花巻の遺跡「清水屋敷2遺跡」
清水屋敷2遺跡
遺跡の概要
所在地
花巻市東和町安俵11区
時代
縄文・平安
出土遺物
縄文時代 縄文土器・土製品・石器・石製品・剥片
平安時代 土師器・須恵器
出土遺構
縄文時代 配石遺構・埋設土器・剥片埋納遺構・墓壙・石囲い炉
平安時代 住居跡
報告書
- 清水屋敷2遺跡発掘調査報告書-縄文編-(平成14年度)
- 清水屋敷2遺跡発掘調査報告書-平安編-(平成14年度)
解説
清水屋敷2遺跡は、JR釜石線土沢駅から西へ約700メートル離れた水田地帯にあります。
この遺跡は、砂利採取の届けが出されたことによって調査が行われました。調査では、約4,000年前の縄文時代後期前半の配石遺構(ストーンサークル)がいくつか発見されたほかに、埋設土器(地中に埋めた土器)や墓壙(ぼこう)(墓穴)などが見つかっており、お祈りやお祭りに関係した特別な場所ではないかと考えられています。
遺物は縄文土器、土偶などの土製品、石器、石製品などが出土しています。
この遺跡では縄文時代の住居跡は発見されていませんが、17基の石囲い炉が見つかっており、当時の人々の活動の痕跡が認められます。
一方、平安時代では、住居跡が4棟発見され、遺物は土師器(はじき)、須恵器(すえき)が出土しています。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
花巻市総合文化財センター
〒028-3203 岩手県花巻市大迫町大迫第3地割39番地1
電話:0198-29-4567 ファクス:0198-48-3001
花巻市総合文化財センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。