令和6年度全国学力・学習状況調査の結果をお知らせします

全国学力・学習状況調査から見える花巻市の状況

令和6年4月18日（木曜）、小学校6年生（市内667人）、中学校3年生（市内651人）を対象に、国語、算数・数学の教科調査と普段の生活や学習の様子数十項目からなる児童生徒質問紙調査等が実施され、7月30日（火曜）に文部科学省から全国の結果について公表がありました。

この調査は、「児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。さらに、そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。」ことを目的としています。

教科調査については、コロナ禍で中止の令和2年度を除いて毎年行われている小・中学校の国語、算数・数学すべての教科で全国、県を下回りました。特に、小学校算数にあっては全国を上回る設問が初めて皆無となり全国、県との差も拡大しました。

児童生徒質問紙調査については、小・中学校ともに全国、県と比較して望ましい若しくは僅差の回答傾向の項目が多く取組の効果が表れています。学力向上対策の突破口にしたいと考えます。

学力向上対策として、「花巻市学力向上アクションプラン」三本柱「児童生徒の校内生活・授業環境の充実」「児童生徒の実態に即した授業改善の推進」「児童生徒の家庭生活・家庭学習の充実」を中心に、平成30年度から中学校段階の取組を始め、令和3年度から小学校段階の取組に広げ、本年度は「課題が大きい小5学習・生活改善講話」「実態周知等悉皆PTA役員会説明・保護者講演」「授業改善校内研」等の取組を追加して力を注いでいます。

詳細につきましては、「令和6年度全国学力・学習状況調査から見える花巻市の状況」をご覧ください。