9月24日から9月30日は結核予防週間です

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ページ番号1019315  更新日 令和5年9月22日

厚生労働省では、毎年9月24日から9月30日を「結核予防週間」と定め、結核に関する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。

結核は過去の病気と思われがちですが、今でも1年間に1万人以上が結核を発症し、2000人前後が亡くなっています。感染防止や早期発見のため、結核への理解を深めることが大切です。

結核とは?

結核とは、結核菌によって主に肺に炎症が起きる病気です。結核菌を排出している患者の咳やくしゃみなどによって結核菌が空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことで感染します。(空気感染)

ただし、結核に感染しても必ず発病するわけではありません。体力や免疫力があれば結核菌を抑え込み、発病しないこともあります。しかし、加齢や病気などで免疫力が低下すると、抑え込まれていた結核菌が増殖し発病してしまいます。発病することで、風邪と似た症状が出現し、周りに感染させる恐れが出てきてしまいます。

次のような症状がある方は、早めに受診しましょう。

  • 咳やたんが2週間以上続く
  • 微熱が続く
  • 身体がだるい
  • 急に体重が減ってきた

結核は治せる?

結核と診断されても、複数の薬を6か月から9か月毎日飲み続ければ治すことができます。しかし、途中で服薬をやめてしまうと結核菌が薬に耐性を持ってしまい、薬が効かなくなってしまう場合があるため、継続して飲み続けることが大切です。

予防できるの?

普段から免疫力を高める生活を送ることが大切です。バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動、禁煙、ストレスをためないことなどを意識しましょう。免疫力が高ければ、結核に感染しても発病を防げる可能性が大きくなります。

定期的な検診も大切!

結核の早期発見には、胸部レントゲン検査も有効です。
市では、65歳以上の方を対象に無料で結核健康診断を実施しています。対象の方は、年に1回受診しましょう。
 

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