JR花巻駅橋上駅舎・東西自由通路のデザイン案を公開します

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ページ番号1020318  更新日 令和5年12月15日

花巻市では、JR花巻駅橋上化・東西自由通路の整備に向けて、現在、基本設計を進めています。
新しい橋上駅舎及び東西自由通路のデザインについては、市民の方々の意見を可能な限り取り入れたデザインとするため、令和5年1月から3月にかけて計3回、高校生から高齢者まで幅広い世代の方の参加によるワークショップを開催し、デザイン検討の材料となる「デザインコンセプト案」を検討しました。
また、ワークショップで検討したデザインコンセプト案について、学識経験者や建築士会、商工会議所、交通事業者、芸術協会などの専門家で構成する有識者会議の委員から意見をいただき、ワークショップのデザインコンセプト案と有識者会議の意見をJR東日本へ提供しました。
JR東日本で、そのワークショップや有識者会議の意見をもとに、橋上駅舎及び東西自由通路の外観と内観のデザインを検討し、11月末に3つのデザイン案が提供されましたので、公表します。

デザイン案は、現時点のイメージ図であり、今後の検討により変更になる可能性があります。

デザインA案「過去と未来にふれる駅」(テーマ:レトロ)

沢山の出会い・思い出・旅立ちの場となってきた駅舎について、歴史・文化を感じさせるとともに、宮沢賢治の銀河鉄道の夜の駅舎をイメージしたレトロ調の雰囲気とする。

デザイン案A

外観:重厚感あるシンプルな形態
内観:レンガ壁と黒い鉄の柱・梁によりレトロな雰囲気の空間を演出

デザイン案B「人とひとを結ぶ駅」(テーマ:ナチュラル)

交流の拠点でもあった宮沢賢治の私塾「羅須地人協会」をモチーフに、全体イメージは温もりを感じるナチュラルなデザインとする。

デザイン案B

外観:宮沢賢治の過ごした羅須地人協会をイメージし、花巻の大地と空をつなぐ一つの勾配屋根をメインとした花巻の風景になじむデザイン
内観:木のぬくもり溢れる本棚・木壁を中心とした壁面、温かみのある自然光を取り入れるハイサイドライトと柔らかい膜天井のナチュラルなデザイン

デザイン案C「未来へと歩む駅」(テーマ:スタイリッシュ)

学生が利用する駅ということやメジャーリーグで活躍する選手などを輩出した土地ということから、若者が未来へ歩んでいくことをイメージして近代的でスタイリッシュなデザインとした。建物全体に連なる窓が、思いをつないでいくことを表現している。

デザイン案C

外観:駅広場のモニュメント「風の鳴る林」との調和を考慮しスタイリッシュにまとめた。窓から映る人々の影が宮沢賢治のシルエットを彷彿させる。
内観:内装仕上げは木材を取り入れつつシンプルにまとめた。連続する窓により自然光を取り入れるとともに、様々な景色を楽しめるように計画した。

デザイン案の選定方法について

最終的なデザインは、デザインコンセプト検討ワークショップ、地域意見交換会、有識者会議から意見を伺ったうえで、決定したいと考えています。

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