【令和6年9月12日掲載】本場イタリアからエスプレッソマシンがやってきました(MINARI COFFEE)

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ページ番号1022119  更新日 令和6年9月12日

石鳥谷町にあるコーヒースタンド「MINARI COFFEE(ミナリコーヒー)」

2024年7月、石鳥谷町の国道4号線沿いにあるコーヒースタンド「MINARI COFFEE」へ、店内の改装工事を経て本場イタリアからヴィンテージのエスプレッソマシンがやってきました!

今回は、自家焙煎のスペシャルティ(高品質な)コーヒーや、本格的なエスプレッソを提供するMINARI COFFEEをご紹介します。

MINARI COFFEEの店舗外観

MINARI COFFEEについて

MINARI COFFEEは、北上市出身の佐藤さんとご友人の方が共同で2022年にオープンしたコーヒースタンドで、店舗は石鳥谷町の国道4号線沿いにあります。
店舗に入るとコーヒーの良い香りに包まれ、店内では正面に広がる田園風景を眺めながら、本場イタリアのエスプレッソや自家焙煎のスペシャルティコーヒー、曜日限定のクロワッサンやスコーンをはじめとする自家製焼き菓子が楽しめます。
※ドライブスルー提供にも対応しています。

MINARI COFFEE店内
MINARI COFFEE店内
コーヒーの産地が分かる世界地図が特徴的
自家焙煎のコーヒーと店内からの景色
自家焙煎のコーヒーと店内からの景色
国道の奥には田園風景や山々が広がっています

MINARI COFFEEを始める前には、医療系のお仕事をされていた佐藤さん。
以前から抱いていた「いつか自分でお店をやってみたい」という想いから、飲食関係の会社へ転職。飲食業界での経験を積んだところへ偶然、自身のイメージに合った現在の店舗を見つけ、コーヒー店で働く友人の影響からコーヒースタンドとして開店の準備を始めました。

2022年4月の開店当初は、焙煎されたコーヒー豆を仕入れ、店舗で淹れて提供していましたが、ご縁があって焙煎機を導入することになり、現在は自家焙煎も行う「ロースター(焙煎所)」としてコーヒー豆の仕入れ、焙煎、販売も自分たちでおこなっています。

3年目の節目に、お客様のご縁で繋がったデザイナーの方へロゴ、キャラクターの製作を依頼し、改めて自分たちのイメージを見つめなおした結果、佐藤さんは「気軽に行けて親しみやすい雰囲気だけど、実は自家焙煎もしていて本格的なコーヒー作りに向き合っているお店」のイメージが自分たちに合っていると気付きました。

※ロゴのデザインの外注にあたっては、花巻市の企業競争力強化支援事業補助金を活用しました。

店主の佐藤さんとブランドロゴ
店主の佐藤さん
着用のTシャツには、店舗から見える山々や「MINARI」のMとNをイメージしたロゴがワンポイントに

店舗改装とイタリア製のレバー式エスプレッソマシンの導入へ

開店から約1年が経った2023年、佐藤さんはエスプレッソ発祥の地でありカフェ文化が人々の生活に深く根付く、イタリアのナポリを訪れました。

ナポリではエスプレッソを淹れるのに今でもレバーマシンが使われている、と言われていた通り現在もイタリアではレバーマシンが多用されており、加えて、エスプレッソをサッと飲んでお店を後にする現地のスマートな文化に感銘を受けます。

帰国後、自分たちでもナポリの文化に近い形を再現できたらと思い、1カ月ほどの店内の改修工事を経て2024年7月にレバー式エスプレッソマシンの導入に至りました。

導入したマシンは、エスプレッソマシンメーカーとして有名な「FAEMA」の1958年製のヴィンテージ品で、これほどの古い品が国内で実際に稼働しているところは非常に少ないようです。

また、本場の味や雰囲気を再現するため、エスプレッソは店内にてイタリア製の専用カップで提供しており、イタリアでよく見られるバール形式のスタンドから正面に広がる田園風景を眺めながら楽しめます。

FAEMA製のレバー式エスプレッソマシン
FAEMA製のレバー式エスプレッソマシン
レバー式マシンでエスプレッソを抽出する佐藤さん
レバー式マシンでエスプレッソを抽出する佐藤さん
エスプレッソとクロワッサン
エスプレッソは、店内にてイタリア製の専用カップで提供しています
自家製焼き菓子も好評で、曜日限定のクロワッサンは人気の一品

コーヒーにはたくさんの種類、楽しみ方があることを多くの方に知ってもらいたい

最後に、MINARI COFFEEとしての今後の展望について佐藤さんに伺いました。

「コーヒーフェスなどのイベントが全国的に大盛況で、コーヒーという文化は着実に広がっていると思います。わくわくしながらコーヒーの銘柄を選んで楽しむきっかけづくりや発信によって、コーヒーにはたくさんの種類、楽しみ方があるということをより多くの方に知ってもらいたいと思っています。

カフェ文化の本場イタリアの人々は1日に何度もカフェを利用するそうですが、MINARI COFFEEでもありがたいことに1日に2度、3度と来店されるお客様がいらっしゃいます。
お客様が気持ちを切り替えたり、ひと休みできたり、そんな場所になれたらいいなと思っています。
また、お店は気になってはいたけどなかなか入れなった、というお客様にも気軽に立ち寄っていただき、当店のコーヒーや焼き菓子を楽しんでいただけたら嬉しいです。」と話す佐藤さん。コーヒーへのこだわりだけでなく、普段からお客さんとのコミュニケーションも大事にされていることが伺え、取材の日も店内は好みのコーヒーで一服するお客さんで賑わっていました。

ヴィンテージのエスプレッソマシンで本場イタリアの味を楽しんだり、好みのコーヒーを探しにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

コーヒーと田園風景

店舗情報

住所:花巻市石鳥谷町南寺林第5地割151-15

営業日:10時~18時30分 ※祝日・土・日曜日は18時まで

定休日:水・木曜日

駐車場:敷地内の駐車場をご利用ください

その他:下記リンクのInstagramアカウントにて休みやイベントの情報について発信しています。

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