令和5年6月 定例記者会見を開催しました
開催日時
令和5年6月28日(水曜)午前11時から11時55分まで
開催場所
花巻市役所本庁本館3階 302会議室
会見項目
- 小学生、中学生、高校生等の医療費助成を拡充します
(担当 健康福祉部 国保医療課) - 電力・ガス・食料品等価格高騰に対する支援を行います
(交通事業者、社会福祉施設、保育施設、私立高校、低所得者世帯、子育て世帯などへの支援)
(担当 建設部 都市政策課、商工観光部 観光課、健康福祉部 地域福祉課・長寿福祉課、教育部 教育企画課・こども課) - JR花巻駅橋上化・東西自由通路整備についてJR東日本と基本協定を締結しました
(担当 建設部 都市機能整備室) - バス路線「土沢線」の路線維持について
(担当 建設部 都市政策課) - 道の駅「石鳥谷」が7月15日リニューアルオープンします
(担当 石鳥谷総合支所 地域振興課) - 童話村の森ライトアップ2023を開催します
(担当 生涯学習部 賢治まちづくり課) - 7月23日に花巻中央広場や道路を使用したイベントを開催します
~花巻中央エリア社会実験2023~
(担当 商工観光部 商工労政課) - 花巻市防災訓練を7月9日に実施します
(担当 地域振興部 防災危機管理課) - 「第50回東北総合体育大会」花巻市内で6種目が開催されます
(担当 生涯学習部 スポーツ振興課)
冒頭コメント
上田市長
6月の定例記者会見にご出席いただきまして大変ありがとうございます。早いもので今年も、もう半年経ったのかと少し驚いているところであります。
先日、新型コロナ対策にあたる政府分科会の尾身茂会長が岸田総理大臣とお会いして、「第9波が始まっている可能性がある」という発言をしたことについて、非常に我々も驚きました。花巻市内の医療関係者とお話したときに、やはり感染している方が増えているという話を聞きました。その方のクリニックでは、その日に5人の感染が確認されたというお話がございましたので、5月8日に5類へ移行にはなりましたが、ウイルスがなくなった訳ではないということを認識する必要があることをあらためて感じた次第です。
そのような状況ではありますけれども、市といたしましては、コロナ禍から3年半が経ちまして、経済の活性化あるいは社会生活を通常に戻すのが必要だと考えておりまして、我々としては近い将来において規制を強くするという考えはないところでございます。
ただ、新型コロナウイルスワクチンの接種については、希望される高齢者の方あるいは基礎疾患のある方については、ワクチンを打ってほしいと、尾身茂会長はおっしゃったということです。ワクチンに関していろんな説をおっしゃる方がいらっしゃいますが、花巻市医師会の先生方とお話していても、ワクチンが重篤化、あるいは亡くなられるということを防ぐ一定の効果があるということをおっしゃっていますので、市としては、ワクチン接種の準備をしながら、希望者にはワクチン接種を行うということを、引き続き花巻市医師会の先生方をはじめとする方々のご協力いただきながら進めていきたいと思っております。私も7月にワクチン接種を受ける予約をしました。6回目の接種になります。希望される方は是非ご検討いただきたいなと思っております。
現在、国際姉妹都市である米国バーモント州ラットランド市の中高生の皆さん6人と、引率の教育次長さんご夫妻、合計8人が花巻に滞在しておりまして、主に石鳥谷の方々と交流しています。昨日(6月27日)、皆さんが市役所に来まして、お話をさせていただきました。また、教育次長さんご夫妻とは夜に市職員等も一緒にゆっくりお話をさせていただいた次第です。若いときに違う文化に接する、あるいは違う国の人々と接することは非常に重要だということを教育次長さんがおっしゃっておりましたけれども、我々もまさに同じ考えでございまして、ラットランド市の新しい市長さんから手紙をいただきまして、非常に熱意あふれる手紙でございましたけれども、今日私がサインして手紙に対する返事をさせていただきましたが、今後もこういった交流を続けていきたいというお話をさせていただいたところでございます。
それでは本日は9項目についてお話させていただきます。
小学生、中学生、高校生等の医療費助成を拡充します
上田市長
項目1番目です。
8月から市内の小学生から高校生等までの医療費助成について、所得制限を撤廃し、市内すべての小学生から高校生等までが医療費助成の対象となる拡充を行います。このことは、私の1年半前の市長選挙における公約でもありましたけれども、これを実施するためにはシステムを変えなくてはいけないということで、どうしても時間かかるということだったんですけども、いよいよ8月から実施できることになりました。
この対象者の拡充により、これまで医療費助成の対象とならなかった方につきましても、入院の場合は1医療機関ひと月につき2,500円を超える入院医療費を市が助成し、外来の場合は1医療機関ひと月につき750円を超える外来医療費を市が助成するということになります。なお、乳幼児や非課税世帯の方はこれまで同様、自己負担のない完全無償化となっています。
所得制限を撤廃することで新たに医療費助成の対象となるお子さんは、3,449人です。助成の方法でございますが、県内医療機関等での窓口支払いは自己負担額までとなる、いわゆる「現物給付」となります。中学生までは県内全ての医療機関でそのような現物給付による助成を受けることができていたのですが、高校生等については、花巻市のみが現物給付を実施しておりましたので、これまで市内の医療機関においてのみ現物給付を実施しておりましたが、今後は高校生等についても県内全ての医療機関で現物給付による医療費助成を受けられることとなります。
この現物給付による医療費助成を受けるためには、医療機関の窓口に提示する「医療費受給者証」が必要となり、今回の所得制限撤廃により新たに医療費助成の対象となる世帯の保護者には4月中旬に受給者証の交付申請書をお送りしています。申請のあった方には、7月末までに受給者証を郵送することとしていますが、まだ申請の手続きが済んでいない方は早めに手続きをしていただければと思います。また、妊産婦の医療費助成につきましても、令和6年度の早い時期に所得制限を撤廃することとし、本年度、システム改修や関係機関との調整を進めることとしています。
なお、このような、お子さんや妊産婦の医療費助成の仕組みは全国一律であるべきと考えておりますので、市では、「国が主体となった18歳到達の年度末までの子どもや妊産婦の医療費を完全無償化する『全国一律の医療費助成制度』の創設」について、国に対して要望しているところであります。
電力・ガス・食料品等価格高騰に対する支援を行います
上田市長
項目2番目です。
電力・ガス・食料品等価格高騰に対する支援を行うということでございますが、現在の状況といたしまして、家庭向けの電力料金については、8月から下げるということを東北電力が発表しておりますし、一時ほど、どんどん上がっている状況ではないという認識でおります。
具体的な支援の中身でございますが、交通事業者への支援としまして、乗合バス・タクシー事業者、貨物自動車運送事業者、貸切バス事業者に対して、岩手県が実施する支援について市が上乗せすることで、支援の効果を高めようという意図でやっているものでございます。支援金額等につきましては、資料2ページをご覧ください。
次に資料3ページ。社会福祉施設等への支援でございますが、県では一般的な社会福祉施設に対して支援をしております。それと同額の支援を行うわけですが、県の支援制度の対象外となっている、設置者が花巻市である介護サービス事業所、高齢者施設、医療施設、例えば、はなまき荘や石鳥谷医療センターへ支援を行います。
保育施設等への支援でございますが、これは2種類あります。
まず1つは、給食費に対する支援です。単価上限額は、3歳児未満については月に675円、3歳児以上については月に450円を想定しております。これは牛乳などを始めとした材料費が高騰しておりますので、その部分について保護者の皆さんの負担を増やさないという趣旨で支援させていただくものです。小学校・中学校の給食費についても同様の支援をすでに行っておりまして、保育所等についても同様の支援をするということでございます。
もう1つは、光熱費に対する支援で、本年4月から9月までの6ヶ月の電気料金を令和3年度と比較して、その上昇額の2分の1を支援するものでございまして、現在、実施に向け準備中でございます。
次に私立高校への支援でございますが、花巻東高校についても同様に物価高騰の影響を受けているということで、支援をさせていただきます。
次に低所得者世帯への支援です。令和5年度住民税均等割のみ課税されている世帯に対して1世帯あたり3万円の支援を、令和5年度住民税均等割のみ課税されている子育て世帯に対して児童1人あたり5万円の支援をさせていただきます。
JR花巻駅橋上化・東西自由通路整備についてJR東日本と基本協定を締結しました
上田市長
項目3番目です。
JR花巻駅橋上化・東西自由通路整備事業について、JR東日本盛岡支社との基本協定を6月12日に締結いたしました。この基本協定は、事業の目的や内容、整備後の財産区分など事業を進める上で必要な基本的な事項を定めたものであります。
東西自由通路につきましては、設計・工事はJR東日本が行いますが、費用は花巻市が負担し、整備後の財産区分も花巻市になりますので、整備後の維持補修費用は花巻市の負担で行うことになります。橋上駅舎につきましては、設計・工事はJR東日本が行い、費用は花巻市が負担します。整備後の財産区分はJR東日本となりますので、整備後の維持補修費用はJR東日本が負担することになります。また、既存こ線橋の撤去につきましては、協議の結果、設計・工事、費用負担ともにJR東日本が担うことになりましたので、我々としては非常に感謝しているところでございます。
具体的な事業の実施でございますけれども、今後のスケジュールにつきましては5ページ下段に書いてあるとおりでございますが、基本設計については基本設計協定に、実施設計については実施設計協定に、工事については施行協定に、実施する内容や費用等を定めて行うことになります。基本設計協定につきましては、今準備しておりまして、本日、私が決裁いたしましたので、準備が整い次第、基本設計協定が結ばれることになります。
JR東日本に支払う基本設計に係る費用につきましては、3月の市議会定例会において、本年度の予算の85万円と、債務負担行為という形で来年度市が負担する7,914万円について市議会の承認をいただいております。なお、来年度以降に実施予定である実施設計や工事につきましても、その都度、予算について市議会の承認を得ながら進めてまいります。
バス路線「土沢線」の路線維持について
上田市長
項目4番目です。
バス路線「土沢線」の維持について、これについては、先週の議員説明会でもお話したとおりでございますけれども、岩手県交通株式会社から、今年の9月30日をもって土沢線を廃止する意向であるという話がございました。岩手県交通株式会社からは、花巻市が令和4年10月から令和6年3月までの運行経費の赤字分を負担した場合には、土沢線の運行は令和6年3月まで延長します、というようなお話がございました。ただし、令和6年3月になった場合には、いかなる補助金があろうと土沢線は廃止するということが岩手県交通の考えでございます。
花巻市といたしましては、土沢線が今年の9月30日で廃止になった場合には、地域住民の方々はもちろん、観光客の方にとっても大変な迷惑をかけるということで、来年の3月まで運行を延長したいということで、令和4年10月から令和6年3月までの赤字補てん分の運行補助金の補正予算について、明日の市議会本会議に追加提案をさせていただいて、市議会の承認を得た場合には、そのような補助をするということにしております。
岩手県交通株式会社については、特に新型コロナウイルスの影響によって、利用者が大幅に減少し、現在においても高速バスの利用者も回復せず、経営が厳しいこと、それから、運転士の処遇改善やそれに伴う経費の増加によって、路線維持が難しくなっていることを理由に、土沢線を廃線する意向であるということでございまして、花巻市だけではなく、県内他市町村のバス路線についても、同様の通知があったというように我々は理解しているところでございます。
岩手県交通株式会社の赤字額でございますけれども、公表している数字によりますと、令和2年度については、営業赤字が7億3,000万円、最終赤字が3億5,000万円、令和3年度については、営業赤字が5億7,000万円、最終赤字が2億4,000万円、令和4年度は良くなりまして、営業赤字が1億5,000万円、最終赤字が5,000万円、というように伺っているところであります。コロナ禍が収まってきつつありまして、少しずつ経営は良くなってきているようですが、岩手県交通株式会社の会長兼社長さんとお話する機会もあるんですが、やはり財政的に厳しいというお話をされています。
我々といたしましては、そういった実情でございますので、今回、このような補助をさせていただきたいと考えておりますが、来年の3月には土沢線は廃線となりますので、来年3月31日まで運行を継続する間に来年4月以降の代替交通の検討を行いたいと考えております。
代替運行事業者は花巻市が97.41%の株式を保有している第3セクターである東和町総合サービス公社を想定しており、現在、具体的な計画について協議を進めているところでございます。東和町総合サービス公社についても、運転士も多いわけではありませんし、あるいはバス車両もそんなに余っているわけではないということでありますが、このような事情をご理解いただいて何とか協議をしていただいております。
なお、岩手県交通株式会社では、高木団地と花巻駅までを結ぶバス路線「高木団地線」のうち数便を、新花巻駅まで延伸する検討がなされているとのことでございますので、その高木団地線が新花巻駅まで行くということを前提として、東和町総合サービス公社の代替交通を考えていきたいと思っているところでございます。
我々といたしましては、岩手県交通株式会社の経営状況は公表されている範囲では分かっておりますが、詳しい情報・分析まではできていないわけでございます。県ではそのような詳しい情報を把握しているという話もありますけれども、我々の方には聞こえてきていません。そして、運転士が少ないこと、運転士の処遇を改善しないと運転士を確保できないということであれば、これからもどんどんバス路線が廃止になる可能性が出てくる可能性があります。
やはり市民、県民の足を確保するためには、県や市町村がバス路線をどうしたら確保できるかということについて経営者の方としっかり協議しながら、できる限り支援をしていく必要があると私は考えておりますので、そういった観点から、今年の9月30日をもってバス路線が廃止されることが見込まれている県内の各市町の市長、町長と一緒に、過日、岩手県知事にお会いしまして、県が中心になって岩手県交通株式会社の経営状況をしっかり把握して、その上で、どうやったらバス路線の維持ができるのか、そのために、県や市町村が何をすべきかということについて、我々と一緒に検討いただきたい、その上で、県が中心になって、県だけではなくて各市町村もそれについての支援をしていく必要がある時期に来ているのではないかということを申し上げた次第でございます。
なお、今後想定される予算につきましては、先ほど申し上げましたように、赤字補てん補助金1,899万1千円を明日の市議会本会議に追加提案をさせていただきます。そして、代替交通を確保する段階で、通常、バスは発注してから1年ほど納車まで時間がかかりますので、当面は東和町総合サービス公社が持っているバスを改修して運行してもらうことになりますので、その改修費用と車両購入費に関する予算を9月の補正予算に計上したいと考えております。そして、令和6年度当初からの代替交通の運行については、当然市が運行補助をする必要がありますので、代替交通運行経費補助金を令和6年度当初予算に計上したいと考えております。
道の駅「石鳥谷」が7月15日リニューアルオープンします
上田市長
項目5番目です。
道の駅「石鳥谷」が7月15日にリニューアルオープンしますので、リニューアルオープン記念式典を行います。また、関連行事として、株式会社石鳥谷観光物産が主催し30周年感謝祭を開催します。
道の駅「石鳥谷」につきましては、県内第1号の道の駅として登録され、今年で開業30周年を迎えます。「南部杜氏の里」として親しまれておりますが、30年前にできた施設ですので、構造自体、少し古いということもありますし、建物等についても老朽化している部分もあったということでございまして、石鳥谷地域からリニューアルに関する要望があったことがスタートでございますけれども、その要望を受けて、市が改修することを決めまして、国と連携を密にしながらリニューアル工事を実施してきました。
国においてはトイレ休憩施設の整備や大型車を中心とした駐車場の拡張工事を実施していただき、市においては南部杜氏伝承館や酒匠館などの地域振興施設、南側駐車場の改修を進めてきました。この全ての整備が完了したところでございます。事業費につきましては、市負担分として約7億4,000万円、国負担分については現在、国において精査中とのことです。市負担分約7億4,000万円のうち、国の地方創生拠点整備交付金が1億694万円入っておりますし、また、合併特例債を3億4,098万円活用しておりますが、このうち7割は国からの交付税措置を受けられることとなりますので、市負担分約7億4,000万円のうち実質的な市負担は約3億9,000万円となります。国が整備を実施した分の費用については、先ほど申し上げましたとおり精査中とのことでございますが、国が整備を実施した分の費用だけを考えましても国の支援が非常に大きかったということになります。
童話村の森ライトアップ2023を開催します
上田市長
項目6番目です。
童話村の森ライトアップにつきましては、毎年大変好評でございますが、本年度についても7月22日(土曜)から10月29日(日曜)までの期間で、毎週土曜、日曜、祝日に開催いたします。お盆期間は毎日開催いたします。
ライトアップ関連イベントといたしまして、「ミラボとコラボin童話村2023」の展示や「オブジェ制作ワークショップ」の展示、星空観察会や地元高校生による朗読や鹿踊の披露などを行う「賢治先生の夕べ2023」を開催いたします。
7月23日に花巻中央広場や道路を使用したイベントを開催します ~花巻中央エリア社会実験2023~
上田市長
項目7番目です。
花巻中央広場から大堰川プロムナード、上町通りなど、花巻中央エリアにおいて、民間事業者からアイディアを募集し、社会実験を開催します。市は道路占用、公園使用等の関係機関への届け出などを行いまして、実際に事業を実施するのは民間事業者ということになります。この社会実験は、企業版ふるさと納税制度を活用し、信金中央金庫様から寄付をいただいておりますので、それを財源として実施いたします。
資料11ページには、7月23日に実施する内容が記載されておりますが、社会実験は7月23日、8月25~27日、9月24日の計5日間開催されます。7月23日以外の社会実験の内容等につきましても、実施する前に公表させていただきたいと考えております。7月23日の社会実験は、花巻おもちゃフェスティバルをはじめ、お子さんを含めて家族で楽しんでいただける内容になっているのではないかと期待しているところでございます。
花巻市防災訓練を7月9日に実施します
上田市長
項目8番目です。
花巻市防災訓練を令和2年以来3年ぶりに、7月9日に実施いたします。大雨および北上川の氾濫による「警戒レベル3高齢者等避難」を想定し、住民の避難訓練、指定緊急避難場所開設・運営訓練のほか、医療救護班・歯科医療救護班開設運営訓練やペット避難所開設運営訓練も実施します。
今回の訓練は色々な方にご協力いただきます。1つ申し上げたいことは、8年ほど前に防災訓練を実施した際には、自衛隊の方にも参加いただきました。それ以降は参加いただいていないところであります。大規模災害の場合には、県知事から自衛隊へ災害救助の出動を要請するのが原則ではございますが、緊急を要する場合には市長からも自衛隊へ災害救助の出動を要請することができます。そのことを踏まえまして、市が直接自衛隊へ災害救助の出動を要請することを想定した訓練を行うため、自衛隊からも今回の訓練に参加いただくこととなっております。
先日も自衛隊の方がお見えになってお話ししましたし、6月18日には陸上自衛隊 岩手駐屯地創立66周年記念行事が、滝沢市の陸上自衛隊岩手駐屯地で行われましたが、こういったことで自衛隊の協力をいただいておりますので、感謝の気持ちをお伝えするために私が出席してきたところです。
「第50回東北総合体育大会」花巻市内で6種目が開催されます
上田市長
項目9番目です。
東北総合体育大会が平成27年度以来8年ぶりに岩手県で開催されます。当市では、ローイング(ボート)、サッカー、ハンドボール、ソフトボール、軟式野球、クレー射撃の6種目が開催されます。
お盆の時期は元々たくさんお客さんがいらっしゃいますが、この大会をきっかけに、さらに多くの人に花巻に来ていただいて、市内の宿泊施設等もご利用いただければありがたいと思う次第です。
以上でございます。
質疑応答
道の駅「石鳥谷」がどんな場所になることを期待しているか
上田市長
道の駅「石鳥谷」は国道4号線沿いにありまして、非常に交通量が多いところでありまして、特に長距離トラック等の運転手の方の休憩スペースとしてご利用いただくことも多いようです。そういった意味では、安全に運行するための休憩スペースとして引き続きお使いいただきたいです。また、今回のリニューアルにより南部杜氏の造った日本酒を味わえる有料試飲サーバーを設置しておりますので、南部杜氏の里として、酒造りの伝統を多くの人に知っていただき、南部杜氏が造った日本酒の素晴らしさを発信できるような場所になってほしいと思っています。
また、芝生広場も整備しましたので、お子さんに遊んでいただくとか、地元のイベントを開催していただくとか、地元の方々が楽しめる場所になっていけばいいなと思っています。
道の駅「石鳥谷」のリニューアルオープン式典で、ルンビニーアート作品の除幕式とあるが、どこに作品を展示するのか
上田市長
酒匠館の芝生広場側に塀を作って、そこに展示することになります。私もまだ見ていませんが、楽しみにしています。
土沢線の代替運行について、定期便で考えているか
上田市長
定期便で考えています。バスの車両については、大型バスではありませんけれども、20人以上乗れるような、乗客の方が乗りやすいバスにしたいと考えています。
記者会見項目にはないが、チャットGPTなどの生成AIを自治体が導入するメリット、デメリットをどのように考えているか
上田市長
生成AIについては、私も使ってみたことはあります。マイクロソフトが開発したものは、どこからの情報を使って文章を生成しているのか分かるようになっていて、私はこれの方がいいなと思っております。ただ、今後、どのように発展するか分かりませんし、急速に発展していくのではないかと思いますので、市として、慌てて真っ先に使う必要はないだろうと考えています。
メリットとしては、文章を作る際の参考にするなど、市職員の業務の効率化に繋がる可能性はあるだろうと思っていますし、デメリットとしては、生成AIの情報が必ずしも正しいとは言い切れませんので、使い方には気を付けなければならないと思っています。担当部署にはそういった研究や他自治体の事例を情報収集するようお願いしているので、少しずつやっていきたいと思っています。
市としては、生成AIの導入について慎重に検討しているという考えか
上田市長
前向きに慎重に検討しています。
担当
総合政策部 広報情報課 広報係
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