家庭で血圧を測ろう!
ご自身の血圧がどのくらいか知っていますか?血圧の数値は、測ったそのときの状況や、1日のなかでも測る時間によって変わります。ですので、健康診断や病院などでたまに測る値は本当の血圧とは言えません。さまざまな影響で数値が変わりやすい血圧を正しく知るためには、家で毎日同じ条件で血圧を測ることが重要です。自分の血圧を知るために、家で血圧を測りましょう!
家庭で血圧を測るメリット
- 病院などでは高めの測定結果が出る方(白衣性高血圧症)も、本来の血圧値がわかります。
- 脳卒中などにつながりやすいと言われる危険な「早朝高血圧」の兆候を見つけることができます。
血圧を測るタイミングは?
朝と夜1日2回、できるだけ同じ時間帯に測定することをおすすめします!
朝の測定では…
- 起きたら1時間以内に
- トイレを済ませてから
- 薬を飲む前・朝食前に
座って1分から2分安静後
夜の測定では…
- 寝る前に
- 座って1分から2分安静後
血圧の正しい測り方
ポイント1 腕帯を正しく巻く
腕帯の下端をひじの内側から1センチメートルから2センチメートル上にあわせ、ぴったりと巻きます。腕帯は素肌に巻くのが基本ですが、薄い肌着などの上からでも測れます。
ポイント2 ゆったり座って背筋をのばす
腕を机の上などにのせ、腕帯を心臓(乳首)と同じくらいの高さにして測ります。その際、姿勢が前かがみにならないよう注意しましょう!
高血圧の判断基準について
病院や健診で測る血圧を「診察室血圧」、家で測る血圧を「家庭血圧」といいます。病院などで血圧を測ると緊張などから一時的に血圧が上がってしまうことがあります。そのため、診察室血圧の高血圧の判断基準は、少し高めに設定されています。家では、リラックスして測ることができるため、家庭血圧の高血圧の判断基準は、低めに設定されています。
診察室血圧
最高血圧 140mmHg(ミリメートルエイチジー)以上
最低血圧 90mmHg(ミリメートルエイチジー)以上
家庭血圧
最高血圧 135mmHg(ミリメートルエイチジー)以上(75歳以上は、145mmHg(ミリメートルエイチジー)以上)
最低血圧 85mmHg(ミリメートルエイチジー)以上
注)いづれか一方でも基準値を超えていれば高血圧です。
上記の値が1週間から2週間以上続く場合は、医療機関を受診しましょう。
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