令和3年6月 定例記者会見を開催しました

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ページ番号1014543  更新日 令和3年7月6日

写真:記者会見の様子

開催日時

令和3年6月30日(水曜)午前11時から午後0時15分まで

開催場所

花巻市役所本庁本館3階 302会議室

会見項目

  1. 新型コロナウイルス感染症に関する花巻市の対応について
    (担当 新型コロナウイルス感染症対策本部)
  2. 結婚新生活支援事業を7月1日から開始します
    (担当 地域振興部 定住推進課)

冒頭コメント

市長

6月議会、まだ終了はしていませんけども、先日は花巻市が提案した補正予算を全員一致で、議員の方に可決いただきました。中でも、特に花巻駅の自由通路、橋上化駅の調査予算について、御承認いただいたということにつきましては、私は大変ありがたかったというように感じている次第であります。

これに至るに当たりましては、3月の議会において我々の説明が不十分だったということもございます。その点についての御説明をさせていただいたわけでございますけども、何よりも、市民の連名で出している分を合わせ、別々にカウントしますと、31団体の方々から、このことへの要望がありまして、自由通路あるいは橋上化を進めるべきであるという、そういう熱い要望をいただいたということが非常に大きかったのではないかなと思います。やはり市民の声がですね、そういうことで、議員の方々のお考えについても、大きな力になったのではないかなというふうに思った次第でありまして、そのことについて、感謝申し上げたいと思います。

今日は新型コロナウイルスの件、そして、結婚新生活支援事業についてお話をさせていただきます。

このコロナウイルスに関しましては、今、花巻市においてはポツポツとありますけれども、あまり、感染者の確認はされておりません。しかも、その感染源がわからないという方はほぼない状況でありまして、そういう意味では落ちついていると言ってもいいのかもしれません。

しかし、今盛んに言われていますデルタ株、これの脅威が言われています。この脅威がですね、今後は岩手県においても、感染の拡大の可能性を強くすることもありうるということで我々としては対応していかなくてはいけないというように考えております。昨日もテレビで、ワクチンの話をされている番組を拝見しました。やはり大事なことは、ワクチン接種であると。ワクチンの接種の数が少なければ、あるいは住民の中で、ワクチンを受ける人の割合が少なければ、このデルタ株の感染についての拡大ということにつながりかねない。そういう意味で、ワクチンを受けるのが大変大事だということを、お話ししておりました。

我々としては、花巻市のワクチン接種、これは大事だということで、1日でも早く進めている次第であります。その中で今になりまして、このワクチンの供給についての状況がはっきりしてきていないところがございまして、そこは心配でありますけれども、我々としては今決まっているワクチンをどう使うかということをしっかりと、これは決めていますけれども、それとともに、ワクチンの供給が今後さらに公表された場合、それに対応するための計画を、医師会初め医療機関の方々の御協力をいただきながらしっかり作っていく必要があるということで、その作業に入っている次第であります。そのことも含めまして、今日の記者会見でお話をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。

新型コロナウイルス感染症に関する花巻市の対応について

市長

まず新型コロナウイルス感染症に対する花巻市の対応についてであります。

今現在、今日も1,000人、ワクチン接種1回目を受けられる方がいらっしゃいますので、それを含めての数字を言わせていただきます。

集団接種でございますけれども、1回目接種回数が2万380回、その内2回目接種まで終わった方が7,271回。接種回数の合計が、2万7,651回ということであります。

集団接種を補完する病院による個別接種でございますけども、これも6月30日時点であります。その補完施設、病院は総合花巻病院、県立東和病院、大迫地域診療センター、石鳥谷医療センターでございます。そして、国立病院機構花巻病院からの申出を受けまして、6月19日から同病院でも同様の接種をいただいております。

大迫地域診療センターにつきましては、1回目接種65回、2回目接種36回、石鳥谷医療センターについては、1回目接種が6回、2回目接種が6回、県立東和病院については1回目の接種102回、2回目の接種90回、国立病院機構花巻病院につきましては6月19日から開始されたわけでありますけれども、1回目接種だけでもう既に300回やっていただいております。その結果といたしまして、接種回数の合計としては、605回ということであります。

なお総合花巻病院においては、医療関係者の接種が今般終了いたしましたので、7月3日に1回目504人に対して、7月24日にその方々について2回目の接種をいただくということで御了解をいただいております。

それから施設入所者・従事者に対する接種、これも6月30日時点でありますけれども、今終わっているのは、高齢者施設でございます。この59施設のうち、53施設で入所者・従事者に対するワクチン接種を行っております。高齢者につきましては、1回目接種回数が2,620回、2回目接種回数が575回であります。そしてそのほかに、高齢者施設の施設従事者に対しまして、1回目接種回数が1,976回、2回目接種回数が433回ということになっておりまして、接種回数の合計が5,604回。1回完了済みが4,596人。その内2回完了済みが1,008人ということになっております。

接種総合計でございますけれども、6月30日時点で、高齢者の1回目接種完了済みが2万3,473人、高齢者の69.5%になりますけれども、この方々が1回目の接種は終わっています。その内、2回目接種完了済みが7,978人でございまして、これは高齢者の21.7%になります。あとそのほかに高齢者施設の従事者について、1回目接種完了済みが1,976人、その内2回目接種完了済みが433人ということになっております。

順調に接種が進んでおりまして、集団接種の1回目の最後は7月10日になります。そして2回目の接種は、7月31日に全て終わるという予定に今なっております。

この集団接種について予約出来なかった方につきましては、医療機関での個別接種も進めておりまして、6月26日から各医院で順次接種を進めており、7月10日から2回目接種が始まります。先ほど申し上げましたように高齢者でワクチン接種を希望する方については、7月31日までに接種を終える見込みとなっております。

高齢者以外に対する接種でありますけども、12歳以上64歳以下の人に対し、6月25日から今日30日の間に接種券を郵送いたしました。30日分は本日発送するということであります。これは実際にですね、全部お送りしたわけですけれども、基礎疾患の方については、すぐに予約できるという体制になっているということと、もう一つは、今回の県の集団接種、あるいは国の集団接種を受ける場合に接種券が必要だという情報が流れておりましたので、接種券は早く送ったほうがいいだろうということで、6月中に送るということを決めたわけであります。ただ、県のほうの予約は昨日から始まりましたので、3万人以上はもう既に届いていると思いますけども、あと2万人ちょっとの方には、まだ届いていない状況になっていまして、少しタイミングが数日遅れたのかなという感じはしておりますけれども、そういうことでお送りさせていただいたということであります。

岩手県が実施する今回の集団接種は、64歳以下の方も受けられるようになったということが公表されたわけでありまして、その予約の際に、市町村が発行する接種券が必要となるということであります。我々としては、64歳以下の方についても早く受けたい方は、県の集団接種を受けていただくのは、大変ありがたいというふうに考えているわけでありまして、その観点から、接種券を受け取っている方については予約出来ますので、予約いただいて、接種をしていただくということを希望される方はやっていただきたいと思っています。そして接種券が届いていない方について、あと数日経つと届くはずでありますけども、今すぐに予約したいという方については、花巻市のワクチン接種対策室に電話していただきまして、そうすると接種券の番号をお伝えいたしますので、その接種券の番号をもって、県の集団接種の予約をしていただきたい。そういうことを昨日からやらせていただきます。

昨日、市のホームページにそういう趣旨を出しましたけども、既に20人の方から、今朝の段階で20人の方から、問合せがあったということでありまして、その20人の方々については、予約が出来たんではないかなというふうに思っております。今日以降もですね、県は7月3日と4日と、10日と11日、アピオと江刺西体育館での集団接種の予約を受け付けておりますので、3日の分はもう満杯になったという情報でありますが、4日、10日、11日がまだ空きがあるようでございますので、市民の方でこの集団接種を受けていただきたい方は、接種券のある方は接種券を持って、電話あるいはネットで予約していただき、接種券がない方について、すぐ予約したい方は市のほうに問合せていただいて、接種券番号を受け取りになられて、予約をしていただきたいというふうに考えている次第であります。

今のワクチンの供給についてちょっと触れさせていただきますと、花巻市はいわゆる第1クールから第8クール、これは高齢者向けのワクチンでありますけども、3万2,670人分が花巻市に来るということになっております。これについては先ほど申し上げましたように、高齢者のワクチン接種が進んでいまして、あとは高齢者施設の一部従事者にもワクチン接種しているわけですけども、ほぼ使い切るということになっています。7月いっぱいでこの高齢者向けで使い切るという、順調に進んでいる結果そういうことになっています。

そのほかにですね、第9クール、これは遅くとも7月10日までにワクチンの供給があるということで通知がありますけれども、これは7,020回分、3,510人分が来ます。そして第10クールは、7月下旬、5,850回分、2,925人分が来ると。合計6,435人分が花巻市に、7月中にワクチンの供与があるということが国からの通知ではっきりしているということであります。

これを使いまして、まずは基礎疾患のある方に、対象とした個別接種を始めていきます。3ページ目に書いておりますけども、この基礎疾患のある方に対するワクチン接種は、7月2日からコールセンター、あるいはウェブサイト、LINE(ライン)でですね、予約いただくということでございまして、御自身が基礎疾患があるという方については、予約をしていただきたい。5日からの接種が可能であります。ただ、医院ごとの個別接種でございますので、一気にできるわけではないんですけども、5,700人分ぐらいのワクチンをそこに供給するということで、我々としては基礎疾患のある方については、今の段階で8月末ぐらいの予定でありますけれども、できるだけ早く、この基礎疾患のある方々に対して、ワクチン接種をしていきたいというように考えている次第であります。

この基礎疾患のある方でございますけれども、先ほど申し上げました64歳以下の方に対する接種券をお送りしているわけですけど、その中に基礎疾患のある方については、この7月2日以降、予約出来ますよということを、案内として出しております。従ってそれでやっていただいて、基礎疾患のある方について進めていきたいということです。

基礎疾患のある方、何が基礎疾患に当たるかも、説明資料を添付して郵送しておりますけども、具体的に主治医の証明書とか、そういうものは求めませんので、これに当たるというふうに考えていただいた方は、予約いただいて、接種会場は各医院になりますので、そこで問診して、基礎疾患があるということを確認いただいた上で、ワクチン接種していただくということです。

各医院の、それぞれ接種できる人数については限界がありますので、必ずしも御自身の主治医のところで、ワクチン接種できると保証は出来ませんけれども、御希望をしていただいてですね、できれば主治医のところでワクチン接種していただければ、安心できるんじゃないかなというふうに考えている次第であります。

コールセンター等で予約出来なかった方については、コールセンターであれば、待機者ということで登録されますので、その後予約できるようになったら、こちらから御連絡申し上げるということになります。郵送で連絡するということであります。そしてウェブサイト、LINEの場合にはですね、このシステム上、待機者には載らないということでありますので、そこで予約出来なかった後はコールセンターにかけていただくか、あるいは、もう少し時期を見てですね、後でウェブサイト、LINEでもう1回、予約するように、トライしていただくということになります。

今の数字で大体、何となく、おつかみになったんじゃないかと思いますけども、基礎疾患のある方に、今、6,300人分の相当程度使うということになりますから、ほかの方々に対して、このワクチン接種をするためには、今現在、供給の決まっているワクチンの数では足りないということになります。そこで、我々としては、今すぐにその計画を決めることは出来ないわけですけども、今後ワクチンの供給が増えるだろうという前提で、どういうふうにするかということを今検討しているということであります。

一つはクラスターの発生を抑制する目的で優先的に接種する方、これはもう発表しておりますけれども、その対象を決めております。これについては、国からのワクチン供給状況を見ながら調整を進めていくことになります。障がい児者通所施設利用者、これはもう既に調整中でありますけど、そういう方々、あるいは保育施設等の職員、これも、相当程度早くできるんじゃないかなということを考えております。あとは小中学校教員などの教育関係者、県でも、小中学校の教員について優先的にワクチン接種するというお考えがあるようですけども、今現在県もはっきり決まってないということで、場合によって市がやるということも念頭に置きながら準備を進めていきたいというふうに考えています。富士大学や花巻東高校の寮生、及び同校職員、これは富士大学の寮でクラスターが発生しましたので、クラスターの発生を防ぐためには、やっぱり寮生に対しては、早めに接種してもいいだろうというようなことでそういうことを考えております。そして、市内の観光事業者、タクシー及びバスの運転手ということであります。市内の観光事業者については、職域接種の計画が進んでいたわけでありますけども、打ち手の医師の方の確保、完全には出来ないというようなこと、また、国がモデルナの職域接種の新たな申請を受け付けないということになりましたので、これは現時点において、市内の観光事業者の職域接種ができるという見込みはないわけでありまして、それがまた再開された場合にはそちらでということも考えられますけども、我々としては、場合によっては市のファイザーの枠でですね、優先的な接種をする必要があるんではないかと。クラスターの発生、そして観光都市の花巻市において、安全性を確保することが今後大事になるということで、それを考えていきたいというふうに思っている次第であります。

ワクチンの供給の見通しについては、メディア等で盛んに報道されております。これについては、7月1日、明日ですけども、全国市長会の会長と副会長が、国とワクチンの供給について話し合うということです。ある程度事前にも話し合っているということでありますから、我々としては、その結果、7月の追加のファイザーのワクチンの市町村に対する供給について、何らかの情報が出てくる、あるいはその後ワクチンの供給について公表されるということを期待しているわけでありまして、先ほど申し上げましたように、そのようなワクチンの供給があるという前提で、今後の計画を今、練っているということであります。

先ほど申し上げましたけれども、県の集団接種、これもモデルナですね。今後さらに出てくるという可能性、今ちょっと見通しが厳しくなっている状況だというふうに理解しておりますけれども、3日の分はもう予約終わったということです。4日、10日、11日について64歳以下の基礎疾患のない方々については、今現在は、接種の計画を作れない状況でありますから、市民の方々につきましては、交通機関の確保等をできるような方が中心になると思いますけども、そういう方については、積極的に県の集団接種、ちょっと遠くなりますけれども、受けていただきたいというふうに思っています。そのことによって、市のほうに供給されるワクチンを他の方々に配分できるということになります。

また、市の集団接種について大変な尽力をいただいている花巻市医師会の医師の先生方、あるいは総合花巻病院の看護師の方々、やはり集団接種について花巻市は進んでいるということから、逆に言うと、その方々の負担が大変多いという状況でありまして、「疲れた」という声が出てきています。その中でも、昨日も医師会の先生方、あるいは花巻病院、中部病院の先生方と、今後の接種についての会議を開きましたけども、64歳以下の方々についても集団接種が増えて、協力するということは言っていただいております。大変ありがたいと思っておりますけれども、そういう医療関係者の方々の負担をやはりできるだけ軽減していきたいというように思っていまして、そういう観点から、県の集団接種について、市民の方々には積極的に受けてもらいたいというふうに考えています。

花巻市の職員についてもですね、受けられる人はそれで受けてくださいというような通知を出すように、ということを人事課にもお話申し上げました。これは市の職員が優先的にやるということじゃなくて、花巻市の市民がやっぱり、受けられる方は早く県の集団接種で受けていただきたい。それによって、市の集団接種含めた負担が少しだけ軽減されるという観点からお願いしたいと。ですから、市民の方々にはですね、できるだけ可能な方は、県の集団接種を受けていただくということを考えていただきたいというふうに思っております。

次に、PayPayの20%戻ってくるキャンペーン第3弾でございます。

これは前からお話し申し上げましたけれども、8月1日から8月31日までの第3弾キャンペーンを実施いたします。これについては、1決済当たりのプレミアム付与上限額4,000円でございまして、1か月で1万円まで使えるということになります。

キャンペーンの対象店舗でございますけれども、今までやっていただいたところと同じになりますけども、PayPay加盟店のうち、市とPayPayが対象店舗として指定した市内に本社または本店を有する中小法人、もしくは市内に事業所を有する個人事業主となります。したがってコンビニエンスストア等のフランチャイズチェーンとか、あるいは別の支援をしている温泉宿泊施設等利用促進事業の対象施設、あるいは公的医療の適用となる医療機関や介護保険の適用される事業者などは対象外ということで、地場の零細中小店舗の方々に対する、事業継続のための支援という目的でございます。今までと同様であります。

市民の方々についてはですね、20%お得になりながら、市内の地場店舗で使っていただくことによって、御自身も得しながら、地場の事業者に対する支援になるということでありまして、予算は1億円の中で、今回は7千数百万を考えておりますけれども、使っていただいて、足りなくなった場合には、これは補正予算をかけるということで考えておりますので、ぜひ使っていただいて、事業者の支援をしていただきたいなと思っています。

キャンペーン対象店舗についても、内容は一緒ですけども、増えるところもあると期待しておりまして、具体的な対象店舗については、7月中旬に市のホームページで掲載してお知らせしたいというふうに考えております。各店舗にビラとか、のぼりとか立つと思いますので、別にホームページ見なくても、どこで使えるか、おわかりいただけると思います。

そしてPayPay、高齢者の方もですね、前回まで相当たくさんの方使えるようになったわけです。スマホを使って、我々と同じもしくは我々より高齢の方についてもですね、スマホを使っている方が増えているというふうに感じています。私自身も、使ってみると慣れてしまうと非常に楽で、お札に触らないで決済できるということで大変いいなというふうに思っていますけれども、スマホを使ったPayPayの使い方についての説明会を、今回もイトーヨーカドーさんの御協力をいただいて、7月8日、23日、28日と3回行うこととしております。

4ページの1番下に、第1弾キャンペーンと第2弾キャンペーンの実績を書いておりますけども、第1弾キャンペーンにつきましては、還元額4,565万円でありましたけども、その結果の売上げが2億7,977万円。第2弾については、1億9,839万円の還元額に対して、決済金額が11億6,222万円。2回目のほうが多くなっているわけでありますけども、単に店舗さんに、支援金、補助金を出す場合に比べまして、売上げの大きな伸びが期待できるということで、今回もそのような意味での、地場店舗の支援になればいいなというふうに考えている次第であります。

次の5ページ目でありますが、これは国の補助事業に対する申請のサポート事業でございます。これは、国の緊急事態措置またはまん延防止等重点地域に伴う飲食店の休業・時短営業や外出自粛等により、売上が50%以上減少した中小法人・個人事業者等にオンライン申請による月次支援金を給付するものです。この国の事業のオンライン申請について、市が申請サポートをする予定であり、必要な経費について、6月議会最終日(7月1日)に追加提案いたします。

何で花巻市が、緊急事態措置とかまん延防止等重点措置の対象地域ではないのに、何でこれ関係あるんだということなんですけども、これは経済産業省から発表されておりますけれども、都会の緊急事態措置もしくはまん延等防止重点措置が出ることによって、花巻市に来訪出来なくなっている方が多いと。その結果、花巻の地場企業も売上げが減少しているだろうと、そういうところに対しては支援するという考え方であります。

したがって、花巻の市内旅行関連事業者がこの対象になるということなんですけども、市内旅行関連事業者といいましても、宿泊事業者とか、旅客運送事業者に限らず、飲食事業者とか、自動車賃貸業、レンタカー会社、あるいは小売事業者、土産品等を扱う事業者も該当になるということでございます。

給付額ですけども、今のところは今年の4月、5月分について、もらえるということでありまして、法人の場合には月20万円。個人事業主の場合には月10万円もらえるということなので、2か月で中小の法人については40万円。個人事業者については20万円もらえますので、大きな効果があるんじゃないかと。花巻市は、家賃補助等については継続的にやっておりますけれども、それにプラスしてこういうことを使っていただければ、花巻の小さい飲食店さんにとっても事業の継続に役に立つんじゃないかというふうに考えております。

花巻市が行う予定の申請サポートでありますけれども、7月中旬から8月中旬まで、なはんプラザの3階ギャラリーで申請サポート会場を行います。これは完全予約制、申請のサポートについて時間がかかりますので完全予約制で受け付けるということになります。ぜひ御利用いただいて、事業の継続に結びつけていただきたいと思います。

結婚新生活支援事業を7月1日から開始します

市長

コロナ対策以外でございますけれども、2番目で新婚新生活支援事業、7月1日から開始いたします。これは国の事業でございまして、結婚された方を支援するということであります。

対象要件としましては、令和3年の1月1日から、令和4年3月31日までに婚姻届を提出し受理された夫婦であること。どういうわけか、婚姻日においては夫婦ともに39歳以下であると要件がついております。そして提出できる夫婦の所得要件がございまして、合計所得が400万円未満であるということです。400万円未満であると相当の方が申請できると思いますけれども、これは所得の400万円でございますので、実際の収入、給料自体はもう少し高くても対象になる。国の説明によりますと、例えば御夫婦合計の収入、月給とかボーナス含めて、収入が540万円程度でも合計所得400万円未満になるから申請できるという説明をしています。そして、御夫婦のどちらかが、申請日において無職になった場合には、その方の所得については、この所得制限の対象にはしないということですし、奨学金を返還している場合には、奨学金の年間返済額を夫婦の所得から控除できるということであります。

そして住所要件でありますけども、申請の時点では、御夫婦のどちらかが、花巻市内にお住まいで住民登録をしていればいいということであります。ただし請求、実際にお金をもらう段階ではですね、御夫婦が双方とも花巻市内にお住まいになって、花巻市内で住民登録をすることが必要だということです。

もう一つございまして、いきいき岩手支援財団が実施する、結婚新生活スタートアップセミナーを受講しているということが要件となっています。あと細かい要件はありますけども、これについては、御相談いただければというふうに思います。

補助対象費用でございますけれども、住宅取得費用、ただし土地購入代金などは対象外。それから住宅を借りる場合については、賃料、敷金・礼金、共益費、仲介手数料が対象となるということです。それから引っ越し費用、これが補助対象費用になります。

補助額でありますけれども、夫婦ともに39歳以下の場合には1世帯当たり上限30万円。夫婦ともに29歳以下の場合は1世帯当たり上限60万円ということになりますから、そんなに難しい申請ではないと思いますけれども、それによって、大きな金額の支援を得られるということであります。

我々としては、これを使って、花巻市にお住まいの御夫婦が増えればいいなというふうに思います。申請期間は、7月1日、明日から令和4年3月31日まで。ただ、予算額に達した場合には、その時点で終了する場合がございます。

これは、国の地域少子化対策重点推進交付金の支援を受けて実施するものでありまして、それを使わせていただく。我々、国から来るお金が少し少ないんじゃないかなというふうに思っていますけども、そこまでは使わせていただいた上で、場合によっては、国に対して増額を申し込むか、あるいは増額が出来ない場合には、市単独でやるっていうこともあってもいいのかなというふうに考えております。

主な質問

県のワクチンの集団接種について、市長からも推奨するような御発言があったが、花巻市の数字を見ても、2回目接種までワクチンが行き渡っているわけではないにも関わらず、県の集団接種では2週目となった昨週、県南エリアの江刺西体育館では、用意したワクチンの量の51%程度しか打てなかったということだった。県の集団接種の数字が低迷している理由、原因について、どのようにお考えか

(市長)

それは、ちょっとわからないんですけども、65歳以上の高齢者については、いずれにしても各市は7月中に全部終えるということで今、やるということを言っちゃっているわけですね。そうすると、65歳以上の方については、7月中に受けられるのであれば、市町村の接種を待ったほうがいいという方が多いんじゃないかと思うんですね。花巻市内でも、やっぱりなるべく近いところに集団接種会場を設けてほしいという声もありますから、それから考えると、例えば花巻市から江刺とか、あるいはアピオに行くっていうのは、ちょっと遠いという高齢者の方が多いんじゃないかと思います。

県の余ったワクチン余剰分っていうのは、花巻市も含めて融通してもらうことが可能かどうか、それはちょっとわかんないですね。それは別にしまして、先ほど申し上げたんですけども、高齢者の方は遠くに行って、集団接種受けるっていうのは、希望しないって方が多いっていう、それは全国各地同じですよね。東京でもそうだったと思います。だから、我々としても、10日以上前ですかね、議会でも話しましたけど、接種券を早めに発行しておいて、そうすれば、64歳以下の方々も接種対象となる可能性はあるんじゃないかと思って進めていたんですけれども、実際そのとおりになったわけで、余った分については、この若い方々が接種を受けていただくと、県の施策が無駄にならないように、我々としてもやるべきではないかと。そのことによって、また、花巻市の医療関係者の負担を軽減することにもつながる。花巻市民が早くワクチン接種を受けることにつながるわけなんで、それをやっていきたいなと思います。

クラスターの発生を抑制する目的で優先的に接種する中で、夜の町の従業員の人たちはクラスターを潰す観点からすると、極めて肝要なポイントだと思うが、その点はどのように検討されて、結論づけられているか。

市長

それはですね、やりたいんですよ。方法として二つありますよね、職域接種と、あるいは、その市での優先接種、両方あり得ますよね。

職域接種については、やはり飲食店の方々で中心となってこれを進めるっていうのはなかなか難しいです。例えば大きな企業であれば、産業医の先生がいらっしゃるわけです。3人の先生にお願いして職域接種する、ということは可能になりやすいんですね。ただ、温泉関係でも産業医がいる宿泊施設がありましたけども、その産業医だけでは全部はカバー出来ないという、なかなか難しいので調整に時間がかかるっていう状況があったんですね。花巻市の工業施設系の中でも同じような動きがありました。だけど、やっぱり1,000人以上の職域では産業医の先生の確保が難しいという話もあったんですね。今後、仮にモデルナのワクチンの供給がさらに出てきて職域接種が始まる場合には、それはもう1回、思考したい。企業の方々が中心になりますけど、我々としても支援して、やっていきたいというふうに思っています。

飲食店の方々もやりたいんですね。だけどさっき申し上げたように、さらに飲食店の方々の場合は、産業医をお持ちのところはほぼないですから、そこを頼るわけにいかないとなると、医療スタッフの確保って相当難しいと思います。

今さっき申し上げましたけど、花巻市医師会は、県内の医師会で大変頑張っている医師会なんですね。花巻市の高齢者のワクチン接種が相対的に進んでいるということであれば、これは大きな原因はやっぱり花巻市医師会とか、総合花巻病院とか、中部病院、あるいは医療機関の御協力のおかげなんです。花巻市の医師会の先生方はやっぱり、疲れたとおっしゃっているんですね。ですから、その先生方に職域接種まで、花巻市のほうからお願いしますとはなかなか言えない状況になっています。

だから、飲食店に関しては職域接種に結びつけるのは、今後、モデルナのワクチン供給が再開された場合であっても、相当難しいんじゃないかなと思っています。

花巻市のほうとして、優先接種にするかどうかってことなんですけど、これは、ワクチンの供給が十分にあって、医療スタッフ、花巻市医師会の先生方含めた医療関係者の御協力を得られるんだったら、それは考えていきたいと思っています。

ただ、64歳未満の、それに当たらない方々も、やっぱり早く受けたいという人は多いんですよね。そうすると、特定の業種だけに、どんどんワクチン接種を進めて、一般の方々が、ワクチン接種を受けられないとなると、これも不満のもとになることは間違いない。その辺のバランスを考えていかなくちゃいけないってことだと、今すぐに飲食店の方を優先接種の対象にしますということはなかなか言いにくい状況です。

できればやりたいんだけど、そこは全体のワクチン供給とのバランス、あるいは医療スタッフの確保との関係もあって、その上で検討していく必要があるんだろうなというふうに思っています。

途中の部分で確認だが、工場施設のような1,000人など規模が大きくないと難しいという主旨か。

市長

花巻市の場合、例えばキオクシアのように、1,000人以上の工場ってあんまりないんですよ。ですから、例えば1,000人以上いて、産業医が2、3人いるっていうんだったら多分できると思うんですね。そういうところはなかなかないんで、花巻市の場合には工業系の方々複数以上集まって、その試行をしたところはございます。だけど、医療スタッフの確保が出来なくて、申請にはまだ至らない状況になった中で、国からモデルナのワクチンの職域接種についての申請の受け付けは中止するという発表があったので、申請に至らなかったまま終わったと、今の段階ではですね。今後、それが再開されて、1,000人の要件が少し緩和されるということになると、職域接種が花巻でも進む可能性はあるので、そうなればいいなというふうに思います。

花巻のPayPayの取組は有名になりつつあると感じているが、操作方法の説明窓口開設というのはあまりほかでは見られないことと思うが、他の自治体でも実績があるものか

伊藤商工観光部長

実は、東北でも花巻市は早い取組で1番目でございました。その際にまず使える店舗を増やすこと、そして、使えるユーザーを増やすことということで取り組んでおります。ほかの市町村さんも、県内で始めているようですが、お話を聞かれることがございます。どうやっていますかとか、何がコツですか、なんてことはありますが、そのときにやっぱり、今言ったようなユーザーを増やすことだと思いますよ、という話はしています。ただ、それをほかの市町村さんが、やっていらっしゃるかどうかはちょっと私どもは把握しておりませんが、あまりやってないんじゃないかなというふうに感じております。

市長

ユーザーの数を増やすのは二つ目的がありまして、その結果PayPayを利用する方が増えて、地場店舗の事業継続の効果が上がるってことなんですね。もう一つは、PayPayを使えないことによって、さっき申し上げた20%の得を、享受出来ない市民を減らしたいということなんですよ。やっぱり、あらゆる市民が20%の得を享受できるようにしたい。そういうことで、この操作説明窓口をやって、高齢者の方も含めて利用していただきたいという考えでやりました。

PayPayのキャンペーンについて、今回、第3弾の期間が第1弾、第2弾よりも短いのは理由があるか

市長

これは、市の予算が今1億円なんですね。それで、PayPayと話していると、第1弾と第2弾の動きを見ると今回の第3弾は、1ケ月当たりの利用金額が相当増えるんじゃないかと予想されたんですよ。そうすると、さっき7千数百万円ということを申し上げましたけども、2ケ月やるとそれ超えちゃうんですよね。

それが一つと、それから、短期間でやったほうが、その間に使わなくちゃいけないと使う方も多いという話があるので、その結果、短期間であっても効果がすぐ上がるだろうという、そういう考えでやっています。

その後については、今花巻市は、地方創生臨時交付金、令和2年度は国の第一次、第二次補正予算で16億3000万円が交付されていますが、これを全部使ったほかに、4億円までいかないですけど、それに近い金額は花巻市のお金で、コロナ対策やっているんです。経済対策、市に対する支援ですね。昨年度2月の国第三次補正予算で市に交付された6億円を、これは令和3年度の予算の中に組み込んでいまして、このPayPayの1億円も、その対象になっています。花巻市は6億円超えた金額を計上しているんです。だから、そうすると今後についてはどうしなくちゃいけないかってことなんですけども、これは、我々は市町村に対する地方創生臨時交付金をまず増やしてもらう必要があるんだということを国に訴えています。

全国知事会は、都道府県に対する地方創生臨時交付金を交付すべきだって、強く要望したんですね。5,000億円だったんですよ。全国市長会は、そういう意味ではその動きはちょっと見えない部分があったので、我々は1ケ月ぐらい前ですかね、ウェブ会議で全国市長会の財政部長とお話ししたときに、やはり全国市長会としても、そういう要望すべきだという話をしました。花巻市の場合には、こういうことをしたら大変効果ありましたよ、という話をしたら、その資料を提供してくださいということを言われまして、資料を出しました。今年の全国市長会は役員だけでウェブで開かれたんですけども、その役員会の中で、美作市長さんが私と全く同じことを言っていて、全国市長会で、地方創生臨時交付金を市町村にも交付するように主張すべきだという御意見出されたんですね。それを受けて、我々はその前に資料を出していましたけども、全国市長会会長から国に対して働きかけます、という話がありました。

あと、財政部長から私どもと話し合ったのは、国と全国市長会、あるいはその全国知事会とのですね、共通の認識として、コロナ対策については、経済対策も含めて、これは市町村が負担するんじゃなくて、その費用は国が全部持つべきだというそういう共通認識がありますということだったんです。全国市長会としては今秋以降、そういう要望をするということを考えていたようなんですけども、今現在も国とお会いしたときは、全国市長会はそういう申し入れをしていただくという話になっています。

だから我々としては、今後、地方創生臨時交付金が市町村にも交付されることを期待している中なんですけども、ただ、PayPayによるキャンペーンを8月に実施して、あるいは温泉に対する支援も実施していきますと、それは地方創生臨時交付金を待っていられない可能性ありますから、その場合には、市の去年からの繰越が結構ありますし、あるいは財政調整基金が今71億円ぐらいあります。そのほかにまちづくり基金58億円ぐらいあって、一部、基金を取崩してもですね、やることはやっていくと。そのあとに、国から地方創生臨時交付金が来るように、それを要望しながら、なるべくそこで市独自の負担を減らすということはしますけども、必要なものはやっていくということで今、考えております。それで、PayPayのキャンペーンは8月で終わらないというふうに我々は今考えています。コロナ禍の影響次第では続けていくということです。

オリンピックが間もなく始まる。地元出身の選手が競歩でいるが、応援の仕方がこれまでと違ってくるとは思うが、実際は選手をどういうふうな形で応援していく考えか。

市長

そうですね、パブリックビューイングはやらないっていうことを相当前に決めています。あと、皆で例えばホームページでやるとか、いろんな部分で応援しましょうってことはやりますけども、そういう皆集まっての応援ということは考えてないですね。

あとオリンピックに関しては花巻市は、復興ふるさとホストタウンになっていますけれども、外国の選手の事前キャンプについては、これは出来ないということでですね、話を進めなかった。お話がございましたが、進めなかったです。日本代表チームにつきましては、今、田瀬で、合宿していただいています。この方々は、海外、ワールドカップからお戻りになって、2週間福井県の美浜でキャンプしたんですね。そのあと1週間日本国内にいて、そのあと、美浜でも何回かPCR検査をしていますけども、花巻に来る前にもPCR検査して、来てからもやっていただいている。ですので、安全確保した上で、キャンプしていただくということです。

あとは聖火リレー等についても、花巻ではあんまりイベント的なことは一切やらなかった。密を避けようということで、花巻出身の松村さんが来て走っていただき、あとはパンチ佐藤さん、その方はスポンサーの関係なので花巻は全然関わってないんですけど、密にならないように気をつけながら、公道での聖火リレーはしたということです。これも、盛岡が中止になりました。

我々もちょっと考えたんですけども、県と打合せをしながら、やってほしいという県の意向でございましたので、我々としてはやったと。あまり派手ではなくて、オリンピックはそういうことで、開催するのであれば、我々としてはテレビ観戦になります。集まって応援するとか密になるようなものはやらないということです。

先日の議会で議決したJRの東西自由通路について、附帯意見として、住民周知をこのまま続けてほしいという意見がついたが、具体的にはどのように周知していく考えか

市長

まずは、どういうものなのかという説明資料は、今例えば市役所の中に置いたり、あるいは振興センター27地区、図書館とか博物館にそれを置いて、市民の方に見てもらうということをしています。附帯決議で提案された議員の方も、そのことに触れていましたね。そういう形で周知が重要だということをおっしゃっていただいているので、多分議会の附帯決議の市民周知の中には、それも一つの方法としてあるだろうと思います。

あと旧花巻地区の、特に駅の周辺の地区の方々に対しては、去年地域での説明会もしましたし、あと全体の説明会も実はしているんですね。ただ、特に旧3町の方については、あまり出席していただかなかったという、実際の問題として、コロナ禍もあってなかなかたくさん集まっては出来なかったんですけども、旧3町の方々については集まってなかったっていうお話もありますから、我々としてはですね、旧3町の方々に、どういう形でお伝えするかということについては考えていきたいというふうに思っています。

これも、議員の方から具体的な話も実は御提案いただきました。これは議会の場でも出されたと思いますけど、それも参考にしながら、我々としては考えていきたいと思います。

その上で、今準備していますけども、JRと協定を結んだ上で、それについてJRは10か月くらいかけて、さらにこの自由通路橋上化の基本的な考え方を整理するということになりますから、それが出てきた段階で、住民には説明していかなくちゃいけないと思います。多分、JRとキャッチボールしながらだと思いますけど。我々が納得しない部分を市民に出すわけにいきませんから。キャッチボールしながらですけども、その上で、市民に対してですね、公表して、説明していきたいというふうに考えております。

花巻まつりの開催について、コロナの変異株の感染拡大が懸念されるということ、あとワクチン接種による集団免疫の獲得のめどが立っていない状況がある中で、開催について、実行委員長でもある市長のお考えを伺いたい。

市長

これは、まず実行委員会の中に、企画委員会というのがあるんですね。これは、中心となっている方、あるいは踊り、山車、神輿とかの各部会の代表者が集まった会議であります。この中で、まつりを実行するかどうかって相当話し合われていまして、ほぼ一定方向に出てきているということです。

具体的には、山車とか神輿のパレード、これは無理であるということで、それはしないという方向に、ほぼ一致してきている。実行委員会の総会は今後になりますけれども、中心となる企画委員会の方々はそういう方向で、コンセンサスが出来ています。

けれども、手踊りとか、あるいは鹿踊とか、あるいは神楽権現舞を含めた民俗芸能、その披露する場は設けたいっていうのが、皆さんの御意向なんですね。それを市民体育館でやるという方向で今検討しております。当然密を避けての話になりますけども、聴衆も少しは入れて、だけどそんなにたくさん入れないでやるということで今検討して、あとは去年もやりましたけども、祭りの半纏を展示するというようなこともやりたいと。去年は鳥谷崎神社で個人の方がされましたけど、これを祭りの一つとしてやるということを今検討していて、実行したいということを今考えています。

それについて、企画委員会の人たちは、祭りの代替イベントではなくて、祭りのイベントとしてやりたいというのが皆さんの大方の意見でありますから、我々はそれでいいんではないかなというふうに考えていまして、そういう方向で今検討しているということです。ですから、祭りの非常に中心となるイベントは、出来ないだろうというふうに、今、企画委員会も考えていて、我々もそのとおりだと思います。

今の話からすると、山車と神輿は中止、手踊りや鹿踊、こちらのほうが感染対策をして実施する、そうすると全体的にはその規模を縮小してできるところを実施するというお考えか

市長

そうですね、公道ではやらない。それを祭りと言えるかどうか、いろんな考えあると思いますけども、やはり祭りの時期にやるということ、そして、「祭り」ということでやると、例えば、参加される芸能団体の方もですね、意欲を持ってやっていただけるんじゃないかという意見が多いので、そういう形でやるということを今、考えているということです。また、屋形山車という大正時代に花巻で作っていた非常に高さのある山車、それの展示をあの建物の中でやるのと、あとはなはんプラザで写真展をやるということも今検討しているということです。

具体的には実行委員会でいつ頃に決定したいというのはあるか

伊藤商工観光部長

7日に最終的な企画委員会を開きまして確認しましたら、総会につきましては書面開催を予定してございます。ですので、7日以降ということでございます。

コロナで、いつもどおりの開催は出来ないということだが、今回そういった形態で開催することについて、市長はどのように受け止めているか。

市長

何か寂しいですよね。すごく寂しいです。やっぱり盛り上がるんですよね、皆さん。それが2年続けて出来ないというのは大変残念です。

しかしやっぱり今は、コロナの感染の拡大を防ぐというのは、市民の命を守ることになりますから、やっぱり今年は我慢せざるを得ないというふうに思っています。

担当

広報係

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