花巻市総合文化財センター企画展「山岳博物館とベルンドルフ~花が紡いだ60年のあゆみ~」(令和7年4月26日から7月6日)を開催します

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ページ番号1023371  更新日 令和7年4月25日

イベントカテゴリ: 歴史・文化 暮らし・健康 子育て

開催エリア:大迫地域

企画展「山岳博物館とベルンドルフ ~花が紡いだ60年のあゆみ~」

山岳博物館とベルンドルフ展 4月26日から開催

開催期間

令和7年4月26日(土曜)から令和7年7月6日(日曜)まで

開催時間

午前9時 から 午後5時 まで

最終入館時間は午後4時30分

開催場所

花巻市総合文化財センター

内容

平成の市町村合併前の大迫町とオーストリア共和国ニーダーエスタライヒ州ベルンドルフ市は、早池峰山に咲くハヤチネウスユキソウとヨーロッパのアルプスに咲くエーデルワイスがよく似ているという縁で、1965(昭和40)年に国際友好都市提携を結びました。新市発足後の2006(平成18)年11月には、花巻市とベルンドルフ市で提携継続の調印を行い、交流は現在も続いています。

山岳博物館は、国際友好都市提携を記念し、ベルンドルフ市の女性建築技師を招き、大迫町の大工の手により1971(昭和46)年に建設されました。愛宕山公園内に建てられたオーストリアの民家風の建物・大迫町立山岳博物館は、友好都市ベルンドルフ市の紹介、早池峰の自然や登山・スキーの歴史を紹介し、地域の特色ある建物となりました。しかしながら、建物の老朽化により、2011(平成23)年に閉館。同じ敷地内に建設された花巻市総合文化財センターへ収蔵資料は移管されました。

令和7年は、ベルンドルフ市との友好都市提携60年を迎えます。本企画展では、総合文化財センター設立時に移管された旧山岳博物館の資料を中心に、ベルンドルフ市との交流の歴史や、そのシンボルとなった山岳博物館のあゆみを紹介します。

入場料

大人200円、小中高生100円(20名以上の団体割引は各50円引き)

上記料金で常設展もあわせてご覧いただけます。

展示内容

1.大迫とベルンドルフ

旧大迫町は、町内に北上山地の最高峰・早池峰山が所在し、その信仰を源とする早池峰神楽が伝えられている地域です。岩手県のほぼ中央に位置しており、古くは内陸と沿岸部をつなぐ宿場町として栄えました。
また、気候や地形の特色から、馬産やたばこ葉の耕作が盛んで、花巻地域でも特色がある産業が行われてきました。現在では、ぶどう栽培やワイン造りが町の特産として知られています。
2006(平成18)年に一市三町の合併によって、花巻市大迫町となりました。

オーストリア共和国ベルンドルフ市は、オーストリア共和国ニーダーエスターライヒ州バーデン地区に属する山間部にある、人口は約9,000人の都市です。首都ウィーンから南南西に約50キロメートルの位置にあります。
歴史のある都市で、築100年以上の家が多く残っており、代表的な産業は銀食器をはじめとする銀製品、松ヤニなどです。

1965(昭和46)年に、早池峰山に咲くハヤチネウスユキソウとアルプスに咲くエーデルワイスがよく似ている縁により、友好都市交流が始まります。

旧大迫町とベルンドルフ市について関係資料から紹介します。

大迫とベルンドルフ
大迫町とオーストリア共和国のベルンドルフ市との交流のきっかけなどを関係資料から紹介します。

2.山岳博物館

山岳博物館は、ベルンドルフ市との友好の記念館として建てられました。
建築は、オーストリアの女性建築技師セルマ・ラストフカ氏を大迫町に招き設計、地元の大工の手によって建てられました。
山岳博物館は、ベルンドルフ市との交流の歴史や記念品、早池峰山の自然、登山やスキーに関係する資料を展示・紹介するほか、自然観察会の開催や『早池峰の植物』の刊行など、自然や文化に関する身近な博物館として親しまれてきました。
しかしながら、建物の老朽化により2011(平成23)年4月に閉館。その資料は、同敷地内の花巻市総合文化財センターに引き継がれました。

移管された収蔵資料から、山岳博物館のあゆみを紹介します。

山岳博物館
ベルンドルフ市との友好の記念館として建てられた山岳博物館について、パネルや当時、展示していた資料などで紹介します。

3.友好都市60年のあゆみ

1965(昭和40)年から始まった友好都市締結から、2025(令和7)年で60年を迎えます。
その間、大迫町から、2006(平成18)年の一市三町の合併により新花巻市へと変わりましたが、同年11月に、新市とベルンドルフ市との提携継続の調印を行い今も両市の交流は続いています。

友好都市締結から、留学生、親善登山隊の派遣、市内の中高生のベルンドルフ市への派遣研修、ベルンドルフ市のギムナジウム校(伝統的な中等学校)の生徒の受け入れなど、交流が行われてきました。
また、5年ごとに記念式典が開催され、訪問団が相互に往来しています。

交流のあゆみを年譜や写真、記念品などの関係資料から辿り、紹介します。

友好都市60年のあゆみ
友好都市締結60年のあゆみを、ベルンドルフ市から来られた訪問団からいただいた記念品などを展示し紹介します。

入場料等

大人200円、小中高生100円(20名以上の団体割引は各50円引き)

上記料金で常設展もあわせてご覧いただけます。

入館料の減免について

  • 花巻市内・遠野市内に在住する小学生と特別支援学校の(小中学生)は受付で「まなびキャンパスカード」を提示すると、本人と付き添い1名の入館料が無料となります。
  • 花巻市内・遠野市内に在住する中学生は受付で「まなびキャンパスカード」を提示すると、入館料が無料となります。
  • 花巻市と遠野市の高等学校に在籍する生徒は生徒手帳を提示すると、入館料が無料となります。
  • 富士大学学生は学生証を提示すると、入館料が無料となります。
  • 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳等のご提示で入館料が無料となります。また、障がい者1名につき付き添いの介護者1名の入館が無料となります。なお、障害者手帳アプリ「ミライロID」もご利用いただけます。
  • 花巻市消防団応援事業制度により「花巻市消防団員カード」のご提示で消防団員は全額、消防団員の同伴者(5名まで)は半額無料となります(消防団応援公共施設一覧)。

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このページに関するお問い合わせ

花巻市総合文化財センター
〒028-3203 岩手県花巻市大迫町大迫第3地割39番地1
電話:0198-29-4567 ファクス:0198-48-3001
花巻市総合文化財センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。