【令和6年12月13日掲載】ようこそ亀ヶ森へ(友月庵)

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ページ番号1022640  更新日 令和6年12月13日

歴史感じる宿「友月庵」(ゆうげつあん):築125年の古民家をリノベーション

令和6年5月、大迫町亀ケ森に新たに誕生した宿『友月庵』。

経営者である大和田博さんは、合同会社亀ケ森醸造所の代表としてワインとシードルの醸造にも携わっています。

今回はワイナリーが経営する宿『友月庵』についてご紹介します。

地元愛が生んだ宿

茨城県水戸市出身の大和田さんは、友月庵の周りに自生する竹林に故郷の風景を感じたそうです。

より多くの人々に亀ケ森の魅力を認識してもらい、集い、地元の美味しいものを味わい、『笑顔』になる場所をつくること。

その想いから、新しい宿「友月庵」の開業に至りました。

大和田さんの写真
大和田博さん

1日1組限定の宿

提供する客室は、北部屋(10畳和室)、中部屋(7.5畳和室)、南部屋(5畳ベッド)の全3部屋。

1日1組限定の利用となっており、食事の提供はありませんが、自炊可能な台所が用意されています。

また、食堂・くつろぎの場として『囲炉裏の間』と『神楽の間』があります。

神楽の間では、開業記念として大償神楽を舞っていただいたそうです。

北部屋
北部屋(10畳和室)
中部屋
中部屋(7.5畳和室)

特別じゃない時間

元からあった形を生かすため、基本的な間取りは昔のまま。

合板(薄い木材を接着剤で貼り合わせた板)は使わない。極力、プラスチックは使わない。土間の洗い出し仕上げには河原にあるような石を使うなど懐かしい雰囲気に。

随所にこだわりを感じる友月庵ですが、「こだわりは無い」と大和田さんは言います。

この言葉には、この宿が決して特別な場所ではなく、ここで過ごす時間も『特別じゃない』ものであってほしいという想いが込められていると感じます。

囲炉裏の間の写真
囲炉裏の間
神楽の間の写真
神楽の間

宿泊事業を始める前からのサポート

ワイナリー経営と並行して新しい事業として宿泊事業を始めるため、『花巻市起業化支援センター』へ相談を行い、国の補助金を活用することにしました。

申請するために必要な書類の説明や作成支援など、申請から報告まで伴走した支援を受けました。

看板犬のクウの写真
看板犬のクウ

友月交風(ゆうげつこうふう)

宿の名前『友月庵』は、『友月交風(月を友とし風と交わる)』から名付けられました。

ここでは、テレビという情報を友とするのではなく、月を友とする時間が過ごせます。

大和田さんは、「この宿を拠点に亀ケ森をぶらぶら歩いて、『何もない』を楽しみ、静かに流れる時間を過ごす。そんな使われ方をしてもらえたら。」と話してくれました。

大迫町亀ケ森にある友月庵で、ぜひ『特別じゃない時間』を過ごしてみてはいかがでしょうか。

友月交風
友月庵の名前の由来になった「友月交風」の書

店舗情報

「友月庵」(ゆうげつあん)

住所:花巻市亀ケ森14-57

電話番号:090-2873-6939

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