糖尿病や慢性腎臓病の重症化を予防するための取り組みを推進しています

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ページ番号1022178  更新日 令和8年6月3日

糖尿病や慢性腎臓病の重症化を予防する取り組み

国では、国民の健康を目的とした重要な取り組みの1つとして糖尿病性腎症による年間新規透析導入患者数の減少を掲げ、様々な取り組みを推進しています。

花巻市においても「花巻市医師会」「花巻市歯科医師会」「花巻市薬剤師会」と連携を図りながら、糖尿病および高血圧による腎症の重症化や人工透析への移行を防ぐため、下記の取り組みを行っています。

なお、本取り組みにご協力いただいている医療従事者の方は下記のページをご覧ください。

なぜ糖尿病の重症化を予防するのか

糖尿病とは

糖尿病はインスリンという血液中のブドウ糖(血糖)を下げるホルモンの働きが十分でないために、血糖値が高い状態が続く病気です。

長期間、糖尿病を治療しないでいると、全身の血管が傷ついたり、詰まったりします。

特に神経と眼、腎臓は細い血管が集まっているため血糖の影響を受けやすく、次の病気は糖尿病の3大合併症と言われています。

  • 糖尿病性神経障害:3大合併症の中で初めに出てくる症状で、足のしびれ、違和感など特に両足に様々な症状が現れます。
  • 糖尿病網膜症:次に出てくるのが眼の中の網膜の症状で、目がかすんだり、まぶしく感じられる等の眼の症状が現れます。
  • 糖尿性病腎症:透析の手前まで放置してしまうと、足がむくんだり、血圧が上がったり、だるくなったりと腎臓の症状が現れます。

また、太い血管が傷つくことで心筋梗塞や脳梗塞、抹消動脈疾患(足の血管が詰まる病気)が起こる可能性があります。

なぜ糖尿病性腎症に注目しているのか

国がなぜ糖尿病性腎症に注目しているかというと、新しく人工透析が必要になった方の病気を原因別に分けたとき、一番多かったのが糖尿病性腎症であり、全体の約4割を占めているからです。

一般的に血糖値が高い状態を10年から15年以上放置すると透析治療が必要になると言われています。

糖尿性病腎症を予防するために

糖尿病は病気になってからなるべく早い時期に治療を始めることが重要ですが、糖尿病初期の場合は自覚症状がないこともあります。

糖尿病に早く気が付くためには定期的に健康診断を受けることが重要であり、既に治療を受けている人は医師の指導のもと適切な血糖値を保つことが大切です。

糖尿病性腎症進行イメージ

高血圧等による腎硬化症を防ぐ

高血圧による腎機能の低下

高血圧が心臓や脳の血管の病気につながるとご存じの方は多いと思いますが、細い血管の集まる腎臓の血管にも圧力がかかるため、徐々に血管が狭くなり血液の流れが悪くなります。

腎臓は心臓から送り出される血液のうち2割もの量が必要な臓器であり、血液の流れが悪くなると徐々に腎機能が低下し、慢性腎不全につながります。

高血圧から腎硬化症、そして人工透析へ

新しく人工透析が必要になった原因の病気は糖尿病性腎症が最も多いですが、次に原因として挙げられるのが高血圧を主な原因とする腎硬化症です。

また、近年、高齢化を背景として腎硬化症を原因とする透析患者が増加傾向にありますが、男性を中心とした若年層でも腎硬化症患者は増えており、幅広い年代で注意が必要です。

自宅で血圧を測り定期的に血圧を把握することや、すでに血圧が高い場合は早期に治療を行うことが重要です。

取り組みの対象となる方

40歳以上の国民健康保険の被保険者で、糖尿病・慢性腎臓病・高血圧のいずれも治療を受けておらず、当該年度の特定健診の結果で次のいずれかを満たしている方

(1)血糖値

  1. 糖尿病の未治療者または治療中断者のうちHbA1c6.5%以上の方

(2)腎機能

  1. 慢性腎臓病未治療の方で、尿たんぱく+以上の方
  2. 慢性腎臓病未治療の方で、血清クレアチニン値が男性1.30mg/dl 以上または女性1.00 mg/dl 以上の方

(3)高血圧

  1. 高血圧未治療または治療中断者で収縮期血圧180mmHg以上の方
  2. 高血圧未治療または治療中断者で拡張期血圧110mmHg以上の方

対象となった方の流れ

対象の方に案内文書をお送りします

上記対象者の方に、医療機関受診のおすすめ又は保健指導のご案内をお送りしています。

医療機関受診のおすすめが届いた方

お送りした「医療機関 受診のお勧め(オレンジ色の紙)」「医療機関 担当医様(オレンジ色の紙)」「返信用封筒」「健診結果」をお持ちのうえ、かかりつけ医または協力医療機関にて受診をお願いいたします。

医療機関の方は、「医療機関 担当医様」をお持ちになった方が受診された場合は、記入欄に必要事項を記載後、返信用封筒またはファクシミリにて健康づくり課に返送していただきますよう、御協力をお願いします。

医療機関受診のおすすめの流れ

保健指導のご案内が届いた方

後日、市の保健師又は栄養士から保健指導に関する日程調整のご連絡をさせていただきます。

保健指導の連絡

薬剤師からの確認

取り組みの一環として、糖尿病治療薬をお渡しする方には薬剤師から次のことを確認・説明させていただくことがあります。
なお、「お薬手帳」や「糖尿病連携手帳」をお持ちの方は処方箋と一緒に提出をお願いします。

  1. 正確に服薬していただくために「服薬の必要性を説明」させていただきます。
  2. 薬を間違いなく調剤するために「服薬状況や残薬」「治療目標値」「現在の血糖値」「歯科や眼科の受診状況」をお聞きします。

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健康づくり課
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予防推進係 電話:0198-41-3608 ファクス:0198-23-3122
成人保健係 電話:0198-41-3613 ファクス:0198-23-3122
健診管理係 電話:0198-41-3614 ファクス:0198-23-3122
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