土砂災害に備えて

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ページ番号1000891  更新日 令和5年12月22日

土砂災害から身を守るために

がけ崩れや土石流といった土砂災害は、大雨などを原因として発生し、大きな被害をもたらすことがあります。
気象情報をこまめにチェックしたり、早めの避難行動によって、被害を未然に防いだり、軽減したりすることが可能です。

土砂災害が発生するおそれのある場所について

(1)土砂災害危険箇所

土砂災害危険箇所は、警戒避難体制を構築し土砂災害による被害を防止するため、岩手県が調査しているもので、土石流危険渓流、地すべり危険箇所、急傾斜地崩壊危険箇所の総称です。

  1. 土石流危険渓流:土石流による被害の発生するのおそれのある渓流
  2. 地すべり危険箇所:地すべりによる被害の発生するおそれのある箇所
  3. 急傾斜地崩壊危険箇所:急傾斜地崩壊(がけ崩れ)により被害のおそれのある箇所

県の調査による土砂災害危険箇所は、令和4年12月31日時点で花巻市内に526箇所あり、これらは後述する「土砂災害警戒区域(通称イエローゾーン)」と、土砂災害警戒区域内に「土砂災害特別警戒区域(通称レッドゾーン)」に指定されています。
これに加え、県は令和4年度と令和5年度にかけて、市内723箇所の新たな「土砂災害が発生するおそれのある箇所」を公表しました。

新たに公表された土砂災害が発生するおそれのある箇所は、下記のリンク先よりご確認ください。

(2)土砂災害警戒区域(イエローゾーン)

岩手県では、公表した「土砂災害危険箇所」を調査・測量等した上で、土砂災害により人体に被害が及ぶおそれがある区域を土砂災害防止法(平成12年法律第57号)に基づく「土砂災害警戒区域」として指定しています。

土砂災害警戒区域は、令和4年3月31日時点で市内526箇所指定されています。

指定された土砂災害警戒区域では、岩手県により砂防ダム等のハード事業や土砂災害警戒情報の発表などのソフト事業の実施が行われます。

(3)土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)

土砂災害警戒区域のうち、土砂災害により建物が破壊されるなど、より大きな被害が生じるおそれがある区域は「土砂災害特別警戒区域」として指定されています。

土砂災害特別警戒区域は、令和4年3月31日時点で市内478箇所指定されています。

土砂災害特別警戒区域に指定されますと、土砂災害警戒区域と同様のハード・ソフト事業のほか、建築物の構造規制や特定の開発行為に対する許可制といった制限が生じます。

令和4年9月30日以前に指定された「土砂災害警戒区域」及び「土砂災害特別警戒区域」は花巻市のハザードマップでも確認いただけます。

土砂災害の前兆について

土砂災害が起きるときには、下記のような前兆現象が起きることがあります。前兆現象を見たり、聞いたりした場合は、早めに避難してください。前兆現象や被害情報は、花巻市災害対策本部までご連絡ください。

がけ崩れの前兆現象例

  • 小石がぱらぱら落下する。
  • 表面に流水が発生する。

土石流の前兆現象例

  • 山から地鳴りがする。
  • 土臭いにおいがする
  • 渓流水位が急に減ったり、流木が発生する。

地すべりの前兆現象例

  • 斜面がふくらむ

避難に関する情報が出た場合

  • 市から、避難情報などの避難に関する情報が発表されたときは、速やかに避難場所へ避難してください。(異変や身の危険を感じた場合は、避難に関する情報を待たずに安全な場所へ避難してください。)
  • 外出するのが危険な場合は、2階やがけ地などから離れた部屋に避難しましょう。
  • 避難に関する情報は、エフエム花巻や携帯電話への緊急速報メール、市広報車等でお知らせしていきます。

参考リンク

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このページに関するお問い合わせ

防災危機管理課
〒025-8601 岩手県花巻市花城町9番30号
危機対応係 電話:0198-41-3511 ファクス:0198-24-0259(代表)
地域防災係 電話:0198-41-3512 ファクス:0198-24-0259(代表)
防災危機管理課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。