【令和4年4月1日更新】小型光合成促進機・暖房機器(株式会社長府製作所花巻工場(旧・サンポット株式会社))

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ページ番号1015533  更新日 令和5年3月2日

小型光合成促進機・暖房機器

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【令和4年4月1日更新】
サンポット株式会社は、2022年(令和4年)4月1日をもって、親会社である株式会社長府製作所と合併したことで、株式会社長府製作所花巻工場となったことに伴い、記事内の会社名等を一部修正しました。

小型光合成促進機ってなに?

この夏、「東京2020オリンピック・パラリンピック」ではスケートボードなどの新競技で新たな注目アスリートが続々と誕生するなか、農業界注目のニューフェイスが花巻の地で誕生しました。

岩手県の農業活性化を後押しする「小型光合成促進機」。花巻市内のみならず岩手県内・日本国内で小規模なハウス栽培を行っている農業者にとって、革命的な機械となりうるこの製品を開発・販売したのが、「株式会社長府製作所花巻工場(旧社名:サンポット株式会社)」です。

「サンポット」ってどんな会社なの?

サンポット株式会社は、石油ストーブ、温水暖房ボイラー、給湯機などの一般家庭用製品から、体育館などの大規模施設用の暖房システムまで扱う、環境対応型の総合暖房機器メーカーです。

会社の歴史は古く、昭和40年(1965年)に「ガスター販売株式会社」として設立し、埼玉県川越市にて石油燃焼機器の製造販売会社として歩み始め、昭和44年(1969年)に現在の「サンポット株式会社」としての歴史がスタートしました。

花巻との縁が繋がったのは、平成11年(1999年)のこと。東京で開催した「花巻地方産業立地フェア」に、同社が出席したことがきっかけとなりました。同社では、顧客の多くが北海道・東北地方であることから、製品輸送の利便性等を考えて東北地方への進出を計画しており、高速道路や航空路線などの交通の便が良いこと、企業集積があることが決め手となり、平成13年(2001年)に東北地方の製造拠点として、花巻温泉にほど近い花巻第二工業団地に花巻工場が建設されました。その後、平成16年(2004年)に花巻工場を増設したことを契機に、平成18年(2006年)には本社を埼玉県川越市から花巻市へと移転し、操業を開始いたしました。サンポット株式会社は、2022年(令和4年)4月1日をもって、親会社である株式会社長府製作所と合併したことで、株式会社長府製作所の花巻工場という位置づけになりましたが、北海道・東北地方で抜群の知名度を誇る「サンポット」というブランド名は残ることとなりました。

同社が日本で初めて開発・販売した「ポット式石油ストーブ」は、石油に点火した後に空気を混ぜて燃焼させ、排気ガスを煙突で屋外に排気する方式のため、耐久性が高いこと、暖房出力の可変が簡単であること、排出されるすす・煙が少ないことから「快適でクリーンな暖房機」として、寒冷地である北海道、青森県・岩手県・秋田県などの北東北地域を中心に高いシェアを誇ります。同社の経営理念である「快適性と健康生活環境を創造する企業」のもと、環境性を重視した製品・システムの研究開発を積極的に行い、お客様のニーズにお応えできる製品をこれまで提供してきました。

環境への配慮としては、日本国内で多量に調達できる森林資源であり、再生可能エネルギーとして注目を集める「バイオマス」を活用した「ペレットストーブ(注1)」の普及・定着を目指しています。また、「地中熱冷暖房ヒートポンプシステム(注2)」の普及促進、環境対応リサイクル商品「温水床暖房用ゴムチップパネル(注3)」や、排熱を再利用して熱効率を高めた石油暖房・給湯・追いだきタイプのボイラーなど、暖房機器・システム総合メーカーならではの優れた技術で、地球環境の保全と人々の快適な生活を幅広くサポートしています。

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暖かな火が灯るペレットストーブ

(注1)ペレットストーブとは、間伐材や未利用材などや製材工場やチップ工場から出る端材や樹皮など、木の成分だけを固めて円筒形にした「木質ペレット」を燃料として利用するストーブです。ペレットを薪のように火で燃やしているにもかかわらず、普通のストーブと同じように温度調整が可能で、燃やしているからこそ香る、ほのかな木の香りが特徴。木質ペレットは燃やすと二酸化炭素を発生させますが、発生した二酸化炭素はこれまでに木が生長する際に大気中から吸収し蓄えていた二酸化炭素を再放出する形となることから、「カーボンニュートラル」な燃料として世界的に注目を集めています。また、強制給排気形(FF式)のため、煙突タイプに比べ設置がカンタンで、快適な居住空間を保ちます。

(注2)地中熱冷暖房ヒートポンプシステムは、地下200mより浅い地盤に存在する温度が10℃~17℃程度の低温の熱エネルギーを利用したヒートポンプシステムです。この地中の熱エネルギーは、夏は冷熱源、冬は温熱源として、年間を通して安定した利用を見込むことができます。地中熱を利用することで、暖房はまるで「ひだまり」のような暖かさ、冷房は「木陰」のような涼しさで、空間を快適な温度に保つことができるのが特徴です。また、再生可能エネルギーである地中熱を利用することから、二酸化炭素の排出を削減できるなど、環境に配慮した製品です。

(注3)花巻市総合体育館でも採用している温水床暖房用ゴムチップパネルは、ゴムと木の廃材を有効利用した環境に優しいリサイクル製品です。床から部屋全体を温めることができる低温ふく射熱の心地よさに加え、弾力性のあるゴムチップパネルが足・膝への負担を和らげることができます。また、ジョイントレスで、どんな形のスペースでも自在に敷設できる自由度の高いパネルとなっており、つなぎ目のない1本の温水パイプをパネルに組み込んでいくスタイルなので、水漏れなどの心配もないのが特徴です。

小型光合成促進機(KCA-1000)の魅力

同社が開発した「光合成促進機」は、小型の炭酸ガス発生装置になります。「炭酸ガス発生装置」は、大規模栽培用の大型のものが全国的には主流として流通しています。しかしながら、岩手県は小規模ハウスが多いことから、関東以西で使用されている300坪以上のハウス用の大型のものは費用対効果が悪いこと、二酸化炭素が供給過多になってしまうことがネックでした。また、夏場の暑さ対策ではハウスを開放して換気することが多いことから、二酸化炭素を室内に充満させるタイプの従来の装置では、ハウス内の空気・温度調整が難しいなどの課題がありました。

そこで同社では、岩手県で主流の栽培規模である60から100坪のハウスでの使用を目指して、令和2年(2020年)から小型化に着手します。同時に、岩手県農業研究センターの協力を得て、トマトなどに対し、効果の検証を行ったそうです。

小型光合成促進機の開発に携わった、技術一課課長の生駒裕勝さんに開発のエピソードを伺いました。

「農業分野の機械製造の経験がない当社は、暖房機器メーカーとしての視点から開発を進めました。小型光合成促進機は基本的にはハウス内での使用となるため、高温多湿な環境下での使用が想定されます。同社が得意とする暖房機器は基本的には室内で使用するものですが、従来製品とは異なる設置環境での使用に耐えられるよう、サビ止めの塗装を行うこと、強風時に火が消えないようにする工夫やクリーンなガスを放出できるように調整するのが大変でした。」と開発時の苦労を教えてくださいました。

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開発当時の苦労を語る生駒裕勝さん

開発した小型光合成促進機は、高さ48センチ、幅64センチ、奥行20.6センチのコンパクトサイズで、ハウスの規模に応じて炭酸ガスの発生量を3段階に切り替えられるのが大きな特徴です。生駒さんにその他の特徴を伺ったところ、「運転時間を設定できるタイマー、対震自動消火装置、不完全燃焼防止装置等の安全装置を搭載するなど、暖房機器メーカーとしてのノウハウを生かしました。暖房機器では安全装置は付いていて当たり前の機能ですが、農業用の機械とはいえ、使用される農家さんの安全を考えて、小型光合成促進機にも必ず搭載しようと考えていました。オプションにはなりますが、二酸化炭素モニターをつけることで、さらに安全性を確保することができます。」と、ユーザー目線での使い勝手の良さが追及されています。なお、送風ファンや穴あきダクトを組み合わせることで、局所施用に対応できるのも特徴になります。ランニングコストは、灯油代が月々約1万円程度と、大型の機械と比較して安く抑えられるのもこの機械の魅力です。

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新たに開発された小型光合成促進機

なぜ光合成促進機が必要なの?

そもそも、なぜハウス内に炭酸ガスを発生させる必要があるのかというと、植物の生育に必要な「光合成」が関係しています。小学校で勉強する「光合成」ですが、ハウス栽培の状況も踏まえながら、なぜ光合成促進機が必要なのかを考えていきたいと思います。

植物が光合成を行う際に必要なものは、「二酸化炭素」、「水」、「光」です。植物に「光」が当たると、空気中の「二酸化炭素」と根から吸い上げた「水」から「糖(でんぷん)」を作り出します。光合成により作り出された「糖(でんぷん)」は葉や芽、果実に行き渡り、植物体の成長を促します。つまり、植物が円滑に光合成を行い成長するためには、二酸化炭素はなくてはならないものということです。

しかしながら、植物が密集したハウス内では、太陽の光が降り注ぐ日中は光合成が活発になり、二酸化炭素が植物に吸収され、酸素が排出されることで、ハウス内の二酸化炭素濃度がかなり低下してしまいます。二酸化炭素が少なくなってしまうと十分な光合成が行われず、植物の生育が悪くなり、収量や品質が低下してしまう恐れがあります。

光合成促進機は、二酸化炭素濃度が低下する状態を防ぐとともに、十分な二酸化炭素を供給することで植物の光合成を促し、作物の収穫量の増加と品質の向上を目指すことができることから、ハウス栽培を行う農家さんにとっては非常に重要な機械です。

岩手営業所所長の藤原健市さんに、小型光合成促進機の販売状況等について伺いました。

「今年の夏から、岩手県内限定で先行販売を開始し、これまでに10ヶ所以上の農家さんに導入していただきました。当社としては初めて農業分野に進出することになることから、当社の目と手の届く範囲でフォローさせていただきながら、改良点などがないかを見極めたかったので、まずは岩手県内限定とさせていただきました。」と、導入後のアフターフォローにも余念がありません。

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小型光合成促進機等の営業を統括する藤原健市さん

営業を統括されている藤原所長は、農家の皆さんに使用感について現場でお話を伺うことがあるそうですが、「キュウリやトマト、イチゴを栽培する農家さん達からは、通常の栽培方法よりも3割ほど収穫量が増加したといった報告がありました」と、小型光合成促進機の活用により、収穫量増加には一定の効果を実感しています。

藤原所長からは「新聞で報道されたりラジオCMを行ったりしたことで、当社の暖房を使用いただいている農家さんから「こんな製品も作っているんだね」と、少しずつお問合せをいただくようになりました。まずは来年の夏の全国展開開始に向けて、農作物のどの部分に風を当てるのが良いのかなど、情報を集めていきたいと思います。」とのお話がありましたので、小型光合成促進機の今後の展開が期待されます。

世界的な原油高で燃料代が高騰するなか、コストを安く抑えつつ、農産物の収穫量の増加が見込まれる光合成促進機は、岩手県のみならず日本全国の農業界における救世主的存在になりうるかもしれません。

製品の魅力とは

2021年(令和3年)4月に入社した栗村優希さんにもお話を伺いました。栗村さんは奥州市出身で、水沢高校から青森県内の大学へ進学、就職活動のタイミングで岩手県に戻ってくることを決意したそうです。

「地元に戻って地域に貢献したいという想いがあり、岩手県内に本社がある企業を中心に就職活動を始めました。県内の企業研究を進めていたところ弊社を見つけたんですが、「そういえば小さいころにCMで見たことがあるな」というのが第一印象でした。暖房機器は冬の岩手県での生活には欠かせないものですので、間接的に人の役に立てるのではないかと思い、入社を志望しました」と、人々の生活に寄り添いたいという想いを胸に、新社会人として入社を果たします。

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入社の想いを語る栗村優希さん

現在は営業職として、主に久慈市を中心に活躍中の栗村さん。仕事を始めてまだ1年に満たないですが、「職場の皆さんは非常に優しく、様々なことを気軽に相談できる雰囲気でありがたいです。新人ですので、まだまだ分からないことだらけですが、代理店様からの要望などをかなえられるよう、日々の業務に取り組んでいます」と語る栗村さんに、この冬おすすめの製品をご紹介(営業をして)いただきました。

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営業担当・栗村さんおすすめの暖房機器「ゼータスイング」シリーズ

「おすすめは、新色が登場した「ゼータスイング」シリーズの暖房機器です。「ゼータスイング」シリーズはFF式で、通常タイプと床暖内蔵タイプがあります。冬の新色「スコッチブラウン」は温かみがあり、「どんな部屋にも合うストーブ」として人気です。また1日の灯油の使用量やトータルの灯油使用量が、ボタン1つで大きく表示されるのも特徴です。」と爽やかな笑顔と営業トークで、製品の魅力をたっぷりと伝える栗村さんも社会人として初めての冬を超え、2年目の春を迎えます。

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「ゼータスイング」シリーズの魅力を語る栗村さん。説明にも力が入ります

取材当日は花巻でも雪が積もり、非常に寒い日となりました。「雪の降り始めはストーブが動かないなどの問合せがないかと、社内でも緊張感があります」と語る藤原所長ですが、会社周辺は自社の技術を活用したロードヒーティングが整備されているほか、社内は自社製品の暖房機器の稼働により、雪が降る寒い天気でも快適な空間となっていました。

「冬の季節はたくさんの問合せが寄せられるので、様々な問合せに対応できるように勉強していきたいです。また、来年度に入社する後輩は、仕事の面で様々なことに挑戦してほしいと思います。分からないことを分かるようにするために自分自身で調べることで、イレギュラーな質問にも答えられるようになるので、新人だからこそ貪欲に勉強していきたいです」と語る栗村さんの今後のさらなる活躍が期待されます。

寒冷地での生活をより豊かに

取材当日は、生産部・資材部副部長の藤島孝憲さんに案内していただき、工場内部も見学させていただきました。工場内はライン作業を行う部門と1人ですべての組み立てを行う部門に分かれており、従業員の皆さんが黙々と製品の組み立てを行っていました。

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製品が迅速に組み上げられていく製造ライン

売れ筋商品は、1人ですべての組み立てを行うセル生産ラインで組み立てています。セル生産ラインでは、1日1人当たり30台前後の製品を組み立てることが可能とのことですが、製品に精通している必要があるので、配置されるのは在籍10年以上のベテランの従業員の方々です。

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セル生産ラインのほか、他の部門も含め女性が多く活躍する職場です

「残業は基本的にはしないように配慮しています。どうしても残業が必要な繁忙期でも最大1時間までの残業として、働きやすい職場づくりに努めています。」と藤島さんが語るとおり、従業員の方の定着率も非常に高いとのことですので、従業員の皆さんが満足されて働いていらっしゃるということがうかがえます。

それぞれの部門で製造された製品は着火テストを行うため、電気と灯油が自動で供給される検査ラインへと集約されていきます。暖房機器の不具合の有無は、購入者の冬の生活の快適さに直結することから、検査に関する認定を取得した専門検査員を配置し、「きれいな火が出ているか」等の燃焼試験を全数で実施しています。「確実に良い製品を届ける」というプライドを、検査体制からうかがい知ることができました。

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すべての製品の燃焼テストを行う検査ライン

現在は社会情勢などの影響もあり、部品調達が難しい面もありますが、多くの取引先のご協力もあり、様々な視点から最適な調達を実現しつつ、製造ラインを維持しているそうです。

「岩手県内には技術力の高い企業が非常に多いです。花巻市内のある企業にはストーブの外装塗装をお願いするなど、地域に密着した取引を行っています。部品はできる限り岩手県・東北地方から調達したいと考えているので、新規開拓をしながら取引先を増やしているところです。」と藤島さんに教えていただきましたが、自社でも非常に高い技術をお持ちです。「600度まで耐えられる特殊な塗装を自社で施していますが、この技術は岩手県だけではなく東北地方で見ても非常に珍しい技術です。企業秘密なので、すべてお見せできないのですが…」と非常に残念そうに自社の技術を教えてくださいました。

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サンポットの技術が詰め込まれた塗装ライン

小型光合成促進機を開発した生駒さんは、北海道第2の都市である旭川市のご出身です。真冬には最低気温がマイナス20度を下回ることがたびたびあり、極寒の地方でしか見ることができないダイヤモンドダスト(注4)が観測されることでも有名な地域のため、花巻での生活に戸惑いはなかったそうです。「花巻は北海道と違って四季がはっきりしていること、人が優しく親切なことが良いですね」と話す生駒さんは、花巻での生活に満足していただいているようです。

生駒さんをはじめ、社員の皆さんは「寒い地域の人にとって暖房機器は非常に身近な存在。寒さに震えながら帰宅してきた人を、そっと暖かく迎えられるような環境を作りたい。」と異口同音に語ります。暖かな環境を生み出すことを目指す社員の皆さんの手によって、寒冷地に住む人々の生活を豊かにする製品が作られています。

(注4)ダイヤモンドダストとは、氷点下15度以下、無風で湿度が高いとき、空気中の水蒸気が急速に冷却されて氷の粒になって浮遊する現象のこと。空中で舞い散るこの無数の氷の粒が、日光に反射してキラキラと輝くことから命名され、別名として「天使のささやき」などとも表現されています。

最後に…

人類の歴史の始まりから、火は人々の生活のすぐそばにありました。生活必需品である「火のぬくもり」は、寄り添って身も心も温め、調理し、食事を共にし、語り合う、といった人々の営みを常に支えてきましたが、ライフスタイルや家族構成が大きく変化した現代においても変わることはありません。同社では、「いつでも」、「どこでも」、「赤ちゃんからお年寄りまで誰もが」安全で快適に過ごすことができる製品を作ることで、家、職場、学校、施設など、様々な心地よい空間を創り上げています。

暖房機器を通して、世界の未来と地球規模での環境保全を大きな視点で見つめている株式会社長府製作所花巻工場。限りある資源の節約と同時に、エネルギーの種類にこだわらない柔軟な発想で、環境負荷の小さい製品の開発を続け、省資源・省エネ・リサイクル化を積極的に推進してきました。「現在」求められている地球環境保全に対して、「過去」から培ってきた暖房機器・システム総合メーカーならではの環境に対する高い技術力と製品で、「未来」に向けて社会ニーズに応えた製品を製造していきます。

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製品情報

  • 小型光合成促進機(KCA-1000 A1)希望小売価格239,800円(税込)

  • ゼータスイング(UFH-703SX A1 BR)希望小売価格310,200円(税込)

お問合せ先

株式会社長府製作所花巻工場 0198-37-1115(代表)
受付時間:月曜から金曜、午前9時から午後5時まで(土、日、祝日および会社指定休日(年末年始・夏季休暇)を除く)

企業情報

株式会社長府製作所花巻工場
花巻市北湯口第2地割1番地26
0198-37-1115(代表)

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