2019年7月1日より受動喫煙を防ぐためのルールが新しくなります

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ページ番号1009624  更新日 令和1年6月28日

2019年7月1日からは、学校・児童福祉施設、病院、診療所、行政機関の庁舎等での原則敷地内禁煙となります

花巻にお住いの皆様や事業所の方には、受動喫煙の防止に関してより一層の取り組みをお願いします。

健康増進法改正のスケジュールについて

この法律は、施設等の類型・場所に応じ、施行に必要な準備期間を考慮して、2020年東京オリンピック・パラリンピックまでに段階的に施行する予定になっています。

施行スケジュール

改正健康増進法の基本的考え方と体系

1.「望まない受動喫煙による健康影響」をなくす

受動喫煙を望まない人が、屋内で受動喫煙にさらされるような状況をなくします。

2.受動喫煙による健康影響が大きい子ども、患者等に配慮

20歳未満の人や病気の人が主に利用する施設や屋外について、受動喫煙対策をいっそう徹底します。

3.施設の類型・場所ごとに対策を実施

施設において、利用者の違いや受動喫煙による健康影響の程度に応じ場所ごとに異なる喫煙ルールを定め、喫煙室には標識の掲示を義務付けます。

改正法の全体像

喫煙を主目的とする以下の施設では、施設内で喫煙が可能です。

  • 喫煙を主目的とするバー、スナック等
  • 店内で喫煙可能なたばこ販売店
  • 公衆喫煙所

ただし、喫煙可能部分には

  1. 喫煙可能な場所である旨の標識の掲示が義務付けとなります。
  2. 来店客・従業員ともに20歳未満は立ち入れません。

詳しくは、下記の厚生労働省の特設Webサイトをご参照ください。

受動喫煙とは?

「受動喫煙」とは、本人がたばこを吸っていなくても他の人が吸っているたばこから立ち上る煙や、その人が吐き出す煙を吸いこんでしまうことを言います。いづれの煙にも「ニコチン」や「タール」など多くの有害物質が含まれており、それを吸い込んだ人にも影響を及ぼします。

受動喫煙でどんな影響があるの?

受動喫煙が及ぼす深刻な健康影響のデータは以下の通り。また、たばこを吸わない人は、たばこの煙に対する感受性が高く、煙を吸うと少しの量でも大きな健康影響を受けるという報告もあります。

受動喫煙による「病気になるリスク」

たばこをやめようかな?と考えているあなたへ勧める「禁煙治療」

禁煙できないのは、意思の問題ではなく「ニコチン依存症(脳の病気)」になっているので、やめにくいということが分かっています。そのための治療が「禁煙治療」です。お医者さんのアドバイスやサポートを受けることで、一人で禁煙するよりも、禁煙の成功率がたかまり「楽に」「より確実に」禁煙に取り組むことができます。また、禁煙治療は健康保険で受けることができます。詳しくは、下記のサイトをご覧ください。

望まない受動喫煙をなくすための各種啓発ツール

厚生労働省では、望まない受動喫煙をなくすための各種啓発ツールとして、ポスターならびにチラシ(国民向け・事業者向け)の下記データを公開しています。

改正健康増進法の詳細については下記の厚生労働省ホームページをご参照ください。

【参考】平成30年10月現在の花巻市内施設の禁煙分煙状況ー健康づくり課 取り纏めー

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