令和6年6月 定例記者会見を開催しました
開催日時
令和6年6月26日(水曜)午前11時から午前11時50分まで
開催場所
花巻市役所本庁本館3階 302会議室
会見項目
- 第2次花巻市まちづくり総合計画前期アクションプランを策定しました
<担当 総合政策部 秘書政策課> - 帯状疱疹の予防接種費用を助成します
<担当 健康福祉部 健康づくり課> - 花巻市博物館開館20周年記念特別展
「アニメージュとジブリ展」花巻市博物館展 ~7月20日から9月23日まで開催~
<担当 花巻市博物館> - 「童話村の森ライトアップ2024」を開催します
<担当 生涯学習部 賢治まちづくり課> - 花巻中央エリア社会実験
~花巻みち活street to park challenge2024~を開催します
<担当 商工観光部 商工労政課> - おためし協力隊を実施します!
<担当 地域振興部 定住推進課>
冒頭コメント
上田市長
6月の定例記者会見にお集まりいただきまして、大変ありがとうございます。
今年は雨が少なくて、雪解け水も少なくて、水不足であるというニュースが流れています。花巻の大切な水がめである豊沢ダムについて、一時的に水が貯水量の5パーセントまで減ったということでございました。まだまだ雨が必要とされるというところであります。
この豊沢ダムでございますけれども、基本的には農業用水の役割が非常に大きいダムでございまして、例年、雪解け水が大体なくなってくると、その段階で梅雨の雨が降ってきて、十分な水が確保できる。さらに9月の秋霖の頃、これも水不足になってくるのですが、秋霖によって水が確保できるというダムであります。そういう意味で、今年は雪解け水が少なかったということで、例年であれば溶けて少しずつ水が確保できるのですが、その分がなかったということ、そして今年は非常に天候が良かったということで、例年にない水不足になっている状況でございます。
そういった状況を踏まえ、豊沢川土地改良区では、6月21日から20日間、水田に対する水の供給をストップしています。7月10日過ぎには、また水の供給を始める予定ということで伺っておりますけれども、我々としてはそれまでに梅雨の水が十分降ってダムの水の確保ができればいいなと、祈るような気持ちで見ているところであります。
そしてもう一つ、皆さんご心配されている点だと思いますが、水道水の水はどうなるのかということです。水道水については、県営の入畑ダムがありまして、そこが花巻の水道の水源として非常に大きな役割を果たしています。これについては花巻市ではなくて、中部水道企業団が管理しているわけでありますが、入畑ダムは夏油のそばで、そこは雪が多い地域でありますので、水について今は心配ないということでございます。そういう別の水源を使いながら、水道水は確保していけるので、住民の方々はその点については心配いらないということを申し上げたいと思います。
いずれにしても、豊沢ダムは農業用水として大変重要なダムでございますので、今後、梅雨の雨が適切に降って、農業用水が確保できればいいなというふうに思っている次第であります。
第2次花巻市まちづくり総合計画前期アクションプランを策定しました
上田市長
項目1番目、総合計画の前期アクションプランを策定したということでございます。総合計画の長期ビジョンは、将来都市像やまちづくりの目指す姿などを示すものでございますけれども、それについては今年の2月に市議会の議決を経て策定されたところであります。
具体的な施策については、このアクションプランで決めていくということでございまして、この度、令和6年度から令和9年度までの4年間を計画期間とする「前期アクションプラン」を策定したところでございます。本来であれば3月中に策定できればよかったんですけれども、色々な検討が必要だということ、あるいは市民の皆さんからの意見を聞く必要もありますし、市議会への説明なども必要でございまして、ようやく出来上がったということであります。
前期アクションプランについては、令和6年度に実施予定の事業は当然すべて入っておりますし、それにプラスして、令和7、8、9年度の事業についてもある程度掲載していますし、まだ実施が決まっていないけれども、こういうことを検討していきたいという事項についても掲載させていただいております。市議会には議員説明会という形でご説明し、ご意見をいただいておりまして、そのほか、関係団体等との意見交換や市の総合計画審議会、花巻市地域自治推進委員会、大迫・石鳥谷・東和の各地域協議会への諮問による市民参画を経て策定に至ったという経緯がございます。
前期アクションプランの中身について、詳しくはご説明しませんけれども、約300ページに及ぶ非常に分厚いものになっております。市ホームページにも掲載してありますし必要であればお渡しします。このアクションプランには、計画期間における主要事業の事業費も掲載しておりますけれども、社会経済状況の変化や事業費などの時点修正を行うため、毎年毎年見直しを行いまして、毎年度3年先までを見通したローリングを行います。具体的な事業については、その時その時でやはり検討していく必要があります。検討しながら、あるいは国の支援が得られるか等によってだいぶ違ってきますので、そういった意味でも毎年見直していく必要がありますので、今の段階で将来の事業の具体的な金額等を全て網羅して決めていくということはできない、というように考えております。
資料1ページの中段以降には、主要事業費と財政見通しを記載しておりますが、これについても今後のローリングの結果によって変わってくるわけでありますが、ただ最近の傾向としてあるのは、市債の残高は減っていく見込みであるということでございます。2、3年ほど前は約560億円の市債残高がありましたけれども、令和5年度末の段階で500億円ほどに減少しておりまして、令和6年度末以降も減っていく見込みとなっています。
財政調整基金については、今の段階では減っていくという計画にしておりますが、まちづくり基金などを合わせると、現段階においては潤沢な基金残高を確保できるのではないかなと、そういった計画になっております。基金については、市町村によって状況が違うので一概には言えませんが、よく学者の先生方は、財政調整基金は大体、市町村の標準財政規模、交付税の算定時に計算される数字でありますけれども、その標準財政規模の10パーセントから20パーセント程度であることが望ましい、というようなことを言われます。
花巻市の標準財政規模は約280億円でございますので、それから考えると28億円から56億円程度の財政調整基金があることが望ましいということになりますが、花巻市の場合、まちづくり基金が実は使い勝手の良い基金でありまして、実質的には財政調整基金を補完するような基金になっております。そういうことから考えますと、例えば令和6年度末で財政調整基金とまちづくり基金を合わせて、約120億円の残高がありまして、標準財政規模の50パーセント近い数値になります。令和9年度末の残高見込みを見ても100億円を超えていますので、他市町村に比べると比較的余裕のある財政運営になっているということであります。
そのほか、令和5年度末については、財政調整基金とまちづくり基金のほかに、令和5年度はふるさと納税が予想以上に多かったということがあります。令和5年度の予算において必要な財源に充てても使い切れなかったということで、15億円のふるさと納税基金を作っておりまして、これは令和6年度の予算において、実際に使わせていただくということを計画しております。
資料2ページ目でございます。「子ども・子育て応援プロジェクト」「花巻で暮らそうプロジェクト」の重点施策推進プロジェクトについて記載しています。
まずは「子ども・子育て応援プロジェクト」について、令和6年度の事業費総計は83億7,490万円、令和9年度には91億3,580万円を計上しております。この中で例えば「子ども医療費助成事業」については、令和6年度は3億5,200万円を計上しておりますが、令和9年度には4億4,200万円となっています。
子どもの医療費助成については、令和5年8月から所得制限を撤廃しまして、市内在住のすべての乳幼児から高校生までについて、保護者の所得額に関わらず医療費助成を受けられるようになっています。例えば小学生から高校生までは、自己負担の上限額は1医療機関ひと月につき、入院2,500円、通院750円となっておりまして、市が負担する医療費助成の額が増加傾向にありますので、将来的にも増えるだろうという見込みで、令和9年度には4億4,200万円と記載させていただいております。
また、令和5年度に子どもたちの医療費が多かった大きな要因としまして、重篤になった方は極めて少ないですが、子どもたちのコロナ感染が多かったということが挙げられます。それに伴って、高額な治療費が必要になったということでありますので、その点も「子ども医療費助成事業」の金額が増えている要因であろうと考えています。今後、コロナの感染者が少なくなって、ここまでは医療費の助成がかからないという可能性も十分あるということを我々としては思っているところですけれども、それでも、令和5年度の状況等を見ながら、医療費助成がさらに上がっていくという予想のもとにおいて、アクションプランにはこういった金額を掲載させていただいたものでございます。
それから、「副食費負担軽減事業」でございます。これについては、我々もいち早くやっていたんですけれども、今では全国の色々な自治体で副食材料費物価高騰分に対する支援を行っています。
厚生労働省とか財務省でも、物価高騰で材料費が上がった分について市が支援することは理解できる、ということをよく言われます。この事業については、我々も国と同じような考え方で始めました。他の市町村の真似をしたのではなくて、花巻市でも材料費の値上がりがあるという情報があった際に、その分はやはり市で支援するべきだと考えまして、材料費の値上がり分も含めて「副食費負担軽減事業」に令和6年度は3,490万円という金額を計上させていただきました。
ちなみに学校給食費を全面的に無償化した場合、市の負担は年間3億5,000万円ほどかかると予想しておりまして、非常に大きな金額になります。ですから少なくとも当面の間は材料費の値上がり分について、市で負担しようという考え方で、アクションプランには掲載させていただきました。
次に「花巻で暮らそうプロジェクト」についてです。こちらも色々と事業をしておりますけれども、例えば「JR花巻駅東西自由通路等整備事業」について、いつもご説明させていただいておりますが、約半分は国の補助金を見込んでいまして、残りの市負担分についても、約70パーセントが国の支援(交付税措置)を受けられる合併特例債の活用を見込み、できる限り市の負担を小さくしてやろうということで計画しています。あるいは「産業団地事業」も、この花巻で暮らそうプロジェクトの中に掲載しています。
帯状疱疹の予防接種費用を助成します
上田市長
項目2番目、帯状疱疹の予防接種費用の助成についてです。帯状疱疹は50歳を超えるとかかりやすいと言われておりまして、この支援については市議会でも要望いただいたところであります。予防接種の費用が高いということで、市が負担することで利用者の負担は安い金額で予防接種をしていただこうということで、今年度から新たに支援させていただくこととしました。令和6年度の当初予算額は6,024万円です。50歳以上の方を対象に助成しますので、たくさんの方が受けますと、数年後には市の予算もだいぶ減るのではないかなということも期待しているところであります。
ワクチンについては2種類ありまして、生ワクチン、不活化ワクチン、どちらを受けるかは接種回数や注意事項が異なりますので、接種を希望する方はお医者さんと相談して選んでいただくことになります。生ワクチンについて、助成額は1回あたり4,000円、助成回数は1回まで。不活化ワクチンについて、助成額は1回あたり1万円、助成回数は2回までとしています。
対象者には市から案内通知をお送りしますので、接種を希望される方については、この助成を活用して、早めに受けていただきたいと思います。
花巻市博物館開館20周年記念特別展 「アニメージュとジブリ展」花巻市博物館展 ~7月20日から9月23日まで開催~
上田市長
項目3番目、「アニメージュとジブリ展」花巻市博物館展を7月20日(土曜)から9月23日(月曜・振替休日)まで開催します。これは、令和3年4月の東京会場を皮切りに、これまで全国12会場で開催されておりまして、東南アジアでの開催も予定されているようですが、国内では最後の展示となる予定であると伺っています。
「アニメージュ」については、資料4ページの下段に書いていますが、1978年に創刊した日本初の本格的商業アニメ雑誌です。「風の谷のナウシカ」のアニメーション映画化でスタジオジブリ設立のきっかけとなったと言われておりまして、創刊46年を迎えた今もアニメとファンをつなぐ橋渡し役となっています。
本展の開催場所は花巻市博物館企画展示室、入場料は一般・学生1,500円、中・高校生1,000円、小学生800円、前売り券のプレイガイドは、ローソンチケット、セブンチケット、花巻市博物館、なはんプラザ、江釣子ショッピングセンターパル、テレビ岩手アカデミー、花巻市文化会館、KKday、です。前売り券は先ほど申し上げました金額よりも、それぞれ200円安くなるということでございまして、売れ行きは好調であると伺っています。なお、本展の入場券で花巻市博物館の常設展示も見ることができます。
6月20日(木曜)からは、コミュニティバス「土沢線」のバス車両に本展のポスターで使用されているイラストや、「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「風の谷のナウシカ」「機動戦士ガンダム」などを車両の窓ガラスにラッピングして運行しております。大変好評のようでございまして、是非多くの方にご利用いただければと思っています。
そのほか関連イベントについては、資料5ページに記載しておりますが、例えばイトーヨーカドー花巻店に本展のサテライトが登場しますし、7月19日には報道機関向けの内覧会を開催する予定にしております。オープニングセレモニーは7月20日に宮沢賢治童話村野外ステージでテープカットや矢沢中学校吹奏楽部によるジブリ音楽の生演奏を予定していますし、ジブリの社長さんもお見えになる予定です。また、声優の島本須美さん(「風の谷のナウシカ」のナウシカ役など)、「アニメージュとジブリ展」展示監修者の高橋望さんによるトークショーも開催します。
そして、「アニメージュとジブリ展」の期間中は、本展コラボメニューとしまして、市内16か所の飲食店でアニメの世界をイメージしたオリジナルメニューを提供予定です。
7月20日から9月23日までですけれども市内飲食店で、このアニメの世界をイメージしたオリジナルメニューを提供いただきます。このメニューにつきましては、ジブリさんとそれぞれの店舗さんが個別に打ち合わせを行って、ジブリさんの了解を得て、そのようなオリジナルメニューを提供できるということでございまして、市民の皆さんにも大変喜んでいただけるのではないかなと思っています。
そのほか、「わたしたちのジブリ作品」をテーマに、市内の保育・幼児教育施設に通う子どもたちが制作した作品を博物館のポーチガラス面に展示します。また、7月20日、21日には、スタジオジブリの武重洋二美術監督によるワークショップ、8月9日、10日には、「風の谷のナウシカ」特別上映会を文化会館にて開催予定です。なお、この上映会は「アニメージュとジブリ展」のチケットまたは半券をお持ちの方のみ無料でご覧いただけます。
このほかにも関連イベントの開催を計画していまして、内容が決まり次第、公式サイトなどで随時お知らせさせていただきます。
「童話村の森ライトアップ2024」を開催します
上田市長
項目4番目、童話村の森ライトアップでございます。期間は7月20日から10月27日の毎週土・日曜日、祝日です。お盆期間である8月10日から18日は毎日開催します。
内容的には例年同様の展示になりますけれども、関連イベントとして、市内の小学生が自由な発想で絵付けしたアクリル板をオブジェに仕上げて展示します。また、星空観察会を9月7日、10月12日に開催しますし、10月6日にはパフォーマンスアート集団「ヒクト」と地元高校生がダンスパフォーマンスを行います。
このライトアップでございますけれども、8年前、宮沢賢治生誕120周年の際に周年イベントとして開催しまして、大変好評だったことから、その後もやるということになりまして、例年皆さんに楽しみにしていただけるようなイベントになっているわけでございます。ライトアップのオブジェを増やしすぎると、それはそれで統一性が取れなくなるということもありますので、今年はあまりオブジェを大々的に増やすということは予定しておりませんけれども、これについては、長い目で、将来的にどういったライトアップをしていくかということについて、引き続き検討していきたいと思っています。
花巻中央エリア社会実験 ~花巻みち活street to park challenge2024~を開催します
上田市長
項目5番目、花巻中央エリア(花巻中央広場から大堰川プロムナード、上町通りなど)の広場や道路のさまざまな使い方や、まちなかで過ごすイベント等のアイデアを民間事業者から募集する社会実験について、昨年度に引き続き実施します。
7月の実施予定として、7月14日、15日に「一箱古本市at上町」を旧まちなかビジターセンター前で、7月20日には花巻中央広場、花巻中央広場ヒルズエリア、周辺道路にて「花巻おもちゃフェスティバル」が、7月28日から9月29日までの毎週日曜日は「上町子ども乗り物広場 on Sunday」が開催されます。
実施にあたっては、資料8ページにも記載していますが、車両交通規制を行うため、バスはう回運行となります。ご迷惑をおかけすることになりますが、まちの活性化のため、ぜひご協力をいただければと思います。
おためし協力隊を実施します!
上田市長
項目6番目、おためし協力隊については、地域おこし協力隊の方々にご協力いただきまして、地域おこし協力隊に興味のある方に花巻に来ていただいて、2泊3日で花巻の地域おこし協力隊の活動についてご紹介して、体験していただくというような内容になっています。7月、9月、10月の全3回の実施を予定していまして、今回は1回目、7月26日から28日の内容について、ご紹介させていただきます。
定員は先着5名、場所としましては、アールペイザンワイナリー、ぼうまい村、花巻ユースセンター ハナレヤベースなどです。参加費は無料ですが、JR新花巻駅までの交通費、宿泊費、現地での飲食代についてはご負担いただきます。
アールペイザンワイナリーは社会福祉法人「悠和会」が運営する、障がい者就労支援施設です。県内で初めて、ハウス内でのブドウのポット栽培に取り組んでいまして、そこでポット栽培について説明した後、ブドウ栽培体験を実施予定です。丘の上にある非常に景色のいいところでございまして、そこからブドウ畑が見えますので、フランスのワインの産地へ来たような、そんな雰囲気も味わってもらえるのではないかなと思います。
ぼうまい村については、現役の地域おこし協力隊員である坊迫舞香隊員が活動拠点としている、田瀬湖畔にある古民家です。彼女は将来的には自分でクラフトビールを作りたいという気持ちがあるようですので、そういったホップ栽培作業を体験いただく予定です。
花巻ユースセンター ハナレヤベースについては、こちらも現役の地域おこし協力隊員である内田祐貴隊員が、花巻駅前の空き家をユースセンター(若者の居場所)として活用するため、セルフリノベーションを行っていまして、そのリノベーション作業を体験予定です。
ぜひ来ていただいて、実際に地域おこし協力隊になるかどうか、これはその方々の考えですから、必ずしもならなくてもいいわけでして、まずは来て、色々と体験していただきたいと思っています。
主な質問
「アニメージュとジブリ展」の市内飲食店とのコラボメニューについて、どの店舗でどんなメニューが出るのか、いつ頃に分かるものか。
【花巻市博物館副館長】
本日の資料の方にも載せさせていただきましたが市内16の店舗でオリジナルメニューを提供させていただけるということでございますけれども、現在、花巻観光協会にお願いをして、パンフレットを作成しているところです。パンフレットが完成次第、配布させていただきますし、公式サイトでも紹介させていただきますので、申し訳ありませんが、そちらで確認いただければと思います。
総務省が決めた、ふるさと納税制度のルールの見直しについて、市にとってどのような影響があると考えているか。
【上田市長】
今回のルールの見直しについては、自治体が仲介サイトを通じてふるさと納税の寄付を募る際、寄附した人に特典ポイントを付与する業者の利用を禁止するもので、自治体が仲介業者に支払う、ポイントに係る経費が浮くことで、自治体の収入になる額が増える、という狙いがあるようですが、我々もそれは理解しています。
その上で、ポータルサイトの役割については、全国の利用者に対して各自治体でこういうふるさと納税を募集しています、返礼品はこういったものがあります、といったことをPRすることについて、やはり大きな役割を果たしていると思っています。見直しが実施されるのは来年10月からということでございまして、まだ時間はありますが、総務省では、ポータルサイトが新たな対応をするというような発言をしておりまして、その内容について、我々は分かりませんので、今の段階では、そのポータルサイトの新たな動きを見ながら、対応を考えていくことになると思います。ただ、ポータルサイトの役割は先ほど申し上げましたように、やはり大事でございますので、仮に、ポータルサイト独自のポイントがなくなったとしても、ポータルサイト自体は残るのではないかなと、そのように思っています。
担当
総合政策部 広報情報課 広報係
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情報政策係 電話:0198-41-3508 ファクス:0198-24-0259
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