高村光太郎「花巻温泉」英訳付き冊子を作成しました

『The Onsen of Hanamaki』

詩人・彫刻家である高村光太郎は、1945年米軍の空襲により東京のアトリエを失い、生前に交流のあった宮沢賢治とのつながりを通じて花巻に疎開してきました。終戦後、花巻市太田に小屋を建て、7年間自給自足の生活を送りました。

亡くなるおよそ1か月半前、東京で病床にあった光太郎が花巻での思い出を語った「花巻温泉」という文章があります。その文章を地域おこし協力隊の森川沙紀隊員が英訳し、冊子を作成しました。花巻の温泉地や人々の暮らし、町の移り変わりなどが光太郎の温かい眼差しで描写されています。

観光案内として、地域資料として、多くの皆様にご覧いただき、花巻をより深く知るきっかけになれば幸いです。

【設置場所】
花巻市役所及び市内各図書館、高村光太郎記念館をはじめ、花巻観光協会、花巻駅等の観光案内所や作成にご協力いただいた市内の一部温泉施設等に置いています。
数に限りがございますのでお持ち帰りはご遠慮いただき、設置場所でご覧いただきますようお願いいたします。

設置場所が遠方の方は、以下のPDFデータもあわせてご覧ください。

※一部誤字等を修正し、再掲載しました。（7月25日追記）

PDFデータ

• The Onsen of Hanamaki（PDF版） （PDF 34.7MB）