八木巻神楽が岩手県の無形民俗文化財に指定されました
八木巻神楽が岩手県の無形民俗文化財に指定されました
花巻市で8件目となる県指定無形民俗文化財
花巻市指定無形民俗文化財である「八木巻神楽」が、令和2年4月7日付け岩手県教育委員会告示第3号により岩手県の無形民俗文化財に指定されました。これにより、花巻市の県指定無形民俗文化財は8件となりました。
八木巻神楽の概要
「八木巻神楽」は、大迫町外川目地区に伝承される山伏系(修験系)神楽で、その始まりは永禄7年(1564)と伝えられています。
現在の神楽の保存会には、安政6年(1859)の権現幕が残っていて、江戸時代には神楽が舞われていたことは確かです。江戸時代の度重なる飢饉のため幾たびも中断を余儀なくされながらも、その都度復活を遂げ今日まで存続された神楽で、内川目に伝わる岳神楽・大償神楽や同地区の旭の又神楽との深い交流があり、当地における近現代の神楽の状況が考察できる資料としても貴重です。
この度、県民の文化財となったことを機に、これまで以上に多くの人に親しまれ、今後も後世に伝えられる民俗芸能となるよう、地域の方々と協力して伝承に努めてまいります。


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