大迫あんどんまつりが岩手県の無形民俗文化財に指定されました
大迫あんどんまつりが岩手県の無形民俗文化財に指定されました
花巻市指定無形民俗文化財である大迫あんどんまつりが、令和8年4月10日付け岩手県教育委員会告示第2号により、岩手県の無形民俗文化財に指定されました。
本件で、花巻市では、県の文化財への指定は32件目、うち無形民俗文化財は9件目の指定となります。
なお、岩手県内の指定文化財の件数は、今回を含め413件となりました。
大迫あんどんまつりの概要
大迫あんどんまつりは、天明・天保の飢饉の餓死者を弔うために、施餓鬼供養のあんどんを持って町内を歩いたのが始まりとされており、盆の火焚き行事である「万灯(まんどう)」の一つです。
大迫町では、特に飢饉で苦しんだ地域の歴史を意識した死者供養を目的とする祭りが展開し、盆ににぎやかに踊るなどの習俗とともに灯ろう山車が継承され、近年ではその年の物故者の慰霊も行われています。
開催期間は8月14日と16日の2日間で、上町、川原町、下町、若衆組によって4台のあんどん山車が運行されています。
現在は「大迫あんどん山車保存会」が祭りを主催し、運行順路と時間を定めて、山車を集めた観光イベントも開催しています。
また、参加者の確保や役割の制限緩和を進めるなど、各町が地域を挙げて継承の努力をしています。
万灯行事が、その本質である死者供養を認識し直しながら展開した、地域性が表れた盆行事です。
平成17年には、花巻市指定無形民俗文化財に指定されています。
保持団体:大迫あんどん山車保存会
担当
文化財係
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