令和8年度一般会計予算の概要をお知らせします
令和8年第1回花巻市議会定例会で、令和8年度当初予算が審議、可決されましたので、一般会計予算の概要をお知らせします。
予算編成の考え方
令和8年度予算は、これまでの市政を継承しまして、第2次花巻市まちづくり総合計画前期アクションプランの分野ごとの主要な施策を計上したほか、「子ども・子育て応援プロジェクト」「花巻で暮らそうプロジェクト」を加えて予算を編成しておりますが、予算編成期に市長選挙が行われましたことから、扶助費や公債費などの義務的経費や、市民生活に直結する福祉や教育をはじめとした、継続的な事業のみを計上することを基本とした「骨格予算」としております。
ただし、新規の政策的な事業であっても、国の制度への対応や、年度当初から速やかな対応が求められる事業については、骨格予算に盛り込んで編成しております。
1 子ども・子育て応援プロジェクト
はじめに、産前・産後サポート及び産後ケアの充実です。これまでの日帰り型の産後ケア施設1施設に加えまして、令和8年6月に宿泊型の産後ケア施設1施設、8月頃に日帰り型の産後ケア施設1施設が新たに開設されます。妊娠、出産に関する悩み等の相談支援や、産後間もない母子への心身のケアを充実します。
次に、5歳児健康診査については、こどもの成長や発達、生活リズムの乱れなどを確認し、保護者の不安や悩みを相談できる機会として実施し、家庭や保育園等の関係機関と連携して、こどもの特性等に応じた適切な支援につなげることにより、安心して就学ができることを目指します。
次に、こども誰でも通園の実施であります。生後6か月から満3歳未満までの保育園等に通っていないこどもを対象に、就労要件を問わずに月一定時間まで、保育園等の利用が可能になります。公立1園と私立4園の合計5園で実施します。
次に、保育園等保育料・副食費の負担軽減であります。0歳から2歳の保育園等の保育料の負担軽減、3歳以上の副食費について、第2子以降の無償化、第1子の一部支援についても継続し、子育て世帯を経済的に支援します。
次に、矢沢学童クラブの施設整備でありますが、現在矢沢小学校の空き教室に開設しておりますが、矢沢地区義務教育学校の開校に伴い、移転が必要であることから、基本設計及び用地取得に着手します。
次に、学校給食費の無償化・負担軽減であります。小学生の給食費は、国が定める軽減基準額を超える分を市が負担し、完全無償化を実施します。中学生の給食費は、これまでと同様に食材料費の価格高騰分を市が負担し、保護者負担額の据え置きを継続します。
2 花巻で暮らそうプロジェクト
はじめに、JR花巻駅東西自由通路等の整備でありますが、東西自由通路の整備については、令和8年度は仮駅舎工事に着手し、仮駅舎の秋以降の供用開始を予定しているほか、通路降下部の用地取得を行います。西口駅前広場の整備については、広場整備工事に着手するほか、駐車場の用地取得を行います。
次に、空き家バンク制度等による住宅取得支援であります。39歳以下の若者世代や県外からの転入者への奨励金や、空き家リフォームに補助する制度を引き続き行います。
また、空き家及び空き店舗を解体後、その跡地に新築した場合に補助する空家等解体活用事業補助金も継続します。
次に、産業団地の整備であります。花南産業団地について、中央部のB工区の造成工事が令和7年度で完了しますので、令和8年度は、南側のC工区の造成工事と調整池工事などに着手するほか、北側のA工区の埋蔵文化財調査などを進めます。
次に、UIJターン者就業奨励金、移住支援金の継続であります。県外から移住、就業した方に対し、最大25万円を支給する市単独事業のUIJターン者奨励金を継続します。
移住支援金については、主に東京圏からの移住者への支援、東京圏内の大学に通う大学生が県内の企業に就職し、市内へ転入する際の移転費用に対する補助も引き続き行います。
3 まちづくりの6つの分野
はじめに、「しごと」の分野に関係する、鳥獣被害対策の強化であります。市街地等に出没する熊の痕跡が発見された際の現場確認の対応などにあたる有害鳥獣対策支援員を1名増員し、3名体制にするほか、クマの生息密度調査(ヘアトラップ調査)を2か所で実施し、人里周辺で活動しているクマの状況を明らかにします。
また、クマの捕獲について、県から1頭あたり8千円が交付されますが、市独自に2万2千円を上乗せし、県の補助と合わせて3万円を交付します。
つぎに、「暮らし」の分野に関係する、公共交通、タクシー助成の充実であります。市民の移動手段として欠くことのできない、幹線バス路線への支援などを継続し、市民生活に必要な交通手段を確保します。
また、交通手段をもたない高齢者や障がい者の方々の通院時のタクシー等の利用料金に対する助成制度については、助成方法を、これまでの支払いをした後で申請する方法から、事前に利用者に配布したチケットでお支払いいただく「チケット払い」へ変更し、利用しやすい制度に改善します。
つぎに、「子育て・ひとづくり」の分野に関係する、宮沢賢治生誕130年記念イベントの開催でありますが、8月に予定しているライブやトーク、映像を楽しめるイーハトーブフェスティバルのほか、賢治が愛用したチェロとトシのヴァイオリンで奏でる弦楽四重奏コンサートなど、7月以降、年度を通じてイベントを開催します。
つぎに、新花巻図書館の整備についてでありますが、基本設計、実施設計を進めます。
つぎに、「行政経営」の分野に関係する、デジタル技術を活用し、利便性を向上させる取り組みを行います。
1つ目は、窓口DXSaaS(まどぐちディーエックスサース)システムを導入し、転入、転出、出生などに係る手続きと関連する各種手続きの「書かない窓口化」を行います。
2つ目は、自動翻訳機能付きのAI音声認識字幕表示システムを導入し、会話の内容などをリアルタイムで文字化し表示するディスプレイを本庁窓口2か所へ設置し、市民と職員、双方のコミュニケーションを支援することで窓口対応を向上させます。
3つ目は、公共施設予約システムと連携した「スマートロックシステム」を導入し、一部の施設の鍵の受け渡しを各施設へ設置するキーBOXを介して行い、オンラインで施設の予約から利用まで可能となる環境を整備します。
予算の規模
歳入歳出予算総額 581億2,914万円
花巻市の令和8年度一般会計予算について、総額は581億2,914万円です。これは令和7年度当初予算に次ぐ過去2番目の規模となり、比較すると4,948万円の減(0.1%)の減となります。
なお、国の追加配分や令和7年度補正予算において本市に対する国庫補助金の配分の通知をいただいた小学校施設維持事業などの5事業、総額5億8,568万円を合わせた令和8年度の実質的な予算規模は、587億1,482万円となり、令和7年度の実質的な予算規模584億3,206万円との比較では、2億8,276万円の増(0.5%の増)となります。
主な事業の概要
「子ども・子育て応援プロジェクト」「花巻で暮らそうプロジェクト」「まちづくりの6つの分野」の主な事業については、下記をご覧ください。
添付ファイル
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