花巻の遺跡「不動Ⅱ遺跡」

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ページ番号1002068  更新日 平成31年2月22日

不動Ⅱ遺跡

ふどうに いせき

基本データ

所在地

花巻市不動町一丁目・二丁目、諏訪町一丁目・二丁目

不動2遺跡位置図

時代

縄文・古代・中世・近世

出土遺物

縄文土器・石器・土師器(はじき)・須恵器(すえき)・金属製品・陶磁器

出土遺構

竪穴住居(たてあなじゅうきょ)跡・堀

報告書名

平成2年度花巻市内遺跡詳細分布調査報告書
不動Ⅱ遺跡 第4次発掘調査報告書
不動Ⅱ遺跡 第5次発掘調査報告書
不動Ⅱ遺跡 第6~9次発掘調査報告書
不動Ⅱ遺跡 第10~13次発掘調査報告書
不動Ⅱ遺跡 第14次発掘調査報告書
不動Ⅱ遺跡 第15~16、18~21次発掘調査報告書
平成11年度花巻市内遺跡発掘調査報告書

解説

不動Ⅱ(ふどう に)遺跡では、隣の不動Ⅰ遺跡と同じく、今から約3,000~2,300年前の縄文時代(じょうもんじだい)晩期(ばんき)と約1,200~1,100年前の平安(へいあん)時代のムラの跡(あと)がみつかりました。また、約200年前の江戸(えど)時代の陶磁器(とうじき)もたくさん発見されました。
平安時代の家は四角形をしており、竪穴住居(たてあなじゅうきょ)跡と呼ばれます。床が周囲の地面よりも一段掘(ほ)り下げられ、壁側(かべがわ)には火をたいて調理(ちょうり)をしたカマドがついています。竪穴住居跡からは当時の食器である土師器(はじき)や須恵器(すえき)と呼ばれる土器などが出土しました。
不動遺跡一帯は、宮野目(みやのめ)の似内(にたない)地区と並び、市内でも代表的な平安時代のムラの場所なのです。

写真:不動2遺跡1
平成8年度調査 竪穴住居跡
写真:不動2遺跡2
平成8年度調査 須恵器坏(すえき つき)(左)と、平成10年度調査 土師器坏(はじき つき)(右)

不動2遺跡シート1

不動2遺跡シート2

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〒028-3203 岩手県花巻市大迫町大迫第3地割39番地1
電話:0198-29-4567 ファクス:0198-48-3001
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