花巻の遺跡「不動Ⅰ遺跡」

不動Ⅰ遺跡

ふどう いち いせき

基本データ

所在地

花巻市不動町二丁目・諏訪町二丁目

時代

縄文・古代

出土遺物

縄文土器・石器・土師器(はじき)・須恵器(すえき)

出土遺構

竪穴住居(たてあなじゅうきょ)跡・埋設土器(まいせつどき)遺構

報告書名

平成2年度花巻市内遺跡詳細分布調査報告書
平成7年度花巻市内遺跡発掘調査報告書
不動Ⅰ遺跡 第6～8次発掘調査報告書
賃貸住宅建設関連遺跡発掘調査報告書 不動Ⅰ遺跡

解説

不動Ⅰ(ふどう いち)遺跡は市内の南部、北上川との合流点近く、豊沢川の南側に広がる台地上にあります。これまでの発掘調査では、今から約3,000～2,300年前の縄文時代(じょうもんじだい)晩期(ばんき)の土器を埋(う)めた跡(あと)や石で囲(かこ)った炉(ろ)跡が多く見つかっていて、当時のお祈りに関わる跡や住まいの跡とみられています。遮光器(しゃこうき)土偶(どぐう)や亀形(かめがた)土製品など、この時代に特有のモノも出土しています。また、今から約1,200～1,100年前の平安時代のカマドがつく四角形の竪穴住居(たてあなじゅうきょ)跡も数棟(とう)みつかっています。

• 不動Ⅰ遺跡シート01 （PDF 35.5MB）
• 不動Ⅰ遺跡シート02 （PDF 5.9MB）