球場で夢の競演)(担当 生涯学習部 スポーツ振興課)
  4. 8月1日から順次、イーハトーブ地域おこしプロジェクトチーム(花巻市地域おこし協力隊)が着任します(担当 地域振興部 定住推進課)
  5. 8月1日から路線バス「土沢線」を利用した方を対象に宮沢賢治記念館等4施設の入館料を減免します(担当 建設部 都市政策課)
  6. 田瀬湖ボートコースでボート競技アジア競技大会日本代表の強化合宿を8月2日から12日まで行います(担当 生涯学習部 スポーツ振興課)
  7. 8月11日から新たなマンホールカードを発行します(花巻市として2種類目となる石鳥谷地域マンホールカードを発行!)(担当 建設部 下水道課)

花巻東高校が全国高等学校野球選手権記念大会に出場

市長

昨日の全国高等学校野球選手権記念岩手県大会における花巻東高校の優勝、大変喜んでいます。
今年の岩手県大会では、花巻北高校や花巻南高校も活躍し、花巻勢が大変頑張った大会で、子どもたちの頑張りが非常にすばらしいと思っています。

昨日の決勝戦は、私も途中からですが球場で応援することができました。関係者の皆様と一緒に感激に浸ったところです。決勝戦以外にも非常に厳しい試合はありました。その中で逆転できる花巻東高校の選手たちの力、本当にどうしてそんな力が出せるのかなと思ったのですが、「絶対甲子園に出るんだ」という気持ちの問題も強いと思いますし、普段の練習で最後まであきらめない心を培っていることがあのようなすばらしい結果に結びついたと思います。

盛岡大学付属高校も大変すばらしい試合していただいて、球史に残るようなすばらしい決勝戦だったと思っています。
今後、甲子園に向けて選手たちには頑張ってほしいと思っている次第です。

今年から規模を大幅に増設 童話村の森ライトアップ2018を開催します

市長

童話村の森ライトアップについては、今年大幅に増設します。
昨年までは、山野草園の周辺エリア、妖精の小径エリア、そして芝生広場にライトアップを設置していました。これは非常に評判がいいということで、全国的にもこの写真がSNSを通して発信されているということです。

今年は宮沢賢治童話村の野外ステージについても国の地方創生交付金を活用させていただきながら整備し、コンサート等しやすい環境になっています。例年開催している「イーハトーブフェスティバル」を今年も賢治フェスティバル実行委員会の主催で開催することとしており、株式会社スタジオジブリの鈴木敏夫代表取締役プロデューサーをはじめ、すばらしい方たちに出演していただく予定にしています。また、これとは別に民間事業者が主催する有料貸切イベントを8月に2件、9月に1件開催することになっています。

野外ステージの改修がこのようなイベントの開催に結びついているものと思います。今後とも宮沢賢治童話村を活用いただき、市民の皆様にも楽しんでいただける施設になってほしいと思っています。

今回の童話村の森ライトアップでは、芝生広場の「どんぐりオブジェエリア」をパワーアップし、「小川エリア」と「ログハウスエリア」の2カ所を新設いたします。これにより幻想的な空間がさらに広がるということになります。
7月27日にオープニングとして、カウントダウンセレモニーを開催することになっています。

市民の皆様をはじめ、県内外の方々、あるいは海外のお客様にも喜んでいただきたいと思っています。

慶應義塾大学SFC研究所の協力のもと、花巻市地域おこし研究所を8月1日に設置します

市長

7月9日、慶應義塾大学SFC研究所と花巻市は「地域おこしに関する研究開発の連携協力にかかる覚書」を締結しました。これに基づいて、SFC研究所の継続した指導助言を受けながら花巻市でまちづくりの課題について研究開発を行います。

この第1弾として、「花巻市地域おこし研究所」を8月1日に設置します。研究所職員(市職員)は6名体制を予定しており、市職員が通常の業務と兼務しながら、SFC研究所から継続した助言・協力をいただき、この開発・実践を行っていきます。

また、研究所職員のうちから、諸条件が整い、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程に合格した場合、平成31年度から大学院に入学し、SFC研究所から対面と遠隔での助言・指導を受けながら研究していくとともに、修士の資格取得を目指すことを予定しています。我々としては、最初の大学院生が2年で修士の資格を取得できれば、さらにほかの職員を入学させたいと希望しているところです。

市職員に頑張っていただき、まちづくりで研究したいという職員については、慶応義塾大学の大学院で勉強できる可能性があるということで、我々としては大変期待しているところです。

この研究所の活動は通常の業務との兼務となりますので、派遣元の業務については過重にならないよう、少し重荷を減らしていただくことを前提とした体制が必要だと考えており、その点については、人事課とも打ち合わせをしているところです。

まず、研究の課題については基本的にどういうことをやりたいかを考えていただくことになりますが、我々としては、勉強のための勉強ではなく、すぐに市政に結びつくような課題を見つけて解決していただきたいと考えています。

公共施設のブロック塀に関する調査経過と結果及び今後の対応について

市長

6月18日に発生した大阪府北部地震により、ブロック塀が倒壊し、本当に悲しい話でございますが、2人の犠牲者が出たということがありました。それを受けて、翌19日、花巻市では、市内641カ所の公共施設を調査しましたが、13カ所にブロック塀が設置されていたほか、4カ所の市有地にも設置されており、合計17カ所にブロック塀があるということが確認されました。

これを受け、国土交通省の「建築物の既存の塀の安全点検に関するチェックポイント6項目(塀の高さ、塀の厚さ、控壁の有無、基礎の有無、傾き・ひび割れの有無、鉄筋・基礎の根入れ)」に基づいて、17カ所の詳細な点検を市職員の専門家によって進めることとし、7月2日から10日まで現地調査を実施しました。

その結果、ブロック塀が設置されている17カ所全てにおいてチェックポイントのいずれかを満足しておらず、現行基準に適合していないことが判明しました。

この17カ所のブロック塀は、舘坂駐車場、あるいは花巻城二之丸跡(武徳殿隣地)、旧まん福、上瀬保育園などに設置されています。

市はこの調査結果を公表し、先週ですが市民に周知するとともに、現地17カ所のブロック塀には注意喚起の表示を設置いたしました。このブロック塀の危険性を回避するためにどのような対策を講じるかについては、専門家の意見も踏まえて早急に検討し、その必要な予算を早期に編成して対応します。

8月に議会臨時会が予定されていますので、対応策が間に合えばその段階で予算の議案の承認をいただくということを考えています。その段階でまだ具体的な対応策が固まっていない箇所については、9月の議会定例会でその追加予算の審議をしていただき承認をいただくということを考えています。

また、調査の過程でブロックを使用した擁壁があることが分かりました。安全点検を行う必要があるため、ほかにもブロック擁壁がないか今後追加調査を実施して所在を確認し、対応についても検討していきます。

各小中学校やPTAなどのご協力をいただいたと私共は理解していますが、各小中学校から教育委員会に対して学校通学路内にあるブロック塀について報告がされ、教育委員会において取りまとめた結果、危険と思われるブロック塀が12カ所あるということが分かりました。

公共施設ではなく、民間のブロック塀ですが12カ所あることが分かったことから、7月27日、教育委員会が市の専門職員とともに現地を確認することにしています。また、市内の全小中学校において児童・生徒に対して、そのような通学路の危険なブロック塀についての注意喚起を行いました。

「宝くじスポーツフェア ドリームベースボール」を開催します(9月29日・30日 元プロ野球の名選手が花巻球場で夢の競演)

市長

9月29日・30日に、元プロ野球の名選手に花巻球場で夢の競演をしていただきます。
主催は岩手県と宝くじの一般財団法人自治総合センター、花巻市で、協力は日本プロ野球OBクラブの公益社団法人全国野球振興会となっています。主管は花巻市等が組成する花巻ベースボールフェスタ実行委員会となります。

会場は花巻球場と花巻市総合体育館で、開催日は9月29日(土曜)・30日(日曜)です。

現時点での出場予定者は、金田正一元投手、村田兆治元投手、桑田真澄元投手、仁志敏久選手など、元プロ野球選手20名です。

日程・内容ですが、9月29日は「指導者クリニック」ということで、少年野球等の指導者を対象とした、元プロ野球選手による研修会を花巻市総合体育館アネックスで行います。

9月30日につきましては、「少年少女ふれあい野球教室」を花巻球場で行いますが、花巻市内だけではなく近隣の小中学生も対象に、打撃、守備、投手、捕手に分かれて元プロ野球選手が指導することになっています。

そして「ふれあい講演会」として、花巻市総合体育館で、400勝投手の金田正一さんによる講演会を開催します。
さらに、正午までに花巻球場または「ふれあい講演会」の会場に入場した方を対象に、元プロ野球選手の直筆サイン入りグッズが当たる「ドリーム抽選会」を行います。

また、午後1時から1時30分まで、花巻球場においてアトラクションとして、開催地代表選手が元プロ野球選手の打者・投手と対戦する「プロに挑戦」を行うほか、ドリーム・チームと花巻選抜チームの代表がホームラン数を競う「ホームラン競争」を行います。

午後1時から3時まで、開催地代表チームが元プロ野球選手で構成されるドリーム・チームと対戦する、上限90分・7回戦制の「ドリーム・ゲーム」を行います。開催地代表チームの選手は花巻市野球協会登録チームの中から花巻市野球協会が選抜するということになっています。

野球教室、プロに挑戦、ドリーム・ゲームは軟式ボールで行うということですが、ホームラン競争のみ硬式ボールを使用することになっています。

入場料は無料ですが入場整理券が必要です。入場整理券は各会場共通で使用でき、半券を提示いただくことで各会場の出入りが自由にできます。配布開始は8月10日、配布場所は花巻市役所、各総合支所、各振興センター、花巻球場、花巻総合体育館、花巻市民体育館、なはんプラザなどです。

そして、ドリーム・チームの選手20人との記念撮影を行います。日時は9月30日、正午で、定員は5組(1組2人から6人)です。撮影した写真は後日パネルとして送付することとしています。申し込みは花巻市役所スポーツ振興課へ往復はがきを送付していただきます。

このドリーム・ベースボールは、一般財団法人自治総合センターが宝くじ社会貢献広報事業として行っており、今回の花巻市における開催は平成24年に続き2回目の開催となります。費用負担については一部、花巻市も負担させていただきますが、原則としてほとんど自治総合センターが負担していただくということになっています。

8月1日から順次、イーハトーブ地域おこしプロジェクトチーム(花巻市地域おこし協力隊)が着任します

市長

本年度、「イーハトーブ地域おこしプロジェクトチーム」(花巻市地域おこし協力隊)として花巻産ワインのPRやシティプロモーション、大迫地域におけるブドウ栽培、東和地域でのグリーン・ツーリズムなどの地域課題の解決に取り組んでもらうため、4月から6月まで隊員の募集を行い、7月7日に選考を行った結果、3人の方が地域おこし協力隊として着任することになりました。3人の方は8月1日に1人、10月1日に1人、11月1日に1人と、順次着任する予定です。

この地域おこし協力隊員は、募集しても応募が少ないのが市町村における課題になっていると伺っています。その中で花巻市の場合、ほかにも応募された方がいらっしゃいましたが、今回3人の方に着任いただけることになりました。

地域おこし協力隊の活動等について、皆さん情報を得られていますので、やりがいがあると思っていただいたこと、そして担当課の方で非常にいろいろなことを考え、今までの地域おこし協力隊のあり方、活動状況、今後の考え方について、しっかり説明したということがたくさんの応募そして3人の着任に結びついたと思っており、本市においては非常にうまくいっている一つの表れと私共は考えています。

8月1日に着任いただく方は埼玉県出身の飛世かおりさんで、花巻産ワインのPRに取り組んでいただくことになっています。10月1日に着任予定の川口摩弓さんは東和地域のグリーン・ツーリズムに取り組んでいただき、11月1日に着任予定の塩野夕子さんはシティプロモーションに取り組んでいただくことになっています。

大迫におけるブドウ栽培につきましては、すばらしい方に応募していただきましたが事業に合う方は今回残念ながら見つからなかったということで、引き続き募集を行い、できれば今年度中の任用を目指すことにしています。

飛世さんの花巻での活動への意気込みが、「花巻市のもう一つの魅力は人だということ。仕事への情熱や誠実で暖かい人柄に感動して移住することを決めた」ということで、これは担当部署の活動を評価してもらったということで、我々としてもありがたいなと思っています。

そして平成27年に着任した第1期の隊員3人の方が、7月31日に3年の任期満了に伴い退任します。東和地域における松阪廣剛さん、神谷瑞樹さん、大迫地域における鈴木寛太さんですが、松阪さん、鈴木さんは花巻市内で就農していただき、神谷さんも花巻市内に就職したいということで、引き続き花巻に住んで、活動をしていただくことになっています。

3人の方の3年間にわたる尽力は我々としても大変ありがたく、このような方々の活動が後任の隊員募集の大きな力になり、感謝したいと思います。非常に有名になっている隊員や全国的に有名になっている隊員もいます。そういう活動は非常にありがたいですし、若い方々の活動の輪が広がっていると実感しています。

この3人の方については、7月31日午前9時より、花巻市役所本庁応接室において退任の挨拶を行っていただくことになっています。

8月1日から路線バス「土沢線」を利用した方を対象に宮沢賢治記念館等4施設の入館料を減免します

市長

この土沢線は、東和町の中心部からJR新花巻駅を経由し、宮沢賢治記念館等4施設の近くを通り、JR花巻駅、イトーヨーカ堂までの区間を運行する地域の方々にとって重要な幹線路線です。岩手県交通が路線を維持・運営をしていますが、赤字であり国の補助金を得ながら何とか路線を継続しているのが実態です。

この国の補助ですが、一定以上の乗降客がいなければ継続できないことになっており、土沢線については何とかその基準を少し上回っているという状況ですが、利用者が減った場合には、この補助がいただけなくなり、運行を継続できなくなるという可能性もあります。そういう意味で、東和地域の方々だけではなく、矢沢地区あるいは宮沢賢治記念館等を利用される方々等に、この土沢線をぜひ利用していただいて路線の維持継続を図っていきたいと訴えかけているところです。

特に東和地域の東和総合支所も含めてしっかり住民の方々にその実態をお伝えし、ご協力・ご利用いただきたいと考えています。この土沢線がなくなることはやはり避けたいということで、その利用の促進を図っているところです。

その利用促進事業として、土沢線のバス停留所のうち、賢治記念館口、札長根、新渡戸記念館入口、のいずれかで降車した方を対象に、宮沢賢治記念館、宮沢賢治童話村賢治の学校、花巻市博物館、花巻新渡戸記念館の四つの施設の入館料を全額減免する施設優待券を発行することとしました。この四つの施設はバス停留所のすぐ近くにあります。

土沢線の賢治記念館口、札長根、新渡戸記念館入口、それら三つの停留所のいずれかで降りる際に、運転手から施設優待券を配布することにしています。この優待券を提示することによって、その日に限り4施設の入館が全て無料になります。ぜひ利用していただいて、この土沢線の利用者の維持・確保により、土沢線を維持していきたいと考えています。

田瀬湖ボートコースでボート競技アジア競技大会日本代表の強化合宿を8月2日から12日まで行います

市長

今年6月、ワールドカップに出場する選手、そしてU23世界選手権の代表チームの強化合宿が田瀬湖ボートコースで行われ、田瀬湖ボートコースを高く評価していただきました。

今回の8月の強化合宿は、アジア競技大会に出場する24歳以上とU23の日本代表選手ということで、いずれにしましても日本代表選手に来ていただくことについては、2020年東京オリンピック事前合宿に向けた準備も併せて進められることになりますので、我々としても歓迎したいと考えています。

参考ですが、田瀬湖ボート場につきましては、休憩等ができるよう艇庫の2階を整備しました。特に高校・大学のチームにつきましては、そこで合宿で泊まりもできるというような旅館業法による旅館としての許可もいただいています。

また、日本ボート協会からトレーニング機器を設置してほしいと要望をいただき、今年の6月議会定例会で承認をいただいて、日本ボート協会が助言するウエイトトレーニング機器を設置しているところです。6月議会定例会終了後、すぐに要望の半分位は設置しましたし、8月の合宿前までには残りの分を設置する予定としています。これにより、日本代表チームだけでなく、高校・大学等のボート合宿の誘致も推進できるようになると考えています。

日本代表チームから、田瀬湖ボートコースは競技場あるいは練習の場所として、日本一と言う方もいらっしゃいますし、非常に高い評価をいただいています。

評価が高い理由は二つあります。
一つは横に湾がなく、山に囲まれているので、波が立ちにくいということ。
そしてもう一つは、公式コースは2,000メートルですが、この田瀬湖ボートコースの場合6,000メートルを一気に漕げるため、長い距離で練習できるということです。

そういう意味で、東京から比較的近いということも含めて、田瀬湖ボートコースは合宿などの練習場所としては最適だということが私も確認できました。我々としては、地域の活性化にもつながりますので、今後も田瀬湖ボートコースの活用については考えていきたいと思っています。

8月11日から新たなマンホールカードを発行します(花巻市として2種類目となる石鳥谷地域マンホールカードを発行!)

市長

花巻地域のマンホールカードは平成28年12月に発行しておりますが、大変人気があり1,346枚も発行しています。これは、郵送で申し込みできないので、市役所に足を運んでいただき発行しているわけですが、それでもこれだけの数が発行されています。これは集めている方が全国各地を回っているということもあるようです。

県内では、花巻市以外に釜石市、九戸村、久慈市がマンホールカードを発行していますが、2種類のマンホールカードを発行する自治体は県内では花巻市のみということです。

配布の開始日は8月11日、配布場所は石鳥谷総合支所で、窓口で配布することになります。配布は無料ですが、1人につき1枚までとなります。カードのデザインは、酒づくりに励む南部杜氏の姿とその周りには町の特産品のリンゴとリンドウが描かており、これは合併前の旧石鳥谷町が平成6年にデザインしたものと伺っています。

主な質問

ブロック塀について、建物のない市所有地の4カ所とはどれか

財務部長

舘坂駐車場、花巻城二之丸跡(武徳殿隣地)、仲町駐車場(市職員第2駐車場)、市道里川口・仲町線です。

17カ所のうち、最も危険・倒壊の恐れがあると考えられるブロック塀は
財務部長

人通りがあり、通る年代層がお子さん方ということを考えると、通学をしているような道路に面しているものが最も危険と考えられます。そういう視点で申し上げますと花巻城二之丸跡となります。
ここは城内の武徳殿のそばにありますが、花巻小学校に通学する児童がいるので、教育委員会の方でいち早く注意喚起の表示を手掛けたり、親御さん等に注意喚起の周知をしたり、対応を急いだと認識しています。

老朽化の進行などにより、物理的に倒壊の恐れがあるブロック塀は
契約管財課長

物理的に危険だと私共の方で見ているのはイーハトーブ病院と好地振興センターで、この辺りは傾きがあって危険ではないかと見ています。

また、例えば擁壁の上に載っているブロック塀など、状況によってはすぐに対応できるか検討する必要があるかもしれません。

市長

基本的には改修の補正予算を8月の議会臨時会にかけたいと考えています。ただ、それまでに必要な工事の内容が分かるかどうかということなので、できるものは8月の議会臨時会にかけて早急に対応し、できないものは9月の議会定例会にかけたいと考えています。

イーハトーブ病院は1番距離が長いと思うがどのような状況か
契約管財課長

全長が長いため、平地の道路との境にある擁壁もありますし、隣地との間にある擁壁やブロック塀もあります。その中で一部病院の敷地に高低差があり、擁壁を作った上にブロック塀を乗せている場所もあります。全体的に傾斜がきついというのではなく、設置箇所によっては部分的に傾斜がきついところもあります。

注意喚起の表示を設置したのはいつか
市長

小学校の通学路である花巻城二之丸跡については、教育委員会で6月のうちに設置し、ほかの箇所については、7月19日の段階で設置しました。

擁壁の追加調査は行うのはいつごろになるか
契約管財課長

コンクリートブロックを使った擁壁の調査は、先週から全庁的に始めているところで、今はその報告を待っている状況です。
当初ブロック塀として調査した時に、擁壁として使っていると判明したところがありますので、それにつきましては早急に詳細な調査を進めていきます。

各小中学校から報告があった、危険と思われる民間のブロック塀12カ所は、チェックポイント6項目を満たしていないのか
学校教育課長

あくまでも学校の方から、学校職員あるいはPTAの協力を得て、危ないだろうという箇所を報告していただいたものなので国土交通省のチェックポイント6項目に基づいた点検をしたわけではありません。7月27日に専門的な建築住宅課職員と一緒に現地確認いたします。

小中学校への注意喚起はどのように生徒や保護者に伝えたのか
学校教育課帳

6月25日に教育委員会からこの通学路の安全点検についての協力依頼を各学校に通知文でお願いしました。
そして7月4日までにその結果について教育委員会の方に報告していただきました。その時点で各学校では注意喚起も含めて終了しているという報告もいただいています。

通学路にある民間のブロック塀について市として何か対応を考えているか
市長

民間の所有者の方に対応を考えていただく必要がありますし、対応のお願いはすると思います。対応できなかった方がいた場合、今の段階では具体的なアイデアを持っていません。検査結果を見て、市として何ができるかということも含めて検討していく必要があるだろうと思っています。

コンクリートブロックを使った擁壁は何カ所位あったのか
財政部長

公共施設の調査をする段階で1カ所確認しました。それ以外については7月19日から今全庁的にコンクリートブロックを使った擁壁がないか確認作業をしている状況ですので、今の時点で分かっているのは1カ所ということです。

1-11.危険と思われるブロック塀は市内4地域でどこが多いか
(学校教育課長)
まだ分類はしていませんが、1校で複数の報告してきた学校もあり、特に矢沢小学校からは数多く報告されました。

通学路内にブロック塀が設置されている学校は何校か
学校教育課長

7月4日報告分の調査結果では6校です。

イーハトーブ地域おこしプロジェクトチームに着任する飛世かおりさんの着任式はいつか

地域振興部長

8月1日の着任なので、8月1日、午前9時に本庁市長応接室にて辞令を交付させていただく予定です。

ドリーム・ベースボールに出場する元プロ野球選手20人はだれか

スポーツ振興課主事

現時点での出場予定者は、金田 正一さん、張本 勲さん、谷沢 健一さん、堀内 恒夫さん、村田 兆治さん、大島 康徳さん、松永 浩美さん、村上 隆行さん、定詰 雅彦さん、大島 公一さん、桑田 真澄さん、鈴木 健さん、仁志 敏久さん、本間 満さん、門倉 健さん、野口 茂樹さん、藤田 太陽さん、鉄平さん、林 昌範さん、中西 健太さんです。

土沢線の現在の利用状況は

都市政策課係長

現状では、ここ3年連続で15.1人となっています。国の補助要件は1日15人となっており、ギリギリの状態ですので何とか維持したいということで今回このような利用促進事業を実施することとしました。

どの位の効果を見込んでいるか
市長

効果のほどは分かりませんが、一つだけではだめだと思います。やはりどんどんいろいろな手を打っていかなければならないので、これは一つの手と考えています。

また、特に東和地域の方々に使っていただきたいということで、広報はなまきでも利用の呼び掛けをさせていただきましたが、今後も次の手を考えていかなければならないと思います。土沢線を大事にしていただくため、この路線を維持できるよう全力を尽くす必要があるので今後もいろいろ考えていきます。

土沢線の便数は
市長

平日は行き9便、帰り8便、土日祝日は行き帰り共に4便です。地域の方だけでなく観光客の方々に利用いただければと思います。そういう意味では観光客の方にこの事業について情報発信することが大事です。

観光に関する情報を市ホームページに掲載していますが、新着情報には結構情報が掲載されているものの、観光情報全体へのリンクや情報発信が弱く、特にモバイルの方だと弱いです。先日も担当課とやりとりしましたが、そういうことも含めていろいろな課題について考えていく必要があります。

例えば新花巻駅から乗車して、宮沢賢治記念館口で降りても減免の対象か
都市政策課係長

はい。そうなります。
昨年、岩手県交通にお願いして1週間の乗降調査を実施しました。その結果、今回の対象になっているバス停3カ所に降りる方が56人いました。今回の利用促進事業でどのくらい利用が増えたのか確認できると思っています。
いずれにしてもたくさん使っていただきたいので、できることはやっていきたいと考えています。

新花巻駅から優待券配布停留所までの運賃は
都市政策課係長

花巻駅から宮沢賢治記念館までの運賃は380円で、新花巻駅から宮沢賢治記念館まで乗っていただくと150円の初乗りの金額となります。
新花巻駅から札長根までが200円で、新花巻駅から花巻新渡戸記念館までが240円となっています。
今回は期限を決めさせていただいていますが、まずは利用促進を図っていきたいと考えています。

市内で母親が小学生の子どもに暴力を振るい逮捕されたが市の対応は

市長

まず学校あるいは保育施設から教育委員会への報告の中身、マニュアルを強化することは既に実施しています。そして教育委員会に報告いただいた後の対応が課題になりますが、花巻市の場合には教育委員会の学校教育課とこども課、本庁の地域福祉課など関係する担当部署でケース会議を行い情報交換する体制はできています。

本件についても、4月にほかの市から転入された方と聞いていますが、その方についてのケース会議はすでに行っていました。ですから児童相談所の方にも相談できていて早い対応ができました。
学校や保育施設から教育委員会の方に早めに連絡していただくことはもうお願いしていますが、さらに呼び掛けていき、対応していただくことが重要になります。

そしてケース会議を含め、担当部署での情報交換はしていますが、今の対応マニュアルで十分なのかということ、紙に落とし込むことも大事なので、それを検討していただいている状況です。

このような問題は絶対大丈夫ということがないですが、できることはやる体制にはなっていると思います。ただ、足りないものがないかさらに考えていく必要があると思います。

今回、学校から通報があり対応も迅速だったか
市長

そうですね。ケース会議等で注意はしていたので対応は早くできたと思います。
今後も学校や保育施設から連絡があったときの担当部所間での情報交換を早くやっていく必要がありますので、体制について十分かということについて、さらに新たな視点で見ることは必要だと思います。

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