令和4年10月 定例記者会見を開催しました

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ページ番号1017396  更新日 令和4年11月4日

記者会見の様子

開催日時

令和4年10月27日(木曜)午前11時から11時50分まで

開催場所

花巻市役所本庁本館3階 302会議室

会見項目

  1. 「都市計画道路~山の神諏訪線(2工区)」が12月1日に開通します
    (担当 建設部 道路課)
  2. 第7弾「がんばれ花巻!対象のお店で最大20パーセント戻ってくるキャンペーン」を12月10日から令和5年1月9日まで開催します
    (担当 商工観光部 商工労政課)
  3. 花巻市の新型コロナウイルスワクチン接種について
    (担当 新型コロナウイルス感染症対策室)
  4. 「いわての地域づくり・道づくりを考える大会」を11月4日に開催します
    (担当 建設部 道路課)
  5. 第2次花巻市まちづくり総合計画 まちづくり市民ワークショップの開催状況について(一般部門第4回・若者部門第2回)
    (担当 総合政策部 秘書政策課 総合計画策定室)
  6. 新花巻図書館整備基本計画試案検討会議での検討状況に関する市民説明会の開催状況について
    (担当 生涯学習部 新花巻図書館計画室)
  7. JR花巻駅橋上化・自由通路整備事業の概要に係る住民説明会の開催状況について
    (担当 建設部 都市機能整備室)

冒頭コメント

おはようございます。10月の定例記者会見早いですね。

急に寒くなってですね、私夜中に寒くて目が覚めたんですけれど、どうかな、と思ったので、朝、抗原定性検査キットを使わせていただいて陰性であるということを確認して、今業務をしております。

市で確保している抗原定性検査キットにはまだ在庫がございまして、例えば高齢者施設とか教育施設等の陽性者が出た場合において、その周辺の方々がどうなのかといった場合で施設の準備している抗原検査キットが不足する際には、市でその抗原検査キットを供給することにしておりますので、そういう方々についてはぜひ市の方にご連絡いただきたいと思います。

まだ十分在庫はございますけれども、12月末には寒くなるとともに、コロナの第8波がくるのではないかということを国が大変心配しておりますので、それに備えて在庫もある程度確保しようということを今考えているところでございます。

それでは座ってお話を申し上げます。

「都市計画道路~山の神諏訪線(2工区)」が12月1日に開通します

まず1番目、都市計画道路、山の神諏訪線(2工区)が12月に開通するということでございます。

お手元の1ページ目の斜めに書いてある道路、この中の赤字の部分が今回開通すると

いうことになります。この結果、国道4号、正確に言うと県道山の神西宮野目線に入ってからです。従前は花巻バイパスというふうに言ったのですけれども、手元の信号からの斜め右に出て南城中学校の方に行く道路が国道の花巻東バイパスになっておりますので、前の国道4号は県道山の神西宮野目線という名前になっております。

そこと県道花巻和賀線を結ぶ道路になりまして、これは都市計画道路としてずいぶん前から計画されたところでありまして、平成27年に測量を始めまして、事業に着手したわけでございますけれども、その後花巻パーキングエリアにスマートインターチェンジが建設するという計画が出てきて、建設されるということが決まりまして、その結果この道路については国のインターチェンジに対するアクセス道路ということで国から55%の補助金が交付される対象になったということでございます。その補助金を使いながら建設を進めてきたところです。

昨年の12月、東側の1工区、延長860mが開通しましたけれども、今度は西側の延長460mが開通して山の神諏訪線が全線開通になるところであります。スマートインターチェンジの利用者を含めて、大変便利な道になるということでございまして、今回開通することについては我々としては大変喜んでいるところでございます。これは国の支援があってできた事業になります。事業期間は平成27年度から令和4年度、そして事業費の見込みは全体で約21億円、花巻市負担分が約3億3千万円ということでありまして、花巻市負担分を含む全体事業費のうち55%相当額については、国からの補助金ということになります。花巻市負担分については、国からの55%相当額の補助金を得たほか、残りについても償還元利金の70%について国の交付税措置を受けられることとなりますので、花巻市が実質的に負担する金額は7~8千万円程度となります。

この道路なんですけれども、1ページを見ていただきますと、北上に行く道路と交差する道路が多いということでございます。まず一番右側のもう既に通っている、昨年開通したところについては、材木町山の神線やさらに斜めにあります市道瀬畑口下根子線が通っておりまして、瀬畑口下根子線と山の神諏訪線は、昨年12月に開通してから今年の5月ぐらいまで、6件の交差点における事故が起きました。それもありまして、私どもとしましては、この道路と先ほど申し上げた材木町山の神線について花巻市独自に道路に真っ赤な色を塗りまして「止まる」ということを明確にしようと、そして冬になるとそれが見えませんから「交差点注意」という電光掲示板を付けました。1ヶ所あたり約1000万円かかるんですけれども、花巻市は山の神諏訪線に設置した分を含めて今市内17ヶ所そういうことをやりまして事故が起こらないように対応したところでありまして、そのあとは山の神諏訪線の交差点では事故が起こっていないという状況でございます。今回開通する部分についても、同じような問題が起こるといけないということで、まずは6月に県の公安委員会に私が行ったんですけれども、「止まれ」の標識を必要なところに既に全て設置されています。あとは横断歩道を設置してもらう、あるいは信号機の設置についても要望したということでございます。これらは来年度以降になりますけども、そういうことをやっております。そして花巻市独自の施策としまして、信号機がつくまでの間、カラー舗装や電光掲示板等の設置をし、安全対策に努めるというようなことをしている次第でございます。

第7弾「がんばれ花巻!対象のお店で最大20%戻ってくるキャンペーン」を12月10日から令和5年1月9日まで開催します

次に2番目でございます。

第7弾のPayPayキャンペーンでございますけれども、12月10日から来年の1月9日までこれをやります。この12月10日から1月9日の期間についてでございますけれども、年末年始に忘年会等でお使いになる方が多いだろうというようなことが一つ。もう一つは、1月7日だったと思いますけれども、成人のつどいが開かれます。その方々が例えば衣装を着るとかあるいは髪をセットするなどで、このPayPayを使えるようにしたいということがございまして、1月7日以降の1月9日の月曜日祝日までこれを実施するというふうにしたわけでございます。PayPayキャンペーンは、花巻市は県内で一番先にやっていますけれども、好調でございます。資料にありますように、PayPayポイント付与合計額も毎回増えているという状況でございます。

花巻市においては、地場の店舗の事業継続を支援することが目的ということでありまして、そういう意味では市民だけではなく市外の人にも花巻の地場店舗で使っていただきたいということでやってきたわけでございますけれども、これは今も変わりございません。その上で、現時点においては物価高騰により市民の生活が厳しいということがございますから、市民の生活を守るということにもつながることになります。昨日国が新しい総合経済対策を発表しまして、エネルギーの価格が高騰していることに対する事業者、あるいは個人に対する支援をすることを発表しております。そのようなこともあるわけですけれども、我々としても、市民の生活が今苦しいということですから、その観点からもこのキャンペーンを使っていただきたいと思っております。

さらに参考ということで2ページ目の下に書いておりますけれども、市が70歳以上の市民を対象に「はなまき小判」2,000円分の配布を開始しています。これは2年前PayPayを始めるときに、高齢者の方はスマホが十分普及していないのではないかっていうことで、これを実施したわけでありますけれども、今はだいぶ70代の方もスマホを使っていただいているような状況になっていると認識しております。しかしながら、やはりまだ十分普及していない状況であり、物価高騰による打撃について市としても支援する必要があるだろうということで、今回改めて「はなまき小判」2,000円分の配布を開始しています。大体5,000万円ぐらいお金がかかりますけれども、それを配布するということにしております。商工会議所で販売した「はなまき小判」についても、プレミアム分については市が支援しておりますけども、今回はそれと同じ場所に使える「はなまき小判」を市がゆうパックで郵送して、年齢70歳以上の市民の方々に送付するということでございます。対象者が2万5,459人、先ほど申し上げたように、市のこの支援金額は5000万円を超えるわけですけども、それプラス、商工会議所等にいろいろな手続きやっていただきますから、その分も含めて予算化したということになります。

花巻市の新型コロナウイルスワクチン接種について

3ページ目でございます。新型コロナウイルスワクチンであります。これについては今、市としてこういうことをしているということをお伝えします。

集団接種をさらに続けています。医師会の先生方、大変疲れているということですけれども、しかしながら集団接種が必要だということでご理解を賜っています。医療機関における接種が主になりますけども、花巻の場合には特に旧3町については医療機関が十分にないということもありますので、集団接種を花巻の地区でもやりますけれども、そういうこともあって集団接種を続けるということにしています。

今対象となっているワクチンの株でございますけれども、今現在はオミクロン株のBA.1を接種しております。しかしながら、国からBA.4-5のオミクロン株、確か3万5000万人分ぐらい供給されておりますので、それを使ってワクチン接種をしようとしており、11月1日からはBA.1対応型ワクチンからBA.4-5の方に切り替えてワクチン接種するということになっています。厚生労働省によりますと、BA.1でも感染を防ぐ効果はBA.4-5と同様にあるのだというふうに言っておりますけれども、一方BA.4-5については感染予防効果についてはまだ十分にわかってないということもあるようでございまして、ひょっとしたらやっぱり少しはBA.1よりも感染予防効果が増加するのかもしれない。そういうことを言っている人はいませんけれども、場合によってはそういうこともあるかもしれません。我々としてはですね、今現在はBA.1、これは既存型のワクチンよりもオミクロン株に対する感染予防効果があるというふうに言われていますから、これを確か9月26日から始めておりまして、これは10月いっぱい打たせていただき、11月1日からの予約についてはオミクロン株のBA.4-5対応型ワクチンを打たせていただくということを計画しております。具体的に言いますと、国は前回接種から5か月経たないと次のワクチンを打てないという方針を出しておりましたけれども、これについては全国市長会や県からの情報が以前からありましたが、5ヶ月じゃなくて3ヶ月経ったら次のワクチンを打てるということ、国がそれを今週正式に決定したわけでございまして、花巻市としても3ヶ月たった方を対象としてBA.4-5のワクチンを11月1日から始めることにしています。8月末までに4回目接種を終えた方については、10月21日に接種券一体型予診票を送っていまして、11月1日から逐次接種を進めるということにしています。

ちなみに8月末までに4回目接種が終わった方のうち、7月までに4回目接種が終わった60歳以上の方については、おまかせ予約ということで、はがきでご希望を出された方については市の方で何月何日どこで打ってください、というような通知を出して、そこで打っていただくということになります。

7月末までに打ちながら、おまかせ予約を申し込まなかった方、あるいは8月末までに4回目接種が終わった方については、花巻市から11月1日から年齢が高い順に接種案内を送付する、接種案内を送付して、従前と同様、コールセンターあるいはウェブ、LINE、あるいはかかりつけ医枠のいずれかで予約していただいて、12月中に、5回目のワクチンを接種するというような体制を作っております。

今後のオミクロン株の対応ワクチン3回目か4回目の接種となる方についても、この3ページ目の下の方に書いておりますように、年齢が高い順から順次接種案内を送付して、予約をいただくというふうにしております。国の方は、これまで2年間インフルエンザが流行していないということで、国民のインフルエンザに対する免疫が落ちているのではないかということを大変心配しておりまして、寒くなるとともにインフルエンザとコロナウイルスの両方の感染が拡大する可能性があるということを心配しておりまして、インフルエンザのワクチンもコロナワクチンも両方打っていただきたいということを言っております。集団接種の予定については4ページ目の上の方に書いております。あとは12歳以上の初回接種、あるいは5歳から11歳の方の1回目から3回目の接種、あるいは乳幼児、生後6ヶ月から4歳の方の接種もできるようになりましたけれども、それについては4ページの下の方から5ページ目に書いております。

生後6か月から4歳の方についても国は接種を受けることを努力義務ということにしております。努力義務といっても注射を打たないからといって罰則があるわけではないんですけれども、やはり小さいお子さんについても打った方が、副反応の危険性はもちろん完全にはなくならないわけですけれども、国は感染する場合に比べるとリスクが少ないという判断をしておりまして、全国の小児科学会も同じ見解でございますので、最終的には親御さんのご判断になると思いますけれども、ワクチンの接種についてはご検討いただきたいなというふうに思う次第でございます。

「いわての地域づくり・道づくりを考える大会」を11月4日に開催します

6ページ目の「いわての地域づくり・道づくりを考える大会」を11月4日に開催します。これは毎年私が市長になってから8回目か9回目になりますけれども、毎年花巻で開催しているものでございます。

岩手県道路整備促進期成同盟会と県の主催でありまして、岩手県高規格幹線道路整備促進期成同盟会、岩手県道路利用者会議が共催で開催するものでございます。今年も花巻温泉で開催しますけれども、今回は基調講演ということで、仙台の国土交通省東北地方整備局長の山本巧さんに来ていただいて、今現在の国の道路行政についてご説明をいただくということになっています。その後希望する首長の方々が別室に行きまして、それぞれの地域における道路整備の要望を山本巧道路整備等地方整備局長にお話するという予定にしております。

山本巧局長でありますけれども、前は国交省の要職である道路局の企画課長をされていましたけれども、その前は国交省道路局の高速道路課長をされていました。花巻市のスマートインターチェンジでございますけれども、先ほど申し上げたように国交省の補助金による支援をいただいており、アクセス道路だけじゃなくてスマートインターチェンジの整備自体国の補助金がNEXCOとか、あるいは岩手県とか花巻市とかに出ているわけでございますけれども、その事業をやると決めたときが高速道路課長でございまして、山本局長にやはり必要だという判断をしていただいて、この道路整備ができたということになります。大体21億円このスマートインターチェンジの整備だけで、先ほどの山の神諏訪線を除きかかるんですけども、その中で花巻市が負担するのは山の神諏訪線からスマートインターチェンジに対するアクセス道路の整備だけでございまして、3億3千万円ぐらいの負担になりますけれども、そのうち55%は国からの補助金が出ていると、あと残りについても、花巻市の合併特例債を使いまして70%は返済資金について国から地方交付税ということで配分されるということになっていますから、約21億円の事業ですけれども、花巻市の負担としては7000万か8000万円ぐらいで済んでいるということであります。そういうことを進め、ご理解いただき、必要だということを認めていただいた当時の高速道路課長ということで、私も今年も何度かお会いしていますけれども、今回も来ていただくのを大変楽しみにしている次第でございます。

ちなみに花巻市はこのスマートインターチェンジを作るということで、その周辺に花南産業団地ということで今整備を進めておりますけども、企業の反応はもう既に非常に良いと。出来上がる前ですが、それについての問い合わせは実は出ているということでありまして、スマートインターチェンジの整備、そしてそれの近くに花南産業団地を整備するという計画はうまくいっているというように私どもは考えております。

第2次花巻市まちづくり総合計画まちづくり市民ワークショップの開催状況について(一般部門第4回・若者部門第2回)

次に7ページ目でございます。第2花巻市まちづくり総合計画まちづくり市民ワークショップの開催状況ということです。次のまちづくり総合計画は、令和6年から8年間の長期ビジョンと、それに基づく前期4年間、後期4年間のアクションプランを作るということであります。長期ビジョンについてはどちらかというと具体的な事業というよりも、花巻市のまちをどうするかという基本的な理念を決めるということになりますけれども、それを作成することについて市民の方にワークショップに参加していただいて、いろんな意見をいただいているということであります。2つございまして、1つは一般部門ということで、7ページに書いておりますけれども、23歳以上の市民39名が参加してワークショップを7回にわたって開催することにしております。

4回目まで進みまして、それぞれのグループごとにテーマを決めて、掘り下げたいテーマを話し合っていただいたということでありまして、その具体的な中身としては7ページになりますね。「しごと」「暮らし」「健康・いのち」「子育て・人づくり」「地域づくり」「行政経営」の6つの分野にそれぞれまとめています。この写真に写っているのは、花巻の産後ケアをやっていただいているNPO法人まんまるママいわて代表の佐藤美代子さんで、頑張っていただいています。

そしてもう1つの若者部門につきましては、若者は学校に通う中で何度も参加するのは難しいということもありますけれども、3回のうち2回は既に終わっていまして、ここでも話し合いをしていただいています。

1回目で花巻の伸ばしたいところ、改善したいところを話し合っていただき、2回目で戻ってきたいと思う花巻はどんなまちかというようなことについて話し合っていただいていまして、1月12日に3回目を開き、最終的な意見をいただくということにしております。若い人たち含めて頑張っていることについて評価したいと思っています。

ちなみに、一般の方ですけれども、どういう形で参加していただいているかと言いますと、まずは、農業・商工業・福祉・環境保全・子育て支援・生涯学習・地域づくりなど市内関係団体から推薦いただいた方のほか、花巻市の住民基本台帳から無作為抽出しております。その方々に対して参加しますかというご案内をして、参加するという回答をいただいた方々に入っていただいているということで、市民の方で、特にこういうことについて特別一生懸命活動している方だけを選ぶのではなくて、その方々も含め、無作為抽出によって希望者の方にも参加いただくということでやらせていただいています。これは前にも話したかと思いますけれども、東京の三鷹市で先進的な取り組みをしておりますけれども、そこで非常に上手くいっているという事例もありまして、それを参考にしながらこういうことをやっているということになります。

新花巻図書館整備基本計画試案検討会議での検討状況に関する市民説明会の開催状況について

次に新花巻図書館整備基本計画試案検討会議での検討状況に関する市民説明会の開催ということでございまして、試案検討会議で話し合った事項をご説明するとともに、それを踏まえて建設場所についてJR東日本と交渉することについて意見をいただくということで、10月11日からオンラインを含めて17回の開催を予定しており、そういう中でご意見をいただいているということでございます。参加者については、もう少し参加していただければいいかなという気もしますけれども、参加していただいた方からはいろいろな意見をいただいております。

そして地区ごとの説明会とは別に、各団体等への説明も並行して進めておりまして、今後花巻市の学童クラブとか、花巻市法人立保育所協議会、あるいは市内の高校での説明会も開催するということで今予定しているところであります。

JR花巻駅橋上化・自由通路整備事業の概要に係る住民説明会の開催状況について

7番目でございますが、JR花巻駅橋上化・東西自由通路整備事業の概要に係る市民説明会の開催状況でありますが、これにつきましても、市内の15ヶ所で19回開催しております。参加人数は延べ267人ということでございまして、もっと参加いただければありがたいんですけれども、それでも熱心に議論していただいたということになります。説明会でいただいた意見やご意見を回答した内容については、市のホームページに掲載しております。図書館の方についてはまだそこまで作業はしておりませんけれども、公表するのは大変重要だというふうに思っております。

これについて、市民説明会の中で意見として出たのはですね、やはり今後の花巻を考えたときに、若い方々にも意見聞くべきじゃないかと、便利になるかもしれないけれども、それについて一定の負担を花巻市が負うわけですから、若い方々がその負担をすることをどう考えるかということについて、意見を聞くべきだというようなご意見をいただいたところであります。そういうことも踏まえ、花巻市では、まず商工会議所とか温泉事業者、タクシー組合、身体障害者協会など10団体、103名に説明会をもう既に行っておりますし、高校生についても今現在、花巻南高校の生徒11名、花巻北高校生徒5名、合わせて生徒16名に説明し、意見を聞いております。

この関係団体についても、好意的な意見が多かったという報告をいただいておりますけれども、今日は花北青雲高校、明日は花巻東高校の生徒に説明し、意見を聞くこととしております。これらについていただいた意見についても市のホームページ等で掲載する予定にしております。

次のページは、今までの市民説明会での反応について書いております。80%ぐらいの方が進めるべきだというご意見であること、そして実施する場合には半橋上化駅じゃなくて橋上化駅にしてほしいというような意見が出ております。

主な質問

No.2のPayPayキャンペーンについて、岩手県が行ったキャンペーンのように、前倒しで終了となる可能性はあるか。

上田市長

やってみないとわからないところもございますけれども、花巻市の場合には今回7回目になるわけでありまして、大体どのくらい利用されるかっていうことがある程度わかっております。PayPayもノウハウがあるのでそういう意味では我々が今予算化している部分で、1月9日の前にこのキャンペーンをやめる可能性は極めて低いというふうに考えています。岩手県が行ったキャンペーンと何が違うかといいますと、岩手県はPayPayだけじゃなくて、auPay、d払い、楽天Pay、全部で4つのプラットフォームを使ったんですね。ですからその部分でPayPayからだけの情報ではわからなかったっていうのもあると思いますし、もう一つは、スーパーマーケットを対象店舗にしたんですね。そうすると、やっぱり普段の食料等について使えるとなると相当多くの方が利用したことで、確かポイント付与分として10億円の予算化をしていたと思いますけれども、そういうこともあって、予想より使われた、よかったといえばよかった、そういうことだと思っています。そういう意味では花巻市は地場店舗だけに対象を絞っています。スーパーは使えないということ、そしてあとは、県も一緒ですけれども、コンビニは使えないということでやっていますし、予算的にも2億円近い予算を取っていますから、県のようなことにはならないだろうというふうに今は予測しています。

抗原検査キットの在庫が十分にあるということだったが、現在どのくらい在庫があるか。

コロナ対策室長

私どもで確保した月は多いときで3万キットを用意しておりましたが、イベント等々あるいはその施設等に供給・共有いたしましたので、今在庫は約1万5000キットという形になっております。大きくざくっと言いますとイベントで7500、その他学校等施設等で7500を使ったというような状況になってございます。

上田市長

そういうことで十分使っていただきまして、一番多いときから半分ぐらいの在庫となっております。今は抗原検査キットが確保できるっていうふうな状況でございますので市として確保し、その上で使っていただこうという考えでいます。

その抗原検査キットはどういう流れで支給しているか。

コロナ対策室長

各施設からコロナ対策室にご連絡をいただきます。緊急で結構施設から来る場合がございます。あとは担当課の方にご相談いただく場合、また市が主催の場合には、その担当課の方から主催団体といいますか、コミュニティ会議などの方に必要数を聞き取ってお配りし、使わなかったら返してもらっているというような状況になっております。

市長

私も大きなイベントのときは事前に抗原検査キットで確認しています。結構何度もやりましたけれど、今のところは陰性で、実は今日寝ているときちょっと寒かったんですね。心配だったので午前中やりました。そうしたら陰性だということを確認できたのでこの場に今いるということです。

旅行制限とかで空港利用者だったり新幹線の利用者だったりも増えてくると見込まれ、1月には成人の集いもあると思うが、そういった施設に常備する考えはあるか。

上田市長

今のところはそこまでは考えてないですけれども、状況によってはそういうこと考えるっていうのはあるかもしれません。新花巻駅を降りていただいた方で希望される方に使っていただくなどですね。ただそうすると駅前にテントを張ってやらなくてはいけないので、大変な状況になるとすれば、それについてはしっかり計画しないといけないため、今現在やるというように決めているわけではないということでございます。

駅の橋上化の関係について、アンケート結果だと駅の橋上化を進めるべきで、実施するなら橋上化という意見が多いということだが、今後こういった意見を踏まえて事業を実施するという判断が出てくると思うが、今後の流れを教えてほしい。

市長

これについては市民説明会の結果をJRに伝える必要がございます。我々としては橋上化で考えていきたいということをお話申し上げる時期がそのうち来るだろうと思っています。その前提として議会に対しての説明は十分する必要があるので、その上での話になります。その後どうなるかということについては、説明会でも言っていますけれども、デザインコンセプトについてはまだ話し合っていないんですよ。大体どういう規模の橋上化ということについてはJRから来ていますけれども、例えば外装をどういうふうな色にするかとか、内装、例えば宮沢賢治にゆかりのあるモザイク、あるいはるんびにい美術館の芸術家の方々が作っているのを使うとかですね、そういうことについて検討しなくてはいけないということであります。これについて、今考えているのは市民のワークショップを開いて、自由に意見を言っていただこうと、それを踏まえた上で、JRの方にそれをお渡しして、駅のデザインのコンセプトに沿った基本設計をしてもらうということを考えていきたいというふうに思っています。いずれにしろ、今までの話が全て決まったわけではないんですが、その上でそういうことも含めてやってきました。前お話したと思いますけども、JR花巻駅は東北の駅百選に選ばれているんですね。どうして花巻駅が選ばれたんですかっていうことをJRに聞いたら、記録がないっていうことで、それもちょっと残念なんですが、花巻市もどうして選ばれたかわかってわかってないんですよ。ただネット等で確認するとJR花巻駅は宮沢賢治とか高村光太郎ゆかりの場所である。そのことによって選ばれたという言い方をしているんですね。建物の構造上のことよりも、そういうゆかりのある場所の駅だから選ばれたんだという言い方しているんです。我々としては橋上駅を作る場合にはそのことをやはりしっかり踏まえて賢治の里らしい、光太郎の里らしいあるいはるんびにい美術館をはじめとする、障がい者の方々に対する配慮のあるまちらしい、そういう駅を作っていきたいということで、それについては市民の意見を十分にお聞きしてやっていきたいというふうに思っています。

議員への1回目の説明の想定はいつか。

上田市長

11月か12月初めかということになるんじゃないでしょうか。まず市民の意見、高校はまだ全部まわっていません。高校生や商工会議所の反応は非常に良かったんですけれども、しっかりもう1回市民からいただいた意見はどうだったのか、十分に打ち合わせ検討して、またJRにもすぐ情報を共有して、次のステップについていつ進んでいくかっていうことを検討していきたいというふうに思っています。

今の段階では橋上駅の方向で考えているか。

上田市長

半橋上駅か、橋上駅かということであれば、橋上駅ということになるんじゃないかなというふうに今は考えております。

例えばデザインコンセプトの話があったが、設計自体はJRがするのか。

まずは基本設計をしなくちゃいけないですね。これはJRがやります。JRはデザインコンセプトに対しては、花巻市と市民の意見は十分考慮すると言っていますから、JRに伝える中身をですね、さっき申し上げたように市民の方々と十分調整しなきゃいけない。我々は例えば構造を大きく変えた場合にはですね、また建設費用が高くなりますから、そういうことではなくて今までの構造を前提としながらデザインコンセプトについて市民の意見を聞いて花巻市らしいデザインコンセプトを作ってこれをJRにお渡しし、JRに基本設計を作っていただきたい、そういうふうに思っています。ですから基本設計をやる場合にはですね、当然議会の予算承認が必要ですから、議会のご理解を得て、予算を議決いただいた上での話になるということを考えています。

設計に関して、12月の予算補正には反映されてくるのか。

上田市長

予算は12月の段階では補正をお願いしないと思います。ただデザインコンセプトを作ることについて、そういうことも含めて外部の専門家の意見や作業が必要になってくる。ワークショップを開催するにしても、建設に詳しい方にコーディネーターになっていただいて市民ワークショップを開催していきたいというようなことを考えています。それについてあんまり大きな予算ではありませんから、今までの予算を利用するということも理論的には可能だと思いますけれども、その部分も含めて予算を議会に提案させていただいて議会の理解を得ながらやっていくのがいいんじゃないかなということを今は考えています。

温泉を中心とする宿泊地の旅行割について、全国が対象になって花巻地域も花巻温泉では1日で枠を使い切ったというような情報がある。市としては現在日帰りの部分の補助を開始していて、予算もまだあると伺っていたが、宿泊の方についての適用を再度検討するという考えはあるか。

上田市長

それは状況によってはあるということです。ただ、これ今までは国とか県が十分やってないときに市独自のお金で支援を継続してきたんですね。一昨年の事業費は621,806,200円、去年は701,790,000円市のお金や地方創生臨時交付金を使いながらやって、全国の各市に比べると、よほど大きな支援をやってきたと。その結果コロナ前の80%を超える利用者が県民中心ですけれどあった。今現在はですね、国の施策に基づき県が今まで県民割をやっていましたね。全部財源は国から来ているわけですけれども、それでやった結果、9月の状況もコロナ前の令和元年の9月と比較して80%を超えるようないい状況だったんですね。ですから今すぐに、市の方で県民割みたいなのを始めるという必要は今現在ないだろうと思っています。あとは岩手県の場合には県民割をずっと続けてくれたんですね。それによって全国旅行支援のような予算を使い切ってしまったという部分があったわけです。私はそれは悪いことじゃないと思うんです。今まで県民割で使ってきたことによってどれだけ県内の宿泊施設が助かったかってことを考えるとやってきて良かったと思う。ただ予算が足りなくなってきているので、これは県は働きかけていますけれども我々も国に対して働きかけています。ぜひその部分については予算を増やしてほしいということを働きかけておりまして、今現在は、岸田総理大臣もそういうことを言っていますし、そういう方向に行くんじゃないかなというふうに期待しています。そうすると、市独自の県民割をやる必要は今現在はないということで、ただ予算は確保していますから、必要に応じてそれを使うことはあると思います。

担当

総合政策部 秘書政策課 広報係

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