【自宅療養者・濃厚接触者向け】災害が起きた・起きる恐れがある場合の避難

自宅療養中でも地震や台風等の災害は発生します

地震や台風等による水害は、いつ発生するかわかりません。

いざ、災害がおこったときに、生命を守るとともに、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、「自宅療養者」・「濃厚接触者」の方々に平時の備えと災害時にどのような行動をとっていただくかまとめました。

平時の備え

1．避難先を検討する

• 避難とは、「難」を「避」けること。安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。
• 市町村が作成しているハザードマップを確認し、浸水する可能性や土砂災害の危険性がない場所に自宅がある方で、自宅で安全を確保できる場合は在宅避難を検討してください。
• 浸水する地域でも浸水深が3メートル未満で自宅が2階以上であること、水が引くまでの間の食料・水・トイレが確保できる場合は2階など上階への垂直避難も検討してください。

• 指定緊急避難場所・指定避難所・各地区のハザードマップ（令和5年12月22日更新）

• 断水や停電に備えて、水、食料、カセットコンロ、簡易トイレなどを家族全員の1週間分を目安に備蓄しておきましょう。
• 豪雨時の屋外の移動は車も含め危険です。やむを得ず車中泊をする場合は、周囲の安全確認を十分に行ってください。

• 知っておくべき5つのポイント（内閣府）（外部リンク）

2．避難場所・避難所へ持参するもの

市の備蓄品には限りがあるため、感染防止や健康状態の確認のために必要となるものを可能な限り持参してください。
避難するときの持ち物

• マスク（マスクがない場合は手ぬぐいや、鼻や口を覆うハンカチなど）
• 消毒液
• 体温計
• パルスオキシメーター
• ウェットティッシュ、ペーパータオル
• タオル
• ビニール袋
• スリッパ
• 服薬中の薬
• お薬手帳
• 食料、飲料
• 現金、預金通帳、健康保険証、運転免許証、カード類など
• 印鑑
• 懐中電灯
• スマートフォン、携帯電話
• 携帯ラジオ
• モバイルバッテリー
• 携帯トイレ

災害時の行動

3．在宅避難や親類・知人宅への避難が可能な場合

ご自宅の安全が確保されている場合は、新型コロナウイルスに感染する方が拡がってしまうことが考えられるので、引き続きご自宅での療養をお願いします。

親類・知人宅への避難をされる場合は、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、次の避難所での過ごし方のように基本的な感染症対策を行ってください。

4．避難所への避難が必要な場合

災害時や地震発生後に、ご自身で安全を確保することが困難な方には、「自宅療養者」・「濃厚接触者」の方々を受入れする避難所をお伝えしますので、花巻市地域振興部防災危機管理課（0198‐41‐3511）までお問い合わせください。
この場合、避難所までは、原則、ご自身で移動していただきますことを、あらかじめご了承ください。

 

5．避難所での過ごし方

• 避難所に入る前に、受付での検温、体調チェックを行いましょう。
• 受付で自宅療養者・濃厚接触者であることを教えてください。
• 事前に「避難者カード」及び「健康チェックシート」に記入して受付で提出してください。
• 自宅療養者、濃厚接触者用のスペースを設けていますので、職員の指示に従って専用スペースで過ごしましょう。
• 食事前、トイレ使用後、ごみ処理後等、頻繁に石鹸と水で手洗いをしましょう。
• 水を十分に確保することが困難で手洗いができない場合は、アルコール消毒液で代用しましょう。
• 咳エチケットを徹底しましょう。
• アルコール消毒液は避難所の出入口に設置されていますので、入館時には必ず手指の消毒を行 いましょう。
• トイレの使用後、汚してしまった場合はトイレットペーパーで拭き取る、ドアノブ・蛇口等をトイレ付属のハンドタオルで拭き取るなどできる範囲で清掃しましょう。
• 避難所内は可能な限り、定期的（1時間に2回程度）に換気を行いますのでご協力ください。
• 避難者同士は2メートル程度の距離を保ちましょう。
• 食事時間をずらして密集・密接を避けましょう。
• 毎日体温を測り、自身の健康状態を確認しましょう。
• 体調不良の場合は我慢せず、すぐに避難所の職員に相談しましょう。

• 避難者カード （Word 21.7KB）
• 健康チェックシート （Word 18.7KB）