「豊沢川流域のエミシ」展(令和元年7月13日から令和元年9月23日)
イベントカテゴリ: 歴史・文化 暮らし・健康
開催エリア:大迫地域
- 開催期間
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令和1年7月13日(土曜)から令和1年9月23日(月曜)まで
(会期中無休)
- 開催場所
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花巻市総合文化財センター
花巻市総合文化財センターでは、市内の遺跡や出土品などを紹介する企画展を開催しています。今回の展示会は古代の豊沢川流域に暮らした人々について取り上げます。
六国史などの古代の歴史書では、奈良時代や平安時代の日本列島北部の辺境地域に暮らしていた人々のことを「蝦夷(エミシ)」と書いています。そこには実態と異なる偏見の視点で書かれたエミシ像が見られることもあります。
エミシと律令国家との交流の様相については、戦争などの軋轢(あつれき)を含めてある程度の文献史料が残っていますが、豊沢川流域のエミシを記述した例はごく少ないため、彼らの動向はよく分かっていません。一方、豊沢川の流域で実施された発掘調査からは、エミシの暮らしの様子や律令国家との交流の様子が知られるようになってきました。
この展示会では、出土品や文献史料をとおして豊沢川流域のエミシたちの実態について紹介します。
展示構成
(1)エミシとは―「毛人(エミシ)」「蝦夷(エミシ)」「蝦夷(エゾ)」
エミシと呼ばれたのはどんな人たちだったのか説明します。そして、エミシとエゾとの違いについて文献史料の記述などから解説します。
(2)豊沢川流域のエミシと暮らし(古墳時代~奈良時代)
豊沢川流域の地形、エミシの集落遺跡の分布状況や主な遺跡について説明します。また、出土遺物をとおしてエミシの暮らしの様子を考えます。さらに、エミシの墓所「熊堂古墳群」の発掘調査状況や出土遺物を展示・紹介します。
(3)律令国家との交流(奈良時代~平安時代)
豊沢川流域のエミシと律令国家との交流の様子を出土遺物や歴史的事実をとおして考えます。また、平安時代以降の北上川流域のエミシの動向や薭縫郡の設置などの変化について解説します。
(4)その後のエミシ
10世紀の終わり頃から11世紀にかけて、奥六郡の支配者として安倍氏が勢力を持ってきます。その当時の稗貫地方の様子について考えます。
会期・入場料等
会期
令和元年7月13日(土曜)から令和元年9月23日(月曜)
会場
花巻市総合文化財センター 企画展示室
住所:岩手県花巻市大迫町大迫3-39-1
電話番号:0198-29-4567
開催時間
午前9時から午後5時まで(最終入館時間は午後4時30分)
休館日
会期中休館日なし
入場料
大人200円、小中高生100円(20名以上の団体割引は各50円引き)
上記料金で常設展もあわせてご覧いただけます。
- 花巻市内・遠野市内に在住する小中学生は受付で「まなびキャンパスカード」、花巻市と遠野市の高等学校に在籍する生徒は生徒手帳、富士大学学生は学生証を提示すると、入館料が無料となります。
- 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳等のご提示で入館料が無料となります。また、障がい者1名につき付き添いの介護者1名の入館が無料となります。
- 花巻市消防団応援事業制度により「花巻市消防団員カード」のご提示で消防団員は全額、消防団員の同伴者(5名まで)は半額無料となります(消防団応援公共施設一覧)。
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このページに関するお問い合わせ
花巻市総合文化財センター
〒028-3203 岩手県花巻市大迫町大迫第3地割39番地1
電話:0198-29-4567 ファクス:0198-48-3001
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