令和4年3月 定例記者会見を開催しました

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ページ番号1016278  更新日 令和4年4月5日

記者会見の様子

開催日時

令和4年3月30日(水曜)午前11時から午前11時55分まで

開催場所

花巻市役所本庁本館3階 302会議室

会見項目

  1. 新型コロナウイルス感染症に関する花巻市の対応について
    (担当 新型コロナウイルス感染症対策本部)
  2. イーハトーブ花巻応援寄附金(ふるさと納税)によるウクライナ緊急人道支援について
    (担当 地域振興部 定住推進課)
  3. 4月1日から地域おこし協力隊が1名着任します
    (担当 地域振興部 定住推進課)
  4. 公園の遊具を整備しました
    (担当 建設部 公園緑地課)
  5. 第10回イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会を4月24日に開催します
    ~ 交通規制へのご協力をお願いします ~
    (担当 生涯学習部 スポーツ振興課)
  6. 仲道郁代ピアノ・リサイタル ~わたしのピアノ物語(ストーリー)~
    花巻市文化会館で5月8日に開催
    (担当 生涯学習部 生涯学習課文化会館)

冒頭コメント

秘書政策課長

開会に先立ちまして、藤原副市長より御挨拶を申し上げます。

藤原副市長

貴重な時間をいただきまして誠に恐縮でございますが、一言退任の御挨拶を述べさせていただきたいと思います。

このたび、一身上の都合によりまして、3月31日付をもちまして、副市長の職を退任させていただくことになりました。

平成31年3月から約3年間でございますけれども、任期中は多くの政策や事業に関わらせていただきまして、緊張が続く毎日でございましたけれども、半面、やりがいのある充実した毎日を過ごすことが出来ました。また、本日お集まりの報道機関の皆さんをはじめ、市民の皆さんや多くの方々とお目にかかることができまして、御意見や、あるいは花巻への思い、そういったものをお伺いする機会に恵まれまして、非常に勉強になることがたくさんございまして、大変貴重な経験をさせていただきました。副市長の職責を十分果たすことが出来たかといいますと、非常に反省する点が多いわけでございますけれども、いずれにしましても、報道機関の皆さんをはじめ、市民の皆さんの御理解と御協力によりまして、何とか重責を果たすことが出来ました。改めて心から感謝を申し上げる次第でございます。

今後は一市民として、本当に微力でございますけれども、市政発展を少しでも支援できればと考えてございますので、どうか変わらぬ御支援、御厚情賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

結びに、花巻市のますますの発展と、本日お集まりの皆様、そして市民の皆様方の御健勝、御多幸を心より御祈念を申し上げまして、御礼の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。

秘書政策課長

続きまして、4月1日から副市長に就任いたします松田総合政策部長より御挨拶を申し上げます。

松田総合政策部長

総合政策部長の松田でございます。辞令の交付の前ではございますが、4月1日から副市長の職に当たらせていただくことになりました。花巻記者クラブの皆様には、これまで以上に御指導、御鞭撻賜りますよう、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

市長

年度末も迫ってまいりましたけれども、3月の定例記者会見に御出席賜りまして、ありがとうございます。今、藤原副市長から退任の御挨拶をさせていただいたところであります。私としては非常に残念でありまして、まだまだ一緒に仕事をしたかったなという思いでいっぱいであります。誤解のないように申し上げますと、今回の退任については、藤原副市長の一身上の都合でありまして、昨年来のいろんなことが影響したということは一切ございませんので、その点を申し上げたいと思います。

藤原副市長は、特に国とのパイプとして大きな役割を果たしてもらいました。先日も国交省から、道路予算の内示がございましたけれども、昨年、我々の予想以上の予算がつきましたけれども、令和4年度についても、さらに大きな支援をいただけるということになりまして、それについてはやはり国に対して花巻市の実情をしっかり説明して、必要なんだということを御理解いただく必要ございますけれども、その部分について、特に大きな仕事をしてもらったということで私は感謝している次第であります。先ほど一身上の都合ということで、藤原副市長も言っていましたけれども、私としては退任して、まずは体調を整えていただくということに専念いただいて、まだ65歳ですから、これからですから、まずは体調を整えていただきたいというように思う次第であります。

松田総合政策部長につきましては、4月1日付で副市長に就任いただきます。先日の議会でも、全員一致で承認いただきました。総合政策部長の前には財務部長を務めていまして、そういう意味では花巻市の企画の仕事については全て見ているという部長でありますので、副市長として適任だということで、就任をお願いしたところであります。まだ50代でありますので、若返りという観点からも松田部長は適任だというふうに考えたわけでありますけれども、副市長として、花巻市のためにしっかりした仕事をしていただけるというように私としては確信している次第であります。

皆さんの御支援、御指導をお願い申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

新型コロナウイルス感染症に関する花巻市の対応について

市長

新型コロナウイルス感染症に関する花巻市の対応について、お話し申し上げます。

まず、新型コロナワクチン接種の状況でありますけれども、3回目の接種は順調に進んでおります。資料にも書いておりますけれども、まず医療従事者の接種については、対象者2,395人が接種完了済みであります。そして高齢者施設等の入所者、従事者につきましても、接種申込み者3,504人が3月25日に接種を完了したと報告を受けております。嘱託医等の皆さんの御協力によって、このような接種が完了したということであります。そして通所サービス施設の利用者・従事者における接種申込み者数、785人であります。この中には、高齢者のいない障がい者の入所・通所施設、居宅サービスも対象となっているところでありますけれども、3月29日までに785人中759人への接種が終わっているということでありまして、ほぼ終わっているという状況です。

花巻市において、このような施設からクラスターの発生、我々としては大変危惧したわけでありますけれども、幸いにして、現時点においてこのような施設からのクラスターは1件も出ていません。その中で3回目の接種が進んだわけでありますけれども、そのことによって、重篤化する方がいなくなるのではないかと期待しているわけでありますけれども、これからも各施設において、感染の予防のための対策についてはお願い申し上げたいと思っている次第であります。

病院・有床診療所の入院患者でありますけれども、花巻市内の対象7施設のうち、国立病院機構花巻病院の接種を皮切りにしまして、4施設で合計348人の接種を予定しております。その内3月29日までに接種希望する方、330人への接種を終えております。これもほぼ終わっているということになります。ただ、入院患者さんはしょっちゅう変わりますから、そういう意味では新しく入ってきた方について、接種を希望する方についてはやっていただきたいなというように引き続き思っている次第であります。

一般高齢者65歳以上の方でありますけれども、対象者3万1,432人、そのうち接種を希望する方2万7,641人について、3月29日までに接種が終わっています。接種の割合でありますけれども、85%を超えている状況でありまして、高齢者の接種は希望者についてはほぼ終わりに近づいているという状況であります。

18歳以上64歳以下の追加接種の方につきましては、対象者4万2,919人でございまして、3月29日時点では接種を希望する方1万511人への接種を終えており、接種を希望する方全員への接種完了は6月上旬を見込んでおります。これも順調に進んでいる状況だというふうに理解していまして、接種の御案内をした方については、空いている予約枠については2回目接種から6カ月経っていればすぐ予約出来ますので、そういうことも含めて接種が進んでいるというように理解しています。

市独自の優先接種でございますけれども、接種申込み者1,885人がいらっしゃいます。優先接種枠ですけれども、先ほど申し上げたようなクラスターの発生を防ぐ観点から、教育保育施設、つまり保育園の職員の方々、小中高教職員、高校は本来県がやるべきところでありますけれども、市は高校の方も含めて優先接種枠にしています。大学等の寮生及び教職員、障がい者の学校である清風支援学校の教職員、そして家庭から離れてお住まいになっている児童の施設であります清光学園の職員、あるいはバス・タクシー事業者、宿泊関連業者、補装具事業者に接種を開始いたしまして、申込み者数1,885人中、3月29日の時点で1,638人の接種を完了しております。

また、妊婦及びパートナーへの優先接種、1回目2回目においても行っておりますけれども、この方々につきましては、3月27日から接種を開始しております。接種完了は4月下旬を見込んでいるところでありまして、現時点において、3月9日時点でワクチンを2回接種し、4月1日以降に出産予定の方々186人について、このような優先接種を進めていきたいと考えております。

次のページになります。5歳から11歳の1・2回目接種でありますけれども、ワクチンの供給が十分ではなかったというようなことから、まずは令和3年度の小学校5年生(11歳になる人)741人を対象に、1回目接種を3月12日と3月20日に集団接種により実施いたしました。そしてその後、国からのワクチン供給があったことから、令和3年度末で5歳から10歳の方4,124人を対象に、次の日程で集団接種を行います。資料の表に書いてあるとおりでございます。ワクチンは、ファイザー社製の小児ワクチンを使用いたします。そして令和4年度中に5歳となる方については、誕生日の月末に接種券一体型予診票を送付いたしまして、接種をしていただくということを考えております。この集団接種でありますけれども、花巻市交流会館、旧花巻空港ターミナルビルでの集団接種を考えております。これは前にもお話し申し上げたと思いますけれども、花巻市医師会の先生方は、やはり小児科の先生がいるところで接種をすべきだということで、各医院ではなくて集団接種を用意したところであります。4月9日から4月24日までを1回目、4月30日から5月15日までを2回目として接種する予定となっています。資料に書いている人数ですけれども、これは5歳から10歳の方4,124人の大体半分ぐらいの人数を予定しております。これは、若い方についての接種率はそれほど高くないのではないかという医師会の先生方の御意見をいただいた上で、用意をさせていただいたところでありますけれども、希望者が多くなった場合には、この集団接種をさらに増やすということを考えております。

そして12歳から17歳の方については、3回目の接種は今まで認められてなかったわけでありますけれども、3月25日付で厚生労働省から、この方々についての予防接種についての指示が出されました。それに伴いまして、12歳から17歳になる方で、2回目接種を終えた方について、3回目接種を行うこととしております。準備が出来次第、接種券一体型予診票等を送付いたしまして接種をしていただきます。この接種の具体的な計画については、まだ決まっていないところでありまして、接種日程あるいは場所などが決まり次第、対象者に個別に郵送するほか、広報はなまきや市ホームページでお知らせするということにしております。

先ほど、早く予約できる場合があるというふうに言いましたけれども、市のほうでは、大体1週間ぐらいの期間を予約期間ということで案内をしているんですけれども、例えば、予約期間が4月1日から4月8日だったとして、大体案内している接種の日程はの4月15日以降といった形になります。ところが、予約する段階で4月6日や8日の予約枠が空いている場合には、予約する段階でその日を接種日として申し込むことができるということでありまして、その場合には市が想定している接種日の前に接種ができるということになります。実際それで接種している方が多いということです。3回目については、予約が殺到して混乱が生じているということはございません。むしろ、予約枠が空いているという状況になっています。私も、予約案内をいただいた上で、早めに接種させていただきましたけれども、そういう形で早く接種できる体制が出来ておりますので、予約案内が来た場合には、LINE(ライン)、あるいは市のホームページにアクセスいただくか、コールセンターのほうに電話をかけていただいて、予約枠が空いていれば予約していただけるということになります。

3ページ目に移ります。花巻市中小企業持続支援事業、地代・家賃補助でありますけれども、花巻市は令和2年度4月から令和3年度の12月まで実施しておりましたけれども、さらに令和4年1月から3月までの3か月間についても、上限10万円で月額賃料の2分の1以内で地代・家賃補助を実施いたします。

これによって、お客さんがあまり多くなくても、地代・家賃を払いながら事業の継続をしていただくということを狙っている事業であります。令和4年度分についても、4月から6月までは予算化しておりますので、地代・家賃補助の実施を予定しております。

1月から3月につきましては129事業者が申し込んでおられますけれども、前回までの事業者に比べると少ない状況になっています。ただ、4月15日までが受付期間でございまして、前の例からするとぎりぎりになって申請される方が多いので、この数は増えると見込んでいるところであります。

4ページ目でございますけれども、温泉宿泊施設等利用促進事業につきましては、4月1日から4月28日まで実施いたします。これは県のいわて旅応援プロジェクトが4月28日まで延長されたことを見て、花巻市としての必要な支援を確認した上で実施することにしたわけでありまして、今の段階では4月28日まで実施するということに決めております。

1泊の場合には4,000円以上のプランについて2,000円が助成額になりますし、日帰り入浴については2,000円以上のプランについて1,000円を助成させていただくということでございます。5月以降であれば、国のGoToトラベルが出てくるということを期待しておりますけれども、GoToトラベルとなると相当大きな助成になりますので、市への支援がその段階で必要なくなる可能性はありますけれども、それが出てこない場合には、さらに5月以降についても、このような支援をすることを検討していきたいと考えております。

ちなみに、温泉旅館・ホテルの宿泊予約状況でありますが、1月中頃から大変厳しい状況が続いておりましたけれども、3月の助成もするということを発表した後に、3月の予約については相当多く予約していただいています。特に、県内の市と県の補助の対象になる県民の方の予約は相当増えていると、2年前の宿泊実績を上回る数字になっておりまして、3月段階での予約の状況を見ますと、危機的な状況は一応乗り越えたなというように私どもは感じております。4月の予約も、このような助成をするということで伸びるということを期待しています。良くなったり悪くなったりという状況ですが、これはコロナの感染の状況によりますから、完全に安心は出来ませんけれども、花巻市としては、とにかく、花巻の観光の中で宿泊施設が事業継続していただくということが今一番大事なことでございます。そういう観点から、コロナの状況によりましてさらなる支援も考えていきたいというふうに思っています。

この前、新聞社の方のインタビューを受けました。その中で、今後の花巻、観光産業が大変重要と思いますが、観光産業についてどのように考えていますか、というお話がございましたので、私から申し上げたのは、何はともあれ温泉の宿泊施設、これの事業継続を続けていただくと。これをやらなければ、いろんなことをやってもこれは意味がないということ。その点が1番重要であるということを申し上げました。その上で、例えば三陸の交通網が良くなっていますから、新たな非常に魅力のある観光ルートをつくるとか、あるいは将来的には日本の人口、特に65歳以上の人口が今後減っていくということが見込まれる中で、日本国内の旅行者が減るということが見込まれるのは明らかになっていますので、やはりインバウンドのお客さんを花巻に来ていただくのは大事なので、その点については今の段階から働く必要があるということを申し上げた次第です。

5ページであります。事業復活支援金の申請サポート会場の実績及び4月以降の実施についてでございます。これは国の事業でございますけれども、個人で最大50万円、法人の場合には最大250万円ということで多額の支援がある事業であります。これについては、法人の場合にはオンラインで申請出来る方が多いんですけれども、個人の場合には、この国のオンライン申請の対応が出来ないという方がいらっしゃいますので、この方々の申請サポートを引き続きするということにしておりまして、花巻商工会議所にお願いしてそのような事業をやっていきます。これは申請件数3月18日時点で申請件数134件、申請金額が6,556万3千円の実績がございます。法人あるいは個人で独自に国に対してオンラインで申請した方については、我々は数字をつかめないんですけれども、市の事業によって申請できる方がこのようにたくさんあるということでございますので、これは必要な事業であるというように私どもは思っております。

第5弾の「がんばれ花巻!対象のお店で20%戻ってくるキャンペーン」、平たく言うとPayPayボーナスの制度でありますけれども、5回目を実施しております。これにつきましても、順調に利用いただいているということでございまして、決済金額としては、3月27日時点で5億1,408万2,000円。ポイント付与額としては、8,767万9,000円という金額になっております。毎回実施する都度に、1日当たりの利用金額、利用件数が増えている状況でありますけれども、これは地場の店舗に限っておりますので、地場の店舗の事業継続に大きな効果を与えているということについては、地場店舗の方々には評価をいただいていると、そのように認識しております。

令和4年度についても、これは今の状況からすると必要だというように考えておりまして、ただこの令和4年度の骨格予算には、このPayPayのキャンペーンは入っておりませんので、現時点においてどのような金額を予算化するかと、肉付け予算の一環として予算化するかということについては、現在、庁内で検討しております。

6ページであります。花巻市いわて飲食店安心認証店舗奨励金でございますけれども、県が実施しているこの認証店舗の制度、これに基づいて認証店舗として認められた事業者に対し、1店舗当たり10万円の補助をしております。県は今まで、10万円の補助をしておりましたので、合わせると20万円の補助が得られるということです。県の補助制度は令和3年度で終わるみたいなんですけれども、花巻市としては、引き続きこのような制度、支援をしていきたいと思っております。

申請件数は305店舗、交付決定見込額3,050万円となっています。これは花巻市からの補助金を得ている店舗の数であります。県の情報によりますと、花巻市内の店舗で県の認証店となっている店舗は、337店舗ということであります。私どもの手元の資料によりますと、花巻市内の飲食店606店舗あるということでありますから、337店舗は55.6%に相当するということで、大分数が増えてきたというように思っております。県知事も、今後飲食する場合には認証店を利用することを推奨しているということでありますので、県のそういう推奨がある中で、我々としてはできるだけ多くの店舗に県の認証店になっていただいて、市民あるいは市外の方々が安心して、花巻市内の店舗を御利用いただきたい、そのように思っている次第であります。

イーハトーブ花巻応援寄附金(ふるさと納税)によるウクライナ緊急人道支援について

市長

2番目のイーハトーブ花巻応援寄附金、ふるさと納税によるウクライナ緊急人道支援についてでございます。これにつきましては、花巻市のふるさと納税は大変好調でございまして、令和3年度につきましては44億円弱程度になるだろうと、今現在は43億8,500万ですかね、あと2日間ですから、44億円に少し欠けると思いますけれども、そのように大変好調な状況になっています。そのような好調なふるさと納税の仕組みを使って、ウクライナに対する緊急人道支援が出来ないかということで検討いたしまして、3月28日から実施しております。4月30日までということになっておりますけれども、これはこのふるさと納税については日本赤十字社に全て寄附額を寄附させていただくということを考えておりまして、日本赤十字社の募集が現時点においては5月31日までとなっているということで、花巻市でいただいた寄附金を日本赤十字社に送金する事務処理上、時間がかかるということで、4月30日までとさせていただいているところであります。日本赤十字社の募集期間が延長された場合には、その時点でこれをさらに維持するかについては検討していきたい、今の段階では延長すべきだというように思っております。

寄附の金額でありますけれども、一口2,000円ということでありまして、ほかのふるさと納税と違いまして、返礼品の設定はないということで、ただ寄附をいただくだけということになります。ただ、これについてはほかのふるさと納税の場合と同様、国の制度に基づいて税控除を受けることができるということでありまして、税控除の対象は、花巻市民も受けることができると、花巻市民が返礼品を受け取ることは出来ませんけれども、税控除を受けることができるということでありますので、花巻市民の方もこれを利用することができるということになります。花巻市のふるさと納税では4つのポータルサイトにより寄附を募っておりますが、新たな手続きが不要で早期対応が可能であった「ふるさとチョイス」と「楽天ふるさと納税」のポータルサイトから、寄附の申込みをしていただきたいと思います。花巻市ホームページ内の「花巻市ふるさと納税」のページにある「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」のバナーを開いていただくと、各ポータルサイトの花巻市のページに進むことができますので、比較的簡単に寄附をしていただけるのではないかと思っております。

まだ今日で3日目でありますけれども、既に6名の方から3万6,000円の寄附をいただいておりまして、6名の方は全て東京を含めた関東の方ということでございます。その意味では、花巻市民以外の方も、この制度を使ってウクライナの緊急人道支援をしていただく、そういう仕組みが出来ているという意味では、よい取り組みだと思っております。

ちなみに、花巻市は市役所本庁が2か所、本館と新館と、あと3総合支所において募金箱を設置しまして、ウクライナの緊急人道支援についての寄附をお願いしている状況でありますけれども、昨日現在で57万5,395円の御寄付をいただいておりまして、既に日本赤十字社には54万284円を送金させていただいております。そのように一早く送金出来たわけでありまして、避難民の方々が日赤からそういう支援を金銭的な支援を得られる、あるいは物的な支援になるかもしれませんけれども、そういうことにつながっているというように考えている次第であります。57万5,395円というのは、募金箱での支援としては大きな金額だと捉えておりまして、市民の方々に対して、本当に感謝申し上げたいと思っております。ふるさと納税についても、御利用いただければ大変ありがたいなというふうに思っております。

4月1日から地域おこし協力隊が1名着任します

市長

8ページでございます。4月1日から、地域おこし協力隊が1名着任するということであります。今回は、観光の事業に取り組んでいただきます。活動テーマは観光資源を活用した魅力ある観光コンテンツの創出です。御本人の意図としては、「温泉」「ブドウ」「アウトドア」などの観光資源を活用し、花巻市を老若男女問わず、観光客が押し寄せる観光都市にすることを目的に積極的に活動したいということであります。盛岡御出身の中村楓香(ふうか)さんでありまして、あさって4月1日に着任される予定となっております。

今回の隊員募集でありますけれども、市が開設したオンラインサロン「花巻JAMセッション」へ参加いただいて、隊員募集を行ったものであります。このオンラインでの募集は、令和3年9月から12月まで延べ7回開催し、延べ107名の方に御参加をいただきました。その中で中村楓香さん、さらには今後着任される方が応募くださって、花巻市のほうで採用させていただくということになります。今後さらに3人の方が令和4年度中に着任されるという予定にしております。今まで地域おこし協力隊20名の方が活動されておりましたけれども、17名の隊員が任期満了で終了しまして、10名の方がそのまま市内に定住しております。現在活動している地域おこし協力隊員は3名ということですけれども、中村さんが着任すると4名になる。先ほど申し上げたように、さらに令和4年度は3人が着任の予定になっております。

公園の遊具を整備しました

市長

次のページ、9ページでございます。公園の遊具の整備であります。まず、遊具の更新としまして、石鳥谷町の駅西公園、そして、花巻地区の本館近隣公園、そして松雲台公園、石神町公園、材木町公園、それぞれについて遊具あるいは砂場を設置するということでございます。

これにつきましては、2,396万6,800円要しているわけですけれども、そのうち国庫補助金を1,198万3,400円受け取ることになっております。そして残りについては、合併特例債、これについては70%が地方交付税という形で返済、あるいは金利を国から支援いただけるわけですけれどもそれを利用します。一般財源としては68万3,400円ということになります。それぞれの施設の遊具が古くなっておりましたので、新しくして、子供たちに安全に遊んでいただけると、そういうふうに思っています。

花巻市は従前、公園の管理は生活環境課がやっておりまして、生活環境課はごみの処理や環境関係の仕事が大変忙しいところでありまして、そういう意味で公園の維持管理については、十分手が届かないという状況がございました。その中で、公園緑地課というのを新たに設置してやってきたわけですけれども、実績が出てきているということで、きれいな芝を張るということもやっていますし、あるいはその維持についても、市の管理の公園については雑草が30センチも伸びているようなことをせず、しっかり芝刈りも定期的にしているということもありまして、お子さん方をお持ちの御家族を中心として、喜んでいただいているというように我々は考えているところであります。今後も、この公園の管理は、子供たちの遊び場を確保する、あるいは景観をきれいにするということで、大変重要だというふうに思っておりますので、進めていきたいと思っています。

第10回イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会を4月24日に開催します ~ 交通規制へのご協力をお願いします ~

市長

10ページでございます。イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会、4月24日に開催します。一昨年までは、ハーフマラソンと10キロの部、3キロの部とやっておりましたけれども、コロナ禍のもとでの開催ということで、密を避ける、あるいはお子さんがその中に入って感染をするような事態を避けるという観点から、今回はハーフマラソンだけに限定しまして、定員も1,000名にしております。令和元年については、3,646名の方に申込みいただきまして、ハーフマラソンだけで2,311名参加いただきましたけれども、今回は1,000人の定員で975名の方が申し込んでいるという状況でございます。県外の方も男性で354名、女性で69名、申し込まれているということであります。

交通規制を例年通りやらせていただきますけれども、今回の大会において、大変重要なのは新型コロナウイルス感染症対策でありまして、参加者の方は資料の10ページ、下のほうに書いていますが、スマホアプリ「RUN PASSPORT健康チェックシステム」を導入しまして、直近2週間の健康チェックを行っていただいて、その結果を紙に書いていただいて大会事務局にお出しいただきます。また、当日の朝に参加者の検温を実施するということとしております。さらに開会式、表彰式、閉会式は行わないということにしております。完走証につきましても、会場での紙による完走証配布を行わず、Web完走証のみとさせていただきます。

このように、コロナ対策を実施した上でこの大会を実施するという予定にしておりますが、これにつきましても、感染の状況によってはこのとおりの予定で開催出来ないこともあるということがありまして、その場合には、適宜参加者の方々にご連絡申し上げるということを考えていきたいと思っております。

仲道郁代ピアノ・リサイタル ~わたしのピアノ物語(ストーリー)~ 花巻市文化会館で5月8日に開催

市長

次に、11ページ目でございます。仲道郁代ピアノ・リサイタル、花巻市文化会館で5月8日に開催するということでございます。花巻市文化会館での自主事業はあまり多くないんですけれども、文化会館自体が老朽化しているところもありまして、整備について相当財源もかかりますから、一気には出来ないんですけれども少しずつ今やっている状況であります。その中で、今回のピアノ・リサイタルでありますけれども、文化会館の1,100席のうち550席だけを使っていただいて、演奏させていただくということでございます。これは公益財団法人三井住友海上文化財団が主催者の一つとして、御協力いただくということでありますので、この三井住友海上文化財団の御支援によりまして、入場料については非常に安価な設定となっております。一般が1,500円、小中高生500円ということで、仲道郁代さんは、御存じのようにエリザベート王妃国際音楽コンクールに入賞するなど国際的に活躍されているピアニストでありますけれども、安い料金で聞いていただくことができるということでございます。

これに関連しまして、子どもミニコンサート、ステージ上で20名の方だけですけれども、仲道郁代さんのピアノ演奏を聞いていただくことができるというもので、これも実施する予定にしております。何を弾くかということについては添付したチラシに書いてあります。ベートーヴェンの「月光」とか、リスト、あるいはショパンの曲ですね。非常に多くの方が聞いたことがある名曲を演奏していただけるということを聞いております。

主な質問

ワクチン接種について、ファイザー社製と武田/モデルナ社製で予約状況に違いはあるか

新型コロナウイルス感染症ワクチン接種対策室長

今まで接種予約した数の中での割合でございますけれども、当市においてファイザー社製は61.6%、武田/モデルナ社製につきましては38.4%という状況になってございます。

市長

やっぱり武田/モデルナ社製のほうが予約枠の空きがあって予約しやすい状況です。私も武田/モデルナ社製のワクチンを受けましたけど、全然副作用はなかったんです。これは人によって違いますね。ですから、どちらというのはなかなか推奨出来ないですね。

武田/モデルナ社製の予約率が低いということだが、それに対する対応策、呼びかけはどのようになっているか

新型コロナウイルス感染症ワクチン接種対策室長

当市では、厚労省の資料になりますが、どちらのワクチンであっても効果はありますし、副反応もあります、そういったことを広報はなまきにも載せたことがございましたし、主にホームページでPRしているというような状況でございます。個別の接種に関する案内にも、国のパンフレットを使って、いずれのワクチンでも効果は変わりませんというようなことはうたわせていただいております。

 

3月19日、県内の首長さんと鈴木俊一財務大臣へ要望の機会を持たれたと聞いたが、上田市長は御出席されたのか

市長

はい、出席いたしました。それで、花巻市の要望書を鈴木大臣にお渡ししました。内容的には前にお会いしたときにもお話ししているところでありまして、その部分についての詳しいお話はしませんでした。ただ、鈴木大臣からはよく読んで対応しますという言葉はいただいています。

それとは別に、鈴木大臣に対して私から御質問を申し上げたのは、ウクライナの避難民の方の受入れの話をしました。ウクライナから来るのであれば、2週間とか1か月ではなくて、長期的にお見えになるんじゃないかと。そうすると、受入れたのはいいんだけども、来てもあまり満足出来ないということになってはいけないので、対応をするについては、しっかりした計画が必要だろうという話を私からしました。言葉も、ロシア語を話す人もいませんし、ましてウクライナ語を話す人もいない。英語はどれだけ通じるかわからないという状況で、文化も違うわけですね。それから、長期間になると、就業の予定も考えないといけない。そういうことになるので、そこをしっかり考えないといけないし、それは、一市町村だけでやる話ではないでしょう。その部分について、しっかり国に考えていただく必要があるのではないかという話をしました。鈴木大臣も、まさにそのとおりだとおっしゃっていまして、当初来るのは多分家族あるいは親族が日本にいらっしゃる方で、それ以外の方を受けるのであれば国としての対応をしっかり考えていただいて、ビザ等についても、これ避難民ですから、難民条約の難民ではないわけですね。そうすると、それについての入国を認める手続きもしっかり決めないといけないし、あとはその後にどういう生活していただくかについて、国としてもしっかり対応を考えなくてはいけない、ということをおっしゃっておられて、まさにそのとおりだと私は思います。

花巻市の場合なんですけれども、今できることはすぐ受け入れるということではなくて、お見えになった場合、どういう施設に宿泊いただくかということをまず用意していかなくてはいけないので、その分については今検討しています。宿泊施設、温泉も含めて、その方々にお話はしていますし、あるいは市の市営住宅について使えるかという調査もしている状況でありまして、国のほうから、受入れ体制についての指針が出てきた場合には、我々としては、花巻市も受入れますよということをすぐ公表して、しっかりした対応ができるという状況のもとにおいて、受け入れるということはやっていきたいというふうに思います。

花巻としては今、受入れ環境について検討している、指示があれば受入れを表明するということでよいか

市長

今後、収容体制がしっかりできるという課題はありますが、そういうふうに考えています。県知事も記者会見でおっしゃいましたよね。県知事は県内市町村とよく連携して、というお話をされていましたけど、まさにそのとおりだと思うんですね。国の支援がしっかりする体制ができる。その前提として、県と市町村が相談しながら、しっかりした体制をつくって、ということが大事だと思うので、そのようなことのもとにおいて、我々としては受け入れたい、そういう風に思います。

担当

総合政策部 秘書政策課 広報係

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